四半期報告書-第12期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 15:00
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間においては、引き続きCOVID-19の影響を受けつつも、医療や介護の提供体制を担う人材の不足や財源問題が継続したため、有効求人倍率は全産業平均と比較して数倍高い水準で推移いたしました。また、2020年4月10日付けで初診患者にもオンライン診療を時限的に認める事務連絡が発出されましたが、同年9月に菅政権が発足し、デジタル化推進策の1つとして、オンライン診療に関する時限的措置の恒久化も検討されております。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結累計期間において、人材プラットフォーム事業の売上高成長率は、COVID-19の発生前の水準まで回復し、増収となりました。また、医療プラットフォーム事業においても、オンライン診療システムの販売が堅調に推移したことに加え、調剤薬局向けシステムの順調な立ち上がりにより、引き続き増収となりました。売上高が伸長する一方で、事業規模拡大にむけて人材プラットフォーム事業におけるシステムの機能開発や人員増強等の継続成長投資のみならず、医療プラットフォーム事業における開発人員の増強を始めとした先行投資を積極的に実施しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,226,176千円(前年同期比42.2%増)、EBITDA647,668千円(前年同期比30.9%増)、営業利益541,311千円(前年同期比26.4%増)、経常利益552,404千円(前年同期比20.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は461,810千円(前年同期は四半期純損失38,100千円)となりました。
なお、人材プラットフォーム事業においては、当社グループのサービスを利用して入職した求職者が求人事業所に入職した日付を基準として売上高を計上しているため、一般的に年度の始まりとされている4月に入職が増え、同月に売上高が偏重する傾向があります。そのため、当社グループの業績は、第2四半期連結会計期間に売上高が偏重する傾向があります。
セグメントごとの業績を示すと、以下のとおりです。
なお、セグメント間取引消去額及び各セグメントに配賦されてない全社共通費用の総額は1,044,038千円(前年同期比62.6%増)です。
①人材プラットフォーム事業
当第3四半期連結累計期間においては、COVID-19の感染拡大を背景とした緊急事態宣言の発令の影響を受けましたが、同宣言解除以降に復調し、顧客事業所数が前連結会計年度末比13.6%増の207,000件を超えました。その一方で、掲載求人数は前連結会計年度末比5.0%減の192,000件強に留まりました。
また、利便性の向上に向けたサービスサイトの機能改善を継続的に実施したことに加え、従事者会員基盤のさらなる拡大に向けたTVCMを第1四半期会計期間に実施しました。
以上の結果、セグメント売上高は4,378,617千円(前年同期比37.3%増)、全社共通費用配賦前のセグメント利益(営業利益)は2,010,816千円(前年同期比32.9%増)となりました。
②医療プラットフォーム事業
当第3四半期連結累計期間においては、COVID-19感染拡大の防止策としてのオンライン診療への関心の高まりを背景に、クラウド診療支援システムCLINICSの利用医療機関数は堅調に増加したことに加え、2020年9月より調剤薬局向けシステムの「Pharms(ファームス)」の提供を正式に開始したことにより、医療プラットフォーム事業全体の利用医療機関数は前連結会計年度末比274%増の4,300件を突破しました。また、2019年3月に連結子会社化(完全子会社)した株式会社NaClメディカルは、従前と同様に、医事会計ソフトウェア「ORCA」の受託開発を担いました。さらに、2020年8月に子会社としてMEDS(メッズ)株式会社を設立し、製薬企業及び医療機器メーカー等のデジタル活用を支援するための活動を開始いたしました。加えて、「MEDLEY」においては、同年7月より専門家グループ、グーグル合同会社及び株式会社メディカルノートと、COVID-19に関する情報発信において連携を開始した他、継続的なコンテンツの更新及び拡充を実施しました。
以上の結果、セグメント売上高は766,458千円(前年同期比89.9%増)、全社共通費用配賦前のセグメント損失(営業損失)は362,917千円(前年同期は営業損失369,179千円)となりました。
なお、当該営業損失が発生している要因としては、クラウド診療支援システムCLINICSの新規利用医療機関の獲得や機能拡充に向けた成長投資に加え、調剤薬局向けシステムに関する先行投資の実施や他社電子カルテ資産等の取得費用を一括計上したこと等が挙げられます。
③新規開発サービス
当第3四半期連結累計期間においては、COVID-19の影響により「介護のほんね」は、第2四半期に引き続き施設見学の延期や施設側の受入制限等が継続しましたが、サイトリニューアルを含めたコンテンツ拡充及び紹介可能施設数の拡充のための積極的な営業活動を実施しました。
以上の結果、セグメント売上高は81,101千円(前年同期比2.9%減)、全社共通費用配賦前のセグメント損失(営業損失)は62,548千円(前年同期は営業損失73,198千円)となりました。
なお、当該営業損失が発生している要因としては、「介護のほんね」の最適な収益構造の確立に向けた投資を実施していることが挙げられます。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は11,516,420千円となり、前連結会計年度末に比べ6,760,843千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が6,514,753千円及び売掛金が147,308千円増加したことによるものであります。固定資産は702,845千円となり、前連結会計年度末に比べ64,663千円増加いたしました。これは主に有形固定資産が8,002千円及び無形固定資産が47,031千円増加したことによるものであります。繰延資産は44,840千円となり、前連結会計年度末に比べ38,110千円増加いたしました。
この結果、総資産は12,264,105千円となり、前連結会計年度末に比べ6,863,617千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,139,431千円となり、前連結会計年度末に比べ371,826千円増加いたしました。これは主に前受金が225,981千円、1年内返済予定の長期借入金が62,535千円及び未払消費税等が62,292千円増加したことによるものであります。固定負債は528,468千円となり、前連結会計年度末に比べ255,373千円増加いたしました。これは長期借入金が255,373千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は2,667,899千円となり、前連結会計年度末に比べ627,199千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は9,596,206千円となり、前連結会計年度末に比べ6,236,417千円増加いたしました。これは海外募集による株式発行や新株予約権の行使等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ2,887,305千円、利益剰余金が461,810千円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は43,431千円であります。

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