四半期報告書-第9期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は643,659千円となり、前連結会計年度末に比べ437,468千円減少いたしました。これは主に、「現金及び預金」が350,625千円減少、「売掛金」が80,728千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債は103,202千円となり、前連結会計年度末に比べ277,255千円減少いたしました。これは主に、「買掛金」が71,361千円減少、「1年内返済予定の長期借入金」が121,827千円減少、「流動負債その他」が61,718千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は540,456千円となり、前連結会計年度末に比べ160,213千円減少いたしました。これは主に、「新株予約権」が3,090千円減少、並びに「親会社株主に帰属する四半期純損失」が156,216千円となったためであります。
② 経営成績の状況
当社グループは、主にメディア事業とストア事業の2種のセグメントを軸にビジネス展開しております。当第3四半期連結累計期間における当社グループを取りまく経営環境におきまして、新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響が懸念されております。当社メディア事業の主たる事業内容であるインターネット広告市場は、他の広告媒体同様に前年の水準を下回る状況が続くなか、緊急事態宣言の解除により、経済活動は再開されたものの、依然として景気の回復は鈍く、先行きは予断の許さない状況となっております(注)。一方で、スマートフォンアクセサリー販売につきましては、2020年3月18日付で当社連結子会社であった株式会社AppBank Storeの保有株式を全て譲渡したことにより、当四半期においてストア事業に係るセグメント売上の計上がなされておりません。
このような環境下において、当社グループは、中期的な成長戦略として「脱マックスむらいにおける収益構造」の確立を目指しております。そのために、「既存事業分野での成長と深耕」による収益の回復に努めてまいりました。メディア事業においては、前四半期に見直しを図ったコンテンツ制作体制を更に充実させ、「AppBank.net」、「マックスむらいチャンネル」を始めとする当社運営メディアのPV並びに視聴回数の増加を図りました。同時に、広告売上の増加を目指して純広告(BtoBタイアップ広告)営業の強化も行いました。「AppBank.net」のPV数などは、前年同期と比較して増加傾向にある一方、それらが売上の回復に繋がるまでは一定のタイムラグが発生することから、継続的な製造費用のコントロール及び販売管理費の圧縮を進めております。 販売費及び一般管理費においては、今後の業績拡大に向けた人材の採用等に投資を行った他、静岡県の山林の土地賃貸借に関わるコンサルティングフィー等の一時的な費用が発生しておりますが、経常的な支出については、第2四半期と比較して減少しております。
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高466,261千円(前年同期比53.5%減)、営業損失106,512千円(前年同期は営業損失14,949千円)、経常損失108,594千円(前年同期は経常損失15,440千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失156,216千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失17,139千円)となりました。
(注)出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2019年8月確報版)
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでおります。
(メディア事業)
メディア事業におきましては、サイト運営、スマートフォンアプリの開発・運営、インターネット動画配信、アドネットワーク運営及びこれらと連動する広告枠販売等のビジネスを行っております。
サイト運営では、中核メディアサイト「AppBank.net」、攻略サイト「パズドラ究極攻略」、「モンスト攻略」等を提供しております。
動画配信の分野では、「YouTube」及び「niconico」を通じて動画コンテンツの提供・公開を行っており、うちYouTubeでは、チャンネル登録者150万人強の「マックスむらいチャンネル」、「AppBankTV」等を提供・公開しております。
なお、当四半期では、「マックスむらいチャンネル」を「マックスむらい SEASON2」としてリニューアルすることを発表いたしました。「マックスむらい SEASON2」では新たに、静岡県の山を舞台に一から山を整備する様子や、山で育てた作物をもとにした特産品の開発など様々な企画を配信し、「AppBankTV」では「マックスむらい SEASON2」よりも企画色の薄い、山で過ごす日常に焦点をあてた動画を配信しております。これらの動画チャンネルでは、今後もより自由度が高く、魅力的な動画コンテンツを制作し、「地方密着型」ならではの企画や特産品の開発などを視聴者の方にお届けし、楽しんでいただけるように努めてまいります。
