四半期報告書-第11期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 15:03
【資料】
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【項目】
32項目

(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年9月30日)におけるわが国経済は、2020年1月より世界に広がった新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済の先行き不透明な状況が続く中、緊急事態宣言解除後、国内経済活動の持ち直しの動きが見られるものの、依然厳しい状況が続いております。
人材サービス業界においては、2020年9月の有効求人倍率は1.03倍と前年12月から0.54ポイント低下し、採用市場は昨年度までの売り手市場が本年度に入り急激に買い手市場へと変遷し、月を追うごとに下がる有効求人倍率が、新型コロナウイルス感染の影響が拡大・顕在化していることを示しております。
このような経営環境の中、当社グループは、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時にスポーツが持つ可能性を様々なフィールドで発揮し、個人、法人、地域社会そして日本の発展に貢献すること」という経営理念のもと、スポーツ人財(※1)がスポーツを通じて培った素養を活かし、競技以外のビジネスというフィールドで輝けるよう、最適な企業と結びつけることに取り組んでまいりました。
(※1.現役体育会学生や過去にスポーツ・競技経験のある社会人経験者、引退したプロ・アマチュアアスリート)
当社グループの主要3事業である、新卒者向けイベント事業、新卒者向け人財紹介事業、既卒者向け人財紹介事業の当第3四半期連結累計期間における売上高については以下のとおりであります。
新卒者向けイベント事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は、606,024千円(前年同期比13.2%減)となりました。政府のイベント自粛要請による影響は9月半ばまで続き、第3四半期においては第2四半期に再開した来場型の就職イベントを引き続き開催するも、開催数自体は前年同期比で減少しております。しかし、第2四半期に引き続きオンライン型の就職イベントを開催することで、体育会学生の就職活動と企業の採用活動の双方の支援ニーズに応えて、来場型とオンライン型を合わせた就職イベント開催数は前年同期比で増加いたしました。その一方で、オンライン型の就職イベントの1開催あたりの販売枠数は運用上10社以下に止まること、また、オンライン型の就職イベントのうち、大学3年生(2022年3月卒学生)向けの早期イベントについては顧客需要の掘り起こしが弱かったことから1社あたり平均販売単価が第2四半期から減少いたしました。これらを受けて、売上高は前年同期比で減少となりました。
新卒者向け人財紹介事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は478,419千円(前年同期比11.7%増)となりました。2021年3月卒学生向けスポナビ2021の登録人数は2020年9月時点において前年同期比で微減となったものの20,000人を超過、また2021年3月卒学生の企業向け紹介学生ユニーク人数は前年同期比で増加しております。新型コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言の発令により企業の新卒採用の進捗に遅れがみられたものの、第3四半期に内定承諾数が大きく伸びるなど、前年度とスケジュールが大きくずれることなく、緊急事態宣言解除後の企業の採用活動の回復とともに、第3四半期の売上は順調に拡大いたしました。なお、企業向け紹介学生ユニーク人数の累計は前年度と比較して大幅に増加しているものの、紹介企業のユニーク社数は前年度よりも微減しており、一社あたりの紹介人数が過剰供給にならないように、既存顧客企業の当社人財からの採用人数の拡大ならびに新規顧客企業の獲得に注力しております。
既卒者向け人財紹介事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は、385,346千円(前年同期比9.6%減)となりました。求職者との面談をオンラインに切り替えることにより企業向け紹介人数は前年とほぼ同水準での推移となりました。しかし、緊急事態宣言発令後、新型コロナ感染拡大による企業の採用活動へ影響が徐々に顕在化し、紹介企業のユニーク社数の減少に伴って入社人数が減少しており、売上改善のため新規顧客企業の獲得に取り組んでおります。
営業利益及び経常利益に関しては、前年同期比で減益となりました。これは主に緊急事態宣言下の新卒者向けイベント中止による売上の減少と営業体制、内部管理体制の強化に伴い人件費を中心とした販売費及び一般管理費が増加したことによるものですが、オンライン就職イベントによる新たな売上の創出と広告宣伝費の効率化等による経費削減効果により黒字を確保いたしました。なお、営業外収益として、クレジットカードによる費用決済のポイント還元及び連結子会社である株式会社エスエフプラスの持続化給付金の受取等が計上されております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,510,069千円(前年同期比4.9%減)、営業利益は126,237千円(前年同期比61.9%減)、経常利益は129,655千円(前年同期比60.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は78,424千円(前年同期比63.3%減)となりました。
事業別売上高及び前年同期比は以下のとおりです。なお、当社グループはスポーツ人財採用支援事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
区分売上高(千円)前年同期比(%)
新卒者向けイベント売上高606,024△13.2
新卒者向け人財紹介売上高478,41911.7
既卒者向け人財紹介売上高385,346△9.6
その他売上高40,29315.1
合計1,510,069△4.9

(注)1.上記の金額には返金引当金繰入、売上戻り高を含んでおります。2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1,646,741千円となり、前連結会計年度末に比べ540,465千円増加しました。これは主に、現預金や売掛金が増加したことにより、流動資産が492,098千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1,138,546千円となり、前連結会計年度末に比べ462,203千円増加しました。これは主に、資金の借入に伴い流動負債が209,848千円、固定負債が252,355千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は508,194千円となり、前連結会計年度末に比べ78,262千円増加しました。これは主に、利益剰余金が78,424千円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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