四半期報告書-第16期第2四半期(令和1年6月1日-令和1年8月31日)

【提出】
2019/10/15 15:00
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,470,230千円となり、前連結会計年度末に比べ146,972千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が38,326千円増加、受取手形及び売掛金が52,683千円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ147,946千円増加して1,467,538千円となりました。これは有形固定資産が62,183千円増加、無形固定資産が90,516千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は1,351,394千円となり、前連結会計年度末に比べ194,881千円増加いたしました。これは主に前受金が248,200千円増加、支払手形及び買掛金が42,714千円減少したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ78,037千円減少して214,134千円となりました。これは長期借入金の返済によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,372,241千円となり、前連結会計年度末に比べ178,074千円増加いたしました。これは利益剰余金が168,710千円増加したことによるものであります。
b.経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年3月1日~2019年8月31日)につきましては、引き続きMT事業において『T-4OO』の販売が好調でした。これに伴い営業部門から管理部門まで全社的に大幅な増員を行い、今後の急速な業容拡大に向けた組織体制強化に取り組みました。
結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は1,935,744千円(前年同期比49.8%増)、営業利益は309,778千円(同274.9%増)、経常利益は310,918千円(同269.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は168,710千円(同176.1%増)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
①MT事業
MT事業におきましては、『T-4OO』の販売が引き続き好調に推移し、売上高は969,790千円(前年同期比197.5%増)となり、今後の急速な業容拡大に向けて営業部門から管理部門まで全体的に販売管理費も大幅に増加した結果、セグメント利益は134,102千円(前年同期比624.0%増)となりました。
②HT事業
HT事業におきましては、売上高は740,358千円(前年同期比8.4%減)となりましたが、主に管理系の本社機能の見直しによる販売管理費の合理化により、セグメント利益は183,247千円(前年同期比54.4%増)となりました。
③クラウドソーシング事業
クラウドソーシング事業におきましては、売上高は225,595千円(前年同期比42.4%増)となり、管理系の本社機能を削減する等の販売管理費の合理化に取り組んだ結果、セグメント利益は22,514千円(前年同期比93.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、889,308千円となり、前連結会計年度末に比べ37,496千円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは517,158千円の収入(前年同期は348,103千円の収入)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上273,208千円、減価償却費の計上180,206千円、のれん償却額の計上10,631千円、前受金の増加額248,200千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは366,551千円の支出(前年同期は241,780千円の支出)となりました。
これは主に、無形固定資産の取得による支出239,739千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは113,482千円の支出(前年同期は128,688千円の支出)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出115,470千円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
第1四半期より、MT事業における文書翻訳の精度についてのさらなるブレイクスルーのためのAI技術の調査と研究、及び音声でリアルタイム通訳を行うウエアラブルデバイス『T-4PO』開発のための基礎的な要素技術についての研究開発を開始しました。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の総額は、3,168千円であります。