四半期報告書-第9期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/05/14 13:43
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産の部)
当第1四半期連結累計期間末における総資産は766,471千円となり、前連結会計年度末に比べ314,656千円減少いたしました。これは主に、「現金及び預金」が164,569千円減少、「売掛金」が84,071千円減少、「商品」が46,517千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第1四半期連結累計期間末における負債は165,022千円となり、前連結会計年度末に比べ215,435千円減少いたしました。これは主に、「買掛金」が72,234千円減少、「1年内返済予定の長期借入金」が66,589千円減少、 「長期借入金」が23,467千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結累計期間末における純資産は601,449千円となり、前連結会計年度末に比べ99,220千円減少いたしました。これは主に、「親会社株主に帰属する四半期純損失」が94,634千円となったためであります。
② 経営成績の状況
当社グループは、メディア事業とストア事業の2種のセグメントを軸にビジネス展開しております。
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取りまく経営環境におきまして、新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響が懸念される中、当社メディア事業の主たる事業内容であるインターネット広告市場は、前年までの成長トレンドから一転して、他の媒体と同様に前年の水準を下回る状況となっております(注1)。一方、ストア事業の主たる商材に影響のあるスマートフォン端末につきましては、買い替えサイクルの長期化等の理由により国内出荷台数が前年を下回る(注2)中、スマートフォンアクセサリー販売につきましても、厳しい市場環境になっております。
このような環境下において、当社としましては2020年1月に経営体制の変更を行い、事業面及び体制面の再構築を進めております。当社のメディア事業におきましては、「既存メディアの再構築」をテーマに、投資の再開を通じた運営基盤の強化に努めました。主な取り組みとして、まず、「AppBank.net」をメディアとして再定義し、成長戦略を策定することから開始いたしました。その中で、幹部人材の採用や社外パートナー企業との連携を進めつつ、コンテンツ投資、収益向上策の実施等も行ってまいりました。ストア事業におきましては、売上原価と販売費及び一般管理費の抑制を意識しつつ、取扱商材の拡充等を中心に売上の増加に努めました。
当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高313,182千円(前年同期比9.3%減)、営業損失41,177千円(前年同期は営業損失5,975千円)、経常損失42,245千円(前年同期は経常損失6,288千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失94,634千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失8,352千円)となりました。四半期純損失のうち56,906千円は、連結子会社でありました株式会社AppBank Store株式の譲渡損によるものです。
(注1)出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2020年2月確報版)
(注2)出所:一般社団法人電子情報技術産業協会「2020年2月携帯電話国内出荷実績」
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでおります。
(メディア事業)
メディア事業におきましては、サイト運営、スマートフォンアプリの開発・運営、インターネット動画配信、アドネットワーク運営及びこれらと連動する広告枠販売等の事業を行っております。
サイト運営では、中核メディアサイト「AppBank.net」、攻略サイト「パズドラ究極攻略」、「モンスト攻略」等を提供しております。
動画配信の分野では、「YouTube」及び「niconico」を通じて動画コンテンツの提供・公開を行っており、うちYouTubeでは、チャンネル登録者150万人強の「マックスむらいチャンネル」等を提供・公開しております。
営業面では、純広告収益、動画広告、アドネットワーク広告収益等が前年同期と比べて大きく減少いたしました。これは、前期に実施したコンテンツ投資の抑制及び制作体制の縮小によって、魅力的かつ安定的なコンテンツ制作に影響が出ており、動画の視聴回数が減少したこと、アドネットワークの広告単価が下落していることによるものです。また、前期に縮小した営業体制の強化も着手しましたが、安定的な稼働には至っておらず、営業活動の進捗は遅延しております。当四半期において、新たな経営体制のもと、事業再構築のための活動並びに投資を開始し、「AppBank.net」のPVが増加する等一定の成果が出てきております。
利益面では、売上の減少及び社員の退職に伴い、売上原価・販売費及び一般管理費ともに減少しておりますが、今後の事業再構築に必要であると判断し、幹部人材の採用並びに有力な社外パートナーとの連携等に投資を行いました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるセグメント合計では、売上高66,097千円(前年同期比49.3%減)、セグメント損失は44,705千円(前年同期はセグメント損失12,044千円)となりました。
(ストア事業)
ストア事業におきましては、「AppBank Store」のEコマースサイト及び店舗においてスマートフォンアクセサリーをはじめとするグッズの販売を行うとともに、スマートフォンユーザーのライフスタイルをより豊かにするために、iPhone修理等のサービスを展開しております。
営業面では、店舗事業において、新型コロナウイルスの影響による消費の減退や一部店舗の閉店並びに営業時間短縮等の影響により売上は減少いたしました。一方、Eコマースサイト事業は、前期に引き続き、機種依存しない顧客ニーズに合った幅広い商品の提供による需要喚起を行った結果、売上が増加いたしました。
利益面では、売上原価並びに販売費及び一般管理費の抑制に努めてまいりましたが、一部商品における売上原価と販売費及び一般管理費の増加等に伴い、営業利益率は低下いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるセグメント合計では、売上高254,274千円(前年同期比15.5%増)、セグメント利益は3,078千円(前年同期はセグメント利益5,618千円)となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間におきまして、当事業セグメントを担っておりました株式会社AppBank Storeの株式を譲渡し、連結の範囲から除外しております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(4) 事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社グループは、「1 事業等のリスク(継続企業の前提に関する重要事象等について)」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、以下の対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
① 事業収益の改善
前連結会計年度期から当第1四半期にかけて、不採算事業からの撤退や連結子会社であった株式会社AppBank Storeの株式譲渡による事業ポートフォリオの再編を実施いたしました。今後は、中核事業である「AppBank.net」、「マックスむらいチャンネル」を軸に既存メディアの再生、強化を行ってまいります。具体的には、「AppBank.net」を中核とした運営メディアのコンテンツ制作及び集客施策の強化、並びに収益性の向上によってサイトPVの増加を図り、純広告、アドネットワーク広告売上の拡大を目指します。コンテンツ制作においては、当社として注力すべきコンテンツの題材を整理し、題材ごとに制作チームの再編を行いました。各制作チームにおいて、企画・編集戦略を策定し、安定的な制作体制の構築を進めております。集客及び収益性の向上においては、社外パートナーの協力を得ながら、SEO等を中心とした施策の強化及び広告単価の向上を図ってまいります。また、これらの施策の効果をより高めるため、今期中に「AppBank.net」のリニューアルを予定しております。「マックスむらいチャンネル」等の動画チャンネルにおいては、社内外の制作スタッフ・出演者の採用を進め、動画の企画及び制作体制の強化を行っております。既存メディアの再生、強化と並行して、営業人員の採用や広告商品の企画を行い、営業体制の強化も図ってまいります。それによって、チャンネル視聴回数の増加を図り、純広告・動画広告売上の拡大を目指してまいります。
② 全社的な費用の適正化
事業成長のために必要な投資を行う一方で、効果的・効率的なコンテンツ制作原価の管理を継続します。併せて、現状の事業規模に見合った組織並びに業務の見直しを行い、販売費及び一般管理費の削減を図る方針です。
(5) 主要な設備
該当事項はありません。

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