四半期報告書-第25期第3四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)

【提出】
2021/07/15 11:52
【資料】
PDFをみる
【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは、「すべての人を、創造する人に。」のミッションのもと、勤怠管理の高度化、勤務状況の可視化、経費精算等各種業務フローのデジタル化を1つのサービス内で実現し、クラウド環境を通してお客様に提供するERPのフロントウェア「TeamSpirit」並びに「TeamSpirit EX(注1)」を提供しております。
当社グループが提供するサービス領域における短期的な事業環境といたしましては、残業時間上限規制等を定めた「働き方改革関連法」(2019年4月施行)の中小企業への適用が2020年4月から開始されたことで、「勤怠管理」の高度化ニーズが高まりを見せています。さらに昨今、テレワーク等の多様な働き方に対応するため、労働時間の正確な把握だけでなく、仕事の見える化によるチームの活性化や非対面でのマネジメントの実現を可能にする「工数管理」への需要も高まっています。
中長期的な事業環境といたしましては、今後多くの企業において生産性向上に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)への取組みがさらに加速することが予想されます。特に大企業では、2000年頃に一斉導入されたERP並びに、それに付随したデータのエントリー機能を担う「勤怠システム」や「経費精算システム」といったERPのフロントウェアシステムのリプレース需要が高まっています。従来、これらのシステムは各社独自の仕様で構築されるケースが一般的でしたが、昨今は更新投資やシステム保守費をかけることなく最先端のサービスを利用することができるクラウドサービスへの関心が高まっています。当社グループは、このような大企業におけるDXニーズに応えるため、一部の大企業のお客様に先行販売中であった製品「TeamSpirit WSP」を「TeamSpirit EX」に名称変更し、2021年3月1日より本格販売を開始いたしました。
このような事業環境において、主力製品であるERPのフロントウェア「TeamSpirit」の新規顧客獲得活動を進めたことにより、GB/EBU(注2)企業を中心とした新規受注は引き続き堅調に推移しました。また、カスタマーサクセスの活動を通じてお客様の「働き方改革」を支援することにより、既存顧客の解約率は低位に推移し、さらに既存のお客様からの追加受注も好調に推移したことで、契約ライセンス数は313,822ライセンス、契約社数は1,491社となりました。
また、新型コロナウイルスの影響については、2021年4月に首都圏や関西圏等を対象に緊急事態宣言が再発令され、依然として経済環境は不透明な状況が続いております。当社グループにおいても、一部のお客様で導入プロジェクトの延伸等が発生しましたが、受注状況は比較的安定して推移しております。中長期的には、働き方の多様化や大企業のDXへの取組みの加速が追い風となり「TeamSpirit」並びに「TeamSpirit EX」の需要は増加していくものと考えております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるライセンス売上高は1,739百万円(前年同期比21.5%増)、プロフェッショナルサービス売上高は412百万円(同15.2%増)となり、売上高は合計で2,152百万円(同20.2%増)となりました。ライセンス売上高はGB/EBUセグメントが牽引し堅調に推移しました。プロフェッショナルサービス売上高は第2四半期に計上したスポットサポートの大口案件が寄与し前年同期比で増収となりました。営業利益は、「TeamSpirit EX」の本格販売に合わせて実施したマーケティング活動に伴う広告宣伝費並びに、採用費の増加により197百万円(同16.3%減)となりました。経常利益は連結子会社のTeamSpirit Singapore Pte.Ltd.における補助金収入があり202百万円(同15.2%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は144百万円(同27.6%増)となりました。
なお、当社グループはSaaS事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注1)TeamSpirit EX:2018年より一部の大企業のお客様に先行導入し機能拡張を行ってきた「TeamSpirit WSP(Workforce Success Platform)」を名称変更し、2021年3月1日より本格販売を開始したクラウドサービス。EXは、Enterprise Experience、Expansion、Extend、Exceedを連想させる略語。
(注2)GB/EBU:General Business/Enterprise Business Unit の略称、契約ライセンス数が500名以上の企業を表す。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は3,149百万円となり、前連結会計年度末から338百万円増加しました。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,747百万円となり、前連結会計年度末から300百万円増加しました。これは主に、現金及び預金の増加によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は402百万円となり、前連結会計年度末から38百万円増加しました。これは主に、投資その他の資産の増加によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,550百万円となり、前連結会計年度末から184百万円増加しました。これは主に、繰延収益の増加によるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債はありません。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,599百万円となり、前連結会計年度末から153百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員の状況
①連結会社の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの業容拡大に伴う採用により当社グループの従業員数は10名増加し122名になりました。
②提出会社の状況
当第3四半期累計期間において、業容拡大に伴う採用により当社の従業員数は13名増加し106名になりました。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。