有価証券報告書-第21期(令和2年10月1日-令和3年9月30日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、内外における新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあるものの、企業収益や業況感は全体として改善を続けており、基調としては持ち直してきております。
当社グループを取り巻く事業環境については、新型コロナウイルス感染症の影響によりライフスタイルが大きく変容し、ゲームをはじめとするエンターテインメント市場は拡大傾向が継続しております。また、ネットワークを介したコミュニケーションが広く浸透し、メタバースと呼ばれる仮想空間が注目を集めるなど、音声・映像を活用したオンラインサービスは新しい潮流が生まれてきております。Web動画関連市場も、コロナ禍で大きく成長しており、ECやWebサイトにおける動画の需要は拡大しております。
これらの状況下、当社グループは、今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力いたしました。
当連結会計年度の業績は、売上高2,892,550千円(前期比23.1%増)、営業利益284,463千円(前期比37.8%減)、経常利益335,728千円(前期比26.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益199,702千円(前期比46.6%減)となりました。
セグメント毎の経営成績は、次のとおりであります。
(ゲーム事業)
当社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上は、スマホF2P向けが堅調に推移したものの、第4四半期に見込んでいた大手顧客からの一括ライセンス契約が次期に先送りとなったこと等により、減少いたしました。一方、海外向けは、中国市場でCRIWAREの認知度が向上し、CRIWAREのライセンス売上が増加するとともに、サウンド制作や音声収録などのコンテンツ制作案件も好調に推移いたしました。株式会社ツーファイブは、中国現地法人との営業連携等により、海外向け案件の受注が増加いたしました。なお、前第4四半期より損益計算書を連結した株式会社アールフォース・エンターテインメントにつきましては、当連結会計年度は通年で寄与し増加いたしました。当セグメントの売上高は2,155,398千円(前期比26.2%増)、セグメント利益は324,464千円(前期比24.9%減)となりました。
(エンタープライズ事業)
組込み分野は、モビリティ向けが好調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症の影響でカラオケの開発案件が軒並み延伸したこと、前期にあった一括ライセンス売上がなくなったこと等により、減少いたしました。新規分野は、デジタル展示会プラットフォーム「CRI DXExpo(シーアールアイ ディーエックスエキスポ)」の新規受注獲得に加え、クリニック向け開発案件が完了し、売上計上となったこと等により増加いたしました。当セグメントの売上高は737,152千円(前期比14.9%増)、セグメント損失は40,000千円(前期は24,858千円のセグメント利益)となりました。
② 財政状態の状況
(資産の部)
当連結会計年度の資産の部は、前連結会計年度末に比べて295,599千円増加し、5,532,311千円となりました。これは主に、「売掛金」の減少(前連結会計年度末に比べて71,824千円の減少)、「有価証券」の減少(前連結会計年度末に比べて101,269千円の減少)及び「仕掛品」の減少(前連結会計年度末に比べて63,911千円の減少)があった一方、「現金及び預金」の増加(前連結会計年度末に比べて548,266千円の増加)によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度の負債の部は、前連結会計年度末に比べて15,070千円増加し、1,570,582千円となりました。これは主に、「1年以内償還予定の転換社債型新株予約権付社債」の減少(前連結会計年度末に比べて1,019,900千円の減少)及び「買掛金」の減少(前連結会計年度末に比べて28,505千円の減少)があった一方、「転換社債型新株予約権付社債」の増加(前連結会計年度末に比べて1,000,000千円の増加)、「未払法人税等」の増加(前連結会計年度末に比べて31,095千円の増加)及び「その他流動負債」の増加(前連結会計年度末に比べて24,455千円の増加)によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度の純資産の部は、前連結会計年度末に比べて280,529千円増加し、3,961,729千円となりました。これは主に、新株予約権の行使による「資本金」及び「資本準備金」の増加(前連結会計年度末に比べてそれぞれ26,478千円の増加)及び「親会社株主に帰属する当期純利益」の計上による「利益剰余金」の増加(前連結会計年度末に比べて199,702千円の増加)によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ543,587千円増加し、3,893,554千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得た資金は546,151千円(前連結会計年度は445,642千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上291,002千円及び売上債権の減少額73,585千円及び減価償却費の計上121,945千円並びにたな卸資産の減少額63,342千円の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は39,878千円(前連結会計年度は133,102千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により支出45,841千円及び無形固定資産の取得による支出144,700千円並びに敷金及び保証金の差入による支出65,312千円の資金の減少要因があった一方、有価証券の償還よる収入216,399千円の資金の増加要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得た資金は32,070千円(前連結会計年度は146,602千円の獲得)となりました。これは主に、転換社債の償還による支出1,019,900千円の資金の減少要因があった一方、新株予約権付社債の発行による収入1,000,000千円及び新株予約権の行使による株式の発行による収入51,970千円の資金の増加要因があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、「ミドルウェア事業」の単一セグメントでありましたが、新たに連結子会社が加わったことから事業区分及び事業活動の実態を適切に表すとともに、事業内容を明瞭に表示する目的で、前連結会計年度より、報告セグメントの区分を「ゲーム事業」「エンタープライズ事業」に変更しております。また、当社グループは、ミドルウェア使用許諾及びサポートによる売上が主でありますが、生産、受注という概念と馴染まないため、下記の表には受託売上について、記載しております。