営業面では、純広告収益、動画広告、アドネットワーク広告収益等が前年同期と比べて大きく減少いたしました。これは、前期に実施したコンテンツ投資の抑制及び制作体制の縮小によって、魅力的かつ安定的なコンテンツ制作に影響が出ていたことから、新たな経営体制のもとでコンテンツ制作体制の強化を図っておりますが、前年同期と比較し動画の視聴回数の回復が遅れていること、また、主に前半期までのアドネットワークの広告単価が下落していること等によるものです。純広告については、前期に営業体制を縮小していたことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響等で前四半期に十分な営業活動を行うことができなかったことが影響いたしました。一方、当四半期においては、前四半期に引き続き事業再構築のための活動並びに投資を行った結果、「AppBank.net」のPV数は堅調に推移し、「マックスむらい SEASON2」へのリニューアル実施等、コンテンツ制作において一定の成果が表れてきております。このような「AppBank.net」のPV数の堅調な成長との継続的なコンテンツ制作活動を通じてメディア事業全体の収益性の改善を実現していく予定です。また、営業体制についても、戦略の見直しや新たな広告商品の企画 を行ったことで、徐々に営業活動の進捗が見られるようになりましたが、安定的な受注体制構築に向け、さらなる活動の見直しを行っております。
利益面では、継続的に製造費用のコントロール及び販売促進費の圧縮を進めました。その結果、売上総利益率において第2四半期と比較して一定の向上が見られました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント合計では、売上高217,794千円(前年同期比35.0%減)、セグメント損失106,745千円(前年同期はセグメント損失34,620千円)となりました。
(ストア事業)
ストア事業におきましては「AppBank Store」のEコマースサイト及び店舗においてスマートフォンアクセサリーをはじめとするグッズの販売を行うとともに、スマートフォンユーザーのライフスタイルをより豊かにするために、iPhone修理等のサービスを展開しております。しかし、第1四半期連結会計期間におきまして、当事業セグメントを構成しておりました株式会社AppBank Storeの株式を譲渡し、連結の範囲から除外しております。また、第2四半期連結会計期間において、テーマ株式会社を設立し、連結の範囲に含めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント合計では、売上高254,274千円(前年同期比62.9%減)、セグメント利益2,075千円(前年同期はセグメント利益18,320千円)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(4) 事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社グループは、「1 事業等のリスク(継続企業の前提に関する重要事象等について)」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、以下の対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
① 事業収益の改善
前連結会計年度から第1四半期にかけて、不採算事業からの撤退や連結子会社であった株式会社AppBankStoreの株式譲渡による事業ポートフォリオの再編を実施いたしました。今後は、中核事業である「AppBank.net」、「マックスむらいチャンネル」を軸に既存メディアの再生、強化を行ってまいります。具体的には、「AppBank.net」を中核とした運営メディアのコンテンツ制作及び集客施策の強化、並びに収益性の向上によってサイトPVの増加を図り、純広告、アドネットワーク広告売上の拡大を目指します。コンテンツ制作においては、当社として注力すべきコンテンツの題材を整理し、題材ごとに制作チームの再編を行いました。各制作チームにおいて、企画・編集戦略を策定し、安定的な制作体制の構築を進めております。集客及び収益性の向上においては、社外パートナーの協力を得ながら、SEO等を中心とした施策の強化及び広告単価の向上を図ってまいります。また、これらの施策の効果をより高めるため、今期中に「AppBank.net」のリニューアルを予定しております。「マックスむらいチャンネル」等の動画チャンネルにおいては、社内外の制作スタッフ・出演者の採用を進め、動画の企画及び制作体制の強化を行っております。既存メディアの再生、強化と並行して、営業人員の採用や広告商品の企画を行い、営業体制の強化も図ってまいります。それによって、チャンネル視聴回数の増加を図り、純広告・動画広告売上の拡大を目指してまいります。
② 営業費用の削減
事業成長のために必要な投資を行う一方で、効果的・効率的なコンテンツ制作原価の管理を継続します。併せて、現状の事業規模に見合った組織並びに業務の見直しを行い、販売費及び一般管理費の削減を図る方針です。
(5) 主要な設備
