有価証券報告書-第49期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 15:00
【資料】
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【項目】
126項目

対処すべき課題

当社グループのコア事業領域であるエレクトロニクス業界におきましては、企業の海外生産の進展に伴って、製造から販売・物流に至るまで、国境を越えた水平分業化、アウトソーシング化の動きが益々進展しております。当社グループは、こうしたニーズに対して、「技術開発機能を併せ持つ、提案型受託製造サービス」- S-EMS(Solution-Electronics Manufacturing Service) - を活かして、最適なソリューションを提供していくとともに、「お客様から見てご満足頂けるQCDS(品質・価格・納期・サービス)」を全社的に展開して事業の拡大を図る所存です。そのために当社グループは、グローバル拠点ネットワークの充実と拠点間シナジー効果を追求し、下記の重点課題に取り組んでまいります。
① 欧米系、中華系顧客を主体とした新規ビジネスの開拓
② 車載機器等高度化する製品に対応した生産体制・生産技術の高度化による品質確保
③ LCAの導入や三票制の活用による更なる生産性向上
④ グローバル購買体制による調達力の強化
⑤ EMS事業におけるバリューチェーンの拡大
⑥ 基幹システム(SAP)とLCA設備との連動を主眼においたインダストリー4.0への対応