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績を分野ごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注状況
当連結会計年度の受注状況を分野ごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績を分野ごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確定性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。この連結財務諸表の作成にあたる重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 「当連結会計年度の経営成績等」及び「セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況」に関する認識及び分析・検討内容
(売上高)
ゲーム事業においては、国内スマホ向け売上が堅調に推移したことに加え、中国でのCRIWAREのライセンス売上及びコンテンツ制作案件が大幅に拡大及びアールフォース・エンターテインメント社が当期は通年で寄与したことで前期比増収を達成しました。またエンタープライズ事業においても、デジタル展示会プラットフォーム収入やクリニック向け開発案件の検収完了により前期比増収の結果、売上高は2,892,550千円(前連結会計年度比23.1%増)となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は1,430,085千円(前連結会計年度比50.9%増)となりました。これは主に、ゲーム事業における連結子会社の増加により労務費及び外注費が増加したことによるものであります。この結果、売上総利益は1,462,465千円(前連結会計年度比4.3%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は1,178,001千円(前連結会計年度比24.7%増)となりました。これは主に、ゲーム事業における連結子会社の増加により人件費が増加したことによるものであります。なお、当連結会計年度における研究開発費は73,973千円(前連結会計年度比3.8%増)となりました。この結果、営業利益は284,463千円(前連結会計年度比37.8%減)となりました。
(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
営業外収益は、主として補助金収入及び受取配当金等により57,456千円(前連結会計年度比460.8%増)となり、営業外費用は、主として社債発行費等により6,191千円(前連結会計年度比35.0%減)となり、この結果、経常利益は335,728千円(前連結会計年度比26.7%減)となりました。
(特別損失及び税金等調整前当期純利益)
特別損失は、固定資産圧縮損及び減損損失により44,725千円(前連結会計年度は該当なし)となり、この結果、税金等調整前当期純利益は291,002千円(前連結会計年度比41.4%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金費用は、82,386千円(前連結会計年度比32.9%減)となり、この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は199,702千円(前連結会計年度比46.6%減)となりました。
b. 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループにおける中長期的な事業拡大と企業価値向上のために必要な資金需要の主なものは、人件費等の原価、販売費及び一般管理費の営業費用及び研究開発費であり、自己資金により賄っております。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの主な増減要因につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」欄に記載のとおりであります。
c. 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、中長期的な事業拡大と企業価値向上をめざしており、売上高の持続的な成長と20%程度の営業利益率を重要な経営指標としております。
当連結会計年度は、売上高2,892,550千円(前期比23.1%増)、営業利益284,463千円(営業利益率9.8%)となりました。売上高は4期連続の増収となったものの、営業利益率は子会社やエンタープライズ事業の赤字が影響し、悪化いたしました。引き続き、子会社とエンタープライズ事業の収益改善に取り組み、20%程度の営業利益率をめざしてまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、内外における新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあるものの、企業収益や業況感は全体として改善を続けており、基調としては持ち直してきております。
当社グループを取り巻く事業環境については、新型コロナウイルス感染症の影響によりライフスタイルが大きく変容し、ゲームをはじめとするエンターテインメント市場は拡大傾向が継続しております。また、ネットワークを介したコミュニケーションが広く浸透し、メタバースと呼ばれる仮想空間が注目を集めるなど、音声・映像を活用したオンラインサービスは新しい潮流が生まれてきております。Web動画関連市場も、コロナ禍で大きく成長しており、ECやWebサイトにおける動画の需要は拡大しております。