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は643,659千円となり、前連結会計年度末に比べ437,468千円減少いたしました。これは主に、「現金及び預金」が350,625千円減少、「売掛金」が80,728千円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債は103,202千円となり、前連結会計年度末に比べ277,255千円減少いたしました。これは主に、「買掛金」が71,361千円減少、「1年内返済予定の長期借入金」が121,827千円減少、「流動負債その他」が61,718千円減少したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は540,456千円となり、前連結会計年度末に比べ160,213千円減少いたしました。これは主に、「新株予約権」が3,090千円減少、並びに「親会社株主に帰属する四半期純損失」が156,216千円となったためであります。
② 経営成績の状況
当社グループは、主にメディア事業とストア事業の2種のセグメントを軸にビジネス展開しております。当第3四半期連結累計期間における当社グループを取りまく経営環境におきまして、新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響が懸念されております。当社メディア事業の主たる事業内容であるインターネット広告市場は、他の広告媒体同様に前年の水準を下回る状況が続くなか、緊急事態宣言の解除により、経済活動は再開されたものの、依然として景気の回復は鈍く、先行きは予断の許さない状況となっております(注)。一方で、スマートフォンアクセサリー販売につきましては、2020年3月18日付で当社連結子会社であった株式会社AppBank Storeの保有株式を全て譲渡したことにより、当四半期においてストア事業に係るセグメント売上の計上がなされておりません。
このような環境下において、当社グループは、中期的な成長戦略として「脱マックスむらいにおける収益構造」の確立を目指しております。そのために、「既存事業分野での成長と深耕」による収益の回復に努めてまいりました。メディア事業においては、前四半期に見直しを図ったコンテンツ制作体制を更に充実させ、「AppBank.net」、「マックスむらいチャンネル」を始めとする当社運営メディアのPV並びに視聴回数の増加を図りました。同時に、広告売上の増加を目指して純広告(BtoBタイアップ広告)営業の強化も行いました。「AppBank.net」のPV数などは、前年同期と比較して増加傾向にある一方、それらが売上の回復に繋がるまでは一定のタイムラグが発生することから、継続的な製造費用のコントロール及び販売管理費の圧縮を進めております。 販売費及び一般管理費においては、今後の業績拡大に向けた人材の採用等に投資を行った他、静岡県の山林の土地賃貸借に関わるコンサルティングフィー等の一時的な費用が発生しておりますが、経常的な支出については、第2四半期と比較して減少しております。
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高466,261千円(前年同期比53.5%減)、営業損失106,512千円(前年同期は営業損失14,949千円)、経常損失108,594千円(前年同期は経常損失15,440千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失156,216千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失17,139千円)となりました。
(注)出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2019年8月確報版)
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでおります。
(メディア事業)
メディア事業におきましては、サイト運営、スマートフォンアプリの開発・運営、インターネット動画配信、アドネットワーク運営及びこれらと連動する広告枠販売等のビジネスを行っております。
サイト運営では、中核メディアサイト「AppBank.net」、攻略サイト「パズドラ究極攻略」、「モンスト攻略」等を提供しております。
動画配信の分野では、「YouTube」及び「niconico」を通じて動画コンテンツの提供・公開を行っており、うちYouTubeでは、チャンネル登録者150万人強の「マックスむらいチャンネル」、「AppBankTV」等を提供・公開しております。
なお、当四半期では、「マックスむらいチャンネル」を「マックスむらい SEASON2」としてリニューアルすることを発表いたしました。「マックスむらい SEASON2」では新たに、静岡県の山を舞台に一から山を整備する様子や、山で育てた作物をもとにした特産品の開発など様々な企画を配信し、「AppBankTV」では「マックスむらい SEASON2」よりも企画色の薄い、山で過ごす日常に焦点をあてた動画を配信しております。これらの動画チャンネルでは、今後もより自由度が高く、魅力的な動画コンテンツを制作し、「地方密着型」ならではの企画や特産品の開発などを視聴者の方にお届けし、楽しんでいただけるように努めてまいります。
