有価証券報告書-第8期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/15 15:00
【資料】
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【項目】
99項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社の経営環境は新商品販売におけるオフラインの新商品デビュー市場及び新商品デビューにおけるEコマース市場、新サービスにおける予約販売Eコマース市場等の複数の市場の影響を受けており、新製品デビューのEコマース市場は非常に高い成長ポテンシャルがあると考えております。
このような状況のもと、当事業年度は全国の金融機関と連携し日本各地でブランド周知イベントを開催するとともに、メディア露出等を続けたことによってプロジェクト実行者への認知が拡大し、量産前の新商品のマーケティング(新製品発売前の顧客ニーズ・評価等の調査、ブランディング等)やPRを目的に「Makuake」を利用するプロジェクト実行者が増加、プロジェクト掲載開始数が増加いたしました。ユーザーにおいてはプロジェクト実行者によるWEB広告やメディア露出、SNSによる拡散等により毎日新しい、楽しいモノやサービスが生まれるプラットフォームとしての認識が広がりアクセスユニークユーザー数や会員数が増加いたしました。また、好みの商品ジャンルを登録するお気に入りタグ機能やメールマガジン、プロジェクト実行者の商品生産過程を報告する活動レポート等によりプロジェクトサポーターが繰り返し「Makuake」を訪れ、応援購入する仕組みを確立しており、新規流入を増やしつつ、高いリピート率を維持しております。
新型コロナウイルス感染症による影響があった第3、第4四半期会計期間においては、消費者のライフスタイルやワークスタイルが変化したことで、新たなニーズが生まれ、新商品の掲載を希望するプロジェクト実行者(事業者)が増加したことに加え、展示会、見本市又はオフライン店舗等で新商品をデビューさせることが困難な事業者がオンラインの新商品デビューの場である「Makuake」を利用する動きがより強まり、プロジェクト掲載開始数の増加が一段と加速いたしました。同時に、消費者(=プロジェクトサポーター)がオンラインで趣味嗜好に合った新商品を楽しむ/見つける応援購入という新たな消費スタイルを求め、「Makuake」を利用することが増加し、アクセスユニークユーザー数がさらに拡大いたしました。
その結果、当社の当事業年度における売上高は3,225,281千円(前年同期比139.9%増)、営業利益は510,249千円(同308.5%増)、経常利益は512,054千円(同302.2%増)、当期純利益は369,670千円(同315.3%増)となりました。
なお、当社は応援購入サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べ4,774,407千円増加し、6,173,446千円となりました。
流動資産は4,569,092千円増加し、5,647,838千円となりました。主たる要因は、現金及び預金が4,230,011千円増加したことによるものであります。
固定資産は192,974千円増加し、513,267千円となりました。主たる要因は、無形固定資産が155,850千円、投資その他の資産が40,465千円増加したことによるものであります。
当事業年度末の負債は、前事業年度末に比べ2,386,660千円増加し、3,500,429千円となりました。
流動負債は2,373,581千円増加し、3,472,093千円となりました。主たる要因は、預り金が1,544,786千円増加したことによるものであります。
固定負債は13,078千円増加し、28,336千円となりました。主たる要因は、勤続インセンティブ引当金が13,078千円増加したことによるものであります。
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ2,387,747千円増加し、2,673,017千円となりました。主たる要因は、新規株式上場に伴う公募及び第三者割当増資を実施したことにより資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,003,852千円、当期純利益の計上に伴い利益剰余金が369,670千円増加したことによるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は5,109,351千円となり、前期末と比べ4,230,011千円の増加となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は2,564,340千円(前年同期は388,352千円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益512,054千円、預り金の増加額1,544,786千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は247,561千円(前年同期は223,661千円の減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出213,397千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、増加した資金は1,913,232千円(前年同期は20,000千円の増加)となりました。これは主に、株式の発行による収入1,990,848千円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b.受注実績
提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
当社は、応援購入サービス事業の単一セグメントのため、当事業年度の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
サービス区分の名称当事業年度
(自 2019年10月1日
至 2020年9月30日)
金額(千円)前年同期比(%)
Makuake2,581,189264.0
Makuake Incubation Studio179,495113.4
その他464,595223.2
合計3,225,281239.9

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主要な販売先につきましては、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高・営業利益)
当事業年度における売上高及び営業利益は、各種メディアや地方自治体との連携を強化したことに加えて、「Makuake」が資金調達のみならずマーケティング活動やPR活動などに幅広く活用され、多種多様なプロジェクトが掲載されることでプラットフォーム価値が向上したことにより、応援購入総額が好調に推移した結果、売上高は3,225,281千円(前年同期比139.9%増)、営業利益は510,249千円(同308.5%増)となりました。
(経常利益)
当事業年度における経常利益は512,054千円(前年同期比302.2%増)となりました。
(当期純利益)
当事業年度における当期純利益は369,670千円(前年同期比315.3%増)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金は自己資金のほか、金融機関からの借入、新株の発行等により、最適な方法による資金調達にて対応する予定です。なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、5,109,351千円となっております。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社の経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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