これらの状況下、当社グループは、今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力いたしました。
当連結会計年度の業績は、売上高2,892,550千円(前期比23.1%増)、営業利益284,463千円(前期比37.8%減)、経常利益335,728千円(前期比26.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益199,702千円(前期比46.6%減)となりました。
セグメント毎の経営成績は、次のとおりであります。
(ゲーム事業)
当社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上は、スマホF2P向けが堅調に推移したものの、第4四半期に見込んでいた大手顧客からの一括ライセンス契約が次期に先送りとなったこと等により、減少いたしました。一方、海外向けは、中国市場でCRIWAREの認知度が向上し、CRIWAREのライセンス売上が増加するとともに、サウンド制作や音声収録などのコンテンツ制作案件も好調に推移いたしました。株式会社ツーファイブは、中国現地法人との営業連携等により、海外向け案件の受注が増加いたしました。なお、前第4四半期より損益計算書を連結した株式会社アールフォース・エンターテインメントにつきましては、当連結会計年度は通年で寄与し増加いたしました。当セグメントの売上高は2,155,398千円(前期比26.2%増)、セグメント利益は324,464千円(前期比24.9%減)となりました。
(エンタープライズ事業)
組込み分野は、モビリティ向けが好調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症の影響でカラオケの開発案件が軒並み延伸したこと、前期にあった一括ライセンス売上がなくなったこと等により、減少いたしました。新規分野は、デジタル展示会プラットフォーム「CRI DXExpo(シーアールアイ ディーエックスエキスポ)」の新規受注獲得に加え、クリニック向け開発案件が完了し、売上計上となったこと等により増加いたしました。当セグメントの売上高は737,152千円(前期比14.9%増)、セグメント損失は40,000千円(前期は24,858千円のセグメント利益)となりました。
② 財政状態の状況
(資産の部)
当連結会計年度の資産の部は、前連結会計年度末に比べて295,599千円増加し、5,532,311千円となりました。これは主に、「売掛金」の減少(前連結会計年度末に比べて71,824千円の減少)、「有価証券」の減少(前連結会計年度末に比べて101,269千円の減少)及び「仕掛品」の減少(前連結会計年度末に比べて63,911千円の減少)があった一方、「現金及び預金」の増加(前連結会計年度末に比べて548,266千円の増加)によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度の負債の部は、前連結会計年度末に比べて15,070千円増加し、1,570,582千円となりました。これは主に、「1年以内償還予定の転換社債型新株予約権付社債」の減少(前連結会計年度末に比べて1,019,900千円の減少)及び「買掛金」の減少(前連結会計年度末に比べて28,505千円の減少)があった一方、「転換社債型新株予約権付社債」の増加(前連結会計年度末に比べて1,000,000千円の増加)、「未払法人税等」の増加(前連結会計年度末に比べて31,095千円の増加)及び「その他流動負債」の増加(前連結会計年度末に比べて24,455千円の増加)によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度の純資産の部は、前連結会計年度末に比べて280,529千円増加し、3,961,729千円となりました。これは主に、新株予約権の行使による「資本金」及び「資本準備金」の増加(前連結会計年度末に比べてそれぞれ26,478千円の増加)及び「親会社株主に帰属する当期純利益」の計上による「利益剰余金」の増加(前連結会計年度末に比べて199,702千円の増加)によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ543,587千円増加し、3,893,554千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得た資金は546,151千円(前連結会計年度は445,642千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上291,002千円及び売上債権の減少額73,585千円及び減価償却費の計上121,945千円並びにたな卸資産の減少額63,342千円の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は39,878千円(前連結会計年度は133,102千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により支出45,841千円及び無形固定資産の取得による支出144,700千円並びに敷金及び保証金の差入による支出65,312千円の資金の減少要因があった一方、有価証券の償還よる収入216,399千円の資金の増加要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得た資金は32,070千円(前連結会計年度は146,602千円の獲得)となりました。これは主に、転換社債の償還による支出1,019,900千円の資金の減少要因があった一方、新株予約権付社債の発行による収入1,000,000千円及び新株予約権の行使による株式の発行による収入51,970千円の資金の増加要因があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、「ミドルウェア事業」の単一セグメントでありましたが、新たに連結子会社が加わったことから事業区分及び事業活動の実態を適切に表すとともに、事業内容を明瞭に表示する目的で、前連結会計年度より、報告セグメントの区分を「ゲーム事業」「エンタープライズ事業」に変更しております。また、当社グループは、ミドルウェア使用許諾及びサポートによる売上が主でありますが、生産、受注という概念と馴染まないため、下記の表には受託売上について、記載しております。