営業面では、純広告収益、動画広告、アドネットワーク広告収益等が前年同期と比べて大きく減少いたしました。これは、前期に実施したコンテンツ投資の抑制及び制作体制の縮小によって、魅力的かつ安定的なコンテンツ制作に影響が出ていたことから、新たな経営体制のもとでコンテンツ制作体制の強化を図っておりますが、前年同期と比較し動画の視聴回数の回復が遅れていること、また、主に前半期までのアドネットワークの広告単価が下落していること等によるものです。純広告については、前期に営業体制を縮小していたことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響等で前四半期に十分な営業活動を行うことができなかったことが影響いたしました。一方、当四半期においては、前四半期に引き続き事業再構築のための活動並びに投資を行った結果、「AppBank.net」のPV数は堅調に推移し、「マックスむらい SEASON2」へのリニューアル実施等、コンテンツ制作において一定の成果が表れてきております。このような「AppBank.net」のPV数の堅調な成長との継続的なコンテンツ制作活動を通じてメディア事業全体の収益性の改善を実現していく予定です。また、営業体制についても、戦略の見直しや新たな広告商品の企画 を行ったことで、徐々に営業活動の進捗が見られるようになりましたが、安定的な受注体制構築に向け、さらなる活動の見直しを行っております。
利益面では、継続的に製造費用のコントロール及び販売促進費の圧縮を進めました。その結果、売上総利益率において第2四半期と比較して一定の向上が見られました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント合計では、売上高217,794千円(前年同期比35.0%減)、セグメント損失106,745千円(前年同期はセグメント損失34,620千円)となりました。
(ストア事業)
ストア事業におきましては「AppBank Store」のEコマースサイト及び店舗においてスマートフォンアクセサリーをはじめとするグッズの販売を行うとともに、スマートフォンユーザーのライフスタイルをより豊かにするために、iPhone修理等のサービスを展開しております。しかし、第1四半期連結会計期間におきまして、当事業セグメントを構成しておりました株式会社AppBank Storeの株式を譲渡し、連結の範囲から除外しております。また、第2四半期連結会計期間において、テーマ株式会社を設立し、連結の範囲に含めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント合計では、売上高254,274千円(前年同期比62.9%減)、セグメント利益2,075千円(前年同期はセグメント利益18,320千円)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(4) 事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社グループは、「1 事業等のリスク(継続企業の前提に関する重要事象等について)」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、以下の対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
① 事業収益の改善
前連結会計年度から第1四半期にかけて、不採算事業からの撤退や連結子会社であった株式会社AppBankStoreの株式譲渡による事業ポートフォリオの再編を実施いたしました。今後は、中核事業である「AppBank.net」、「マックスむらいチャンネル」を軸に既存メディアの再生、強化を行ってまいります。具体的には、「AppBank.net」を中核とした運営メディアのコンテンツ制作及び集客施策の強化、並びに収益性の向上によってサイトPVの増加を図り、純広告、アドネットワーク広告売上の拡大を目指します。コンテンツ制作においては、当社として注力すべきコンテンツの題材を整理し、題材ごとに制作チームの再編を行いました。各制作チームにおいて、企画・編集戦略を策定し、安定的な制作体制の構築を進めております。集客及び収益性の向上においては、社外パートナーの協力を得ながら、SEO等を中心とした施策の強化及び広告単価の向上を図ってまいります。また、これらの施策の効果をより高めるため、今期中に「AppBank.net」のリニューアルを予定しております。「マックスむらいチャンネル」等の動画チャンネルにおいては、社内外の制作スタッフ・出演者の採用を進め、動画の企画及び制作体制の強化を行っております。既存メディアの再生、強化と並行して、営業人員の採用や広告商品の企画を行い、営業体制の強化も図ってまいります。それによって、チャンネル視聴回数の増加を図り、純広告・動画広告売上の拡大を目指してまいります。
② 営業費用の削減
事業成長のために必要な投資を行う一方で、効果的・効率的なコンテンツ制作原価の管理を継続します。併せて、現状の事業規模に見合った組織並びに業務の見直しを行い、販売費及び一般管理費の削減を図る方針です。
(5) 主要な設備
該当事項はありません。