四半期報告書-第8期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/10 14:21
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の第3波もあり、当社が想定していた以上に回復に時間を要し、縮小した経済活動が早期に戻る可能性は低く、依然として厳しい状況にあります。
情報サービス産業においても、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていますが、AIやデータ解析技術を活用したサービス開発需要は力強く中長期的な市場拡大は継続すると期待され、当社は実用的なAIシステム導入が加速していく市場の成長を見据え、『AIを中心とした統合型ソリューション企業』を目指しております。
このような状況のなか、既存顧客の深耕とともに新規顧客開拓を図り受注拡大に努めてまいりました。
また、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社とDX支援サービスにおける協力の開始、株式会社スマートウィルとのデジタル接客AIプラットフォーム「AICO」の提供開始、「架空送電線AI診断システム」の新たな電気事業者向け提供開始など、サブスクリプションサービスの充実を含めた取組を推進しております。
以上のとおり取組んできました結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高は、コロナ禍においても新規先の案件について、特に直近第3四半期は前年同期を上回る水準を獲得した一方で、既存先では一部の顧客企業の業績の先行き懸念などから案件の先送りや規模の縮小傾向が見られ944,400千円(前年同期比4.1%減)となりました。利益面では、急を要しない経費を抑制した一方で、事業強化を目的とした技術社員の増強や非対面での営業推進やデジタル技術等を用いてのマーケティングの強化を行った結果、営業利益4,143千円(前年同期比89.7%減)となりました。なお、経常利益は受取配当金等により21,688千円(前年同期比47.9%減)、四半期純利益は投資有価証券の売却益の計上等により159,243千円(前年同期比520.6%増)となりました。
なお各四半期(各三ヵ月間)では、以下のとおりとなっており、第2四半期会計期間以降では営業利益、経常利益、四半期純利益とも利益を確保しております。
第1四半期会計期間第2四半期会計期間第3四半期会計期間
売上高286,874千円315,294千円342,230千円
営業利益△31,316千円1,868千円33,592千円
経常利益△14,545千円1,931千円34,303千円
四半期純利益136,113千円211千円22,918千円

② 財政状態
当第3四半期会計期間末における資産合計は1,723,034千円と、前事業年度末に比べ232,935千円(前事業年度末1,955,969千円)減少、負債合計は164,206千円と、前事業年度末に比べ491,042千円(前事業年度末655,249千円)減少、純資産の残高は、前事業年度末に比べ258,107千円(前事業年度末1,300,720千円)増加し、1,558,827千円となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当社は、「新しい価値を創造し、変化をもたらす次世代のチャレンジャー」を経営ビジョンとして定めており、企業の行動規範となる「Compliance」と「CSR」や、当社の強みである「CoreCompetence」を武器として、新しい価値を見出す創造性を大切にする経営方針(TripleC+C)を定めています。
(中長期的な経営戦略)
新型コロナウイルス感染症は、経済活動全体に依然として大きなマイナス影響を及ぼしており、情報サービス産業も影響を受けております。一方で、このコロナ禍において、各企業はリモートワークなどの働き方改革の推進を加速するとともに、デジタル技術を取入れてビジネスモデルを変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI技術の活用にも大きな期待が高まっており、具体的なDXやAIサービスに対する投資が中期的に増加していくと考えております。
今後、AI関連技術はITにおける要素技術の一つとして様々なシステムに組み込まれることから、大企業を中心に、本格的なAIシステム導入が進み、AIシステム構築の領域が大きく拡大することが予想されます。
実用的なAIシステム導入が加速していく市場の成長を見据え、当社は『AIを中心とした統合型ソリューション企業』を目指し、サブスクリプションサービス拡大を進めるとともに、成長可能性の高い重要領域のソリューションを充実させていきます。実現にむけては、積極的に中途採用を含む人材の獲得を進めるとともに、M&Aや資本提携など他企業とのアライアンスも推進してまいります。中長期的な企業価値の向上を果たすため、絶えず戦略の見直しを行い、事業ポートフォリオの強化を図ってまいります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社は、足もとのコロナ禍における対応として、リモートワークを前提とした社員の働き方変革を進める一方で、非対面での営業推進やデジタル技術等を用いてのマーケティングを中心としたオペレーション強化を図り、既存顧客との関係維持に努めるとともに、投資意欲が強い業界・企業への新規開拓を効率的に進めております。
将来に向けては、具体的なDXやAIサービスに向けた事業の再編成をするとともに、生産効率が高まるよう組織や人材ポートフォリオの変更を行い、今後の戦略を遂行していくために必要となる専門人材の確保を進めてまいります。同時に、相互に強みを補完できる企業と共創してサービス企画や開発を進めております。
(4) 研究開発活動
当社は、成長戦略であるサブスクリプションサービス拡充にむけて、AI製品・モジュールブランドである『scorobo』の開発やAI製品を活用したサービス企画・開発を進めております。新型コロナウイルスの影響、その先にあるWith/Afterコロナの時代を見据え、経済の回復局面を迎える需要特性に合わせ、特に従来型業務からのデジタルシフトが加速する領域、規制緩和に伴うデジタル改革が進んでいく領域の調査も含め、サービス企画を進めております。なお、当第3四半期累計期間の研究開発投資は1,983千円でありました。
当社は、ビッグデータ・AIソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

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