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績を分野ごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 当連結会計年度(千円) (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | 前年同期比(%) |
| ゲーム事業 | 877,637 | +87.3 |
| エンタープライズ事業 | 420,131 | +36.4 |
| 合計 | 1,297,768 | +67.1 |
(注) 1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注状況
当連結会計年度の受注状況を分野ごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| ゲーム事業 | 848,252 | +71.7 | ― | △100.0 |
| エンタープライズ事業 | 288,195 | △31.7 | 6,600 | △95.2 |
| 合計 | 1,136,447 | 24.1 | 6,600 | △96.1 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績を分野ごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 当連結会計年度(千円) (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | 前年同期比(%) |
| ゲーム事業 | 2,155,398 | +26.2 |
| エンタープライズ事業 | 737,152 | +14.9 |
| 合計 | 2,892,550 | +23.1 |
(注) 1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年10月1日 至 2020年9月30日) | 当連結会計年度 (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社セガ | 160,362 | 6.8 | 158,001 | 5.5 |
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確定性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。この連結財務諸表の作成にあたる重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 「当連結会計年度の経営成績等」及び「セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況」に関する認識及び分析・検討内容
(売上高)
ゲーム事業においては、国内スマホ向け売上が堅調に推移したことに加え、中国でのCRIWAREのライセンス売上及びコンテンツ制作案件が大幅に拡大及びアールフォース・エンターテインメント社が当期は通年で寄与したことで前期比増収を達成しました。またエンタープライズ事業においても、デジタル展示会プラットフォーム収入やクリニック向け開発案件の検収完了により前期比増収の結果、売上高は2,892,550千円(前連結会計年度比23.1%増)となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は1,430,085千円(前連結会計年度比50.9%増)となりました。これは主に、ゲーム事業における連結子会社の増加により労務費及び外注費が増加したことによるものであります。この結果、売上総利益は1,462,465千円(前連結会計年度比4.3%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は1,178,001千円(前連結会計年度比24.7%増)となりました。これは主に、ゲーム事業における連結子会社の増加により人件費が増加したことによるものであります。なお、当連結会計年度における研究開発費は73,973千円(前連結会計年度比3.8%増)となりました。この結果、営業利益は284,463千円(前連結会計年度比37.8%減)となりました。
(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
営業外収益は、主として補助金収入及び受取配当金等により57,456千円(前連結会計年度比460.8%増)となり、営業外費用は、主として社債発行費等により6,191千円(前連結会計年度比35.0%減)となり、この結果、経常利益は335,728千円(前連結会計年度比26.7%減)となりました。
(特別損失及び税金等調整前当期純利益)
特別損失は、固定資産圧縮損及び減損損失により44,725千円(前連結会計年度は該当なし)となり、この結果、税金等調整前当期純利益は291,002千円(前連結会計年度比41.4%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金費用は、82,386千円(前連結会計年度比32.9%減)となり、この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は199,702千円(前連結会計年度比46.6%減)となりました。
b. 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループにおける中長期的な事業拡大と企業価値向上のために必要な資金需要の主なものは、人件費等の原価、販売費及び一般管理費の営業費用及び研究開発費であり、自己資金により賄っております。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの主な増減要因につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」欄に記載のとおりであります。
c. 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、中長期的な事業拡大と企業価値向上をめざしており、売上高の持続的な成長と20%程度の営業利益率を重要な経営指標としております。
当連結会計年度は、売上高2,892,550千円(前期比23.1%増)、営業利益284,463千円(営業利益率9.8%)となりました。売上高は4期連続の増収となったものの、営業利益率は子会社やエンタープライズ事業の赤字が影響し、悪化いたしました。引き続き、子会社とエンタープライズ事業の収益改善に取り組み、20%程度の営業利益率をめざしてまいります。