有価証券報告書-第67期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善及び各種政策の効果により緩やかな回復がみられるものの、中東情勢の緊迫化に伴う影響が景気を下押しするリスクとして懸念されるなど、先行き不透明な環境となりました。
建設業界におきましては、人手不足が共通課題となっている環境下、首都圏及び地方中核都市の再開発、製造拠点の国内回帰に伴う工場建設需要等による旺盛な環境が続きました。
このような状況の下、当連結会計年度における当社グループ業績は、受注高は54,001百万円(前年同期比23.4%増)となりました。
売上高につきましては、空調計装関連事業及び産業システム関連事業ともに増加し、46,371百万円(同7.7%増)となりました。
利益面につきましては、空調計装関連事業の売上高増加と、収益性を意識した受注や利益率改善努力による収益性向上等により、営業利益は11,821百万円(同29.6%増)、経常利益は12,126百万円(同30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,442百万円(同31.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[空調計装関連事業]
空調計装関連事業につきましては、受注高は48,231百万円(前年同期比24.0%増)、売上高は41,697百万円(同5.9%増)、セグメント利益は16,563百万円(同22.3%増)となりました。
受注高につきましては、新設において、研究施設及び公共施設向け物件等の新設工事が増加し、既設においては、工場及び事務所向け物件等の既設工事が増加しました。内訳は、新設が17,199百万円(同22.8%増)、既設が31,031百万円(同24.7%増)でした。
売上高につきましては、新設において、工場及び教育施設向け物件等の新設工事が反動減となったものの、既設においては、事務所及び工場向け物件等の既設工事が増加しました。内訳は、新設が14,180百万円(同14.6%減)、既設が27,516百万円(同20.9%増)でした。
次期繰越工事高は、新設及び既設ともに増加し、29,421百万円(同28.5%増)となりました。
[産業システム関連事業]
主に工場や各種搬送ライン向けの計装工事、各種自動制御工事及び食品工場向けの生産管理システムの構築等を行う産業システム関連事業につきましては、受注高は5,770百万円(前年同期比17.9%増)、売上高は4,674百万円(同26.5%増)、セグメント利益は867百万円(同102.5%増)となりました。
受注高、売上高ともに電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加しました。
次期繰越工事高は、電気工事等が増加し、4,054百万円(同36.6%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,839百万円増加し13,585百万円(前期比26.4%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は11,045百万円(同35.8%増)となりました。
これは、主に税金等調整前当期純利益の計上12,143百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は5,820百万円(同36.0%増)となりました。
これは、主に有価証券・投資有価証券の償還による収入2,250百万円に対して、有形固定資産の取得による支出2,474百万円及び有価証券・投資有価証券の取得による支出4,613百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は2,385百万円(同45.4%増)となりました。
これは、主に配当金の支払額2,282百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
イ.受注実績
ロ.売上実績
(注)1.当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。
2.最近2連結会計年度の売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は次のとおりであります。
(前連結会計年度)
(当連結会計年度)
なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。
当社が営んでおります空調計装関連事業及び産業システム関連事業では、生産実績を定義することが困難であります。また、請負形態をとっているため販売実績という定義は実態に即しておりません。
よって、「受注工事高及び完成工事高等の状況」として次に記載しております。
受注工事高及び完成工事高等の状況
イ.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高
(注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に変更のあるものについては、当期受注工事
高にその増減高が含まれております。したがって、当期完成工事高にも同様の増減高が含まれております。
2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致しております。
3.当期受注高及び当期売上高としては、上記当期受注工事高及び当期完成工事高のほかに、制御機器類の販売に係る当期受注高及び当期売上高が以下のとおりであります。
(前事業年度)
空調計装関連事業433百万円、産業システム関連事業457百万円
(当事業年度)
空調計装関連事業535百万円、産業システム関連事業283百万円
ロ.受注の方法
当社の工事の受注方法は、そのほとんどが特命によっております。
ハ.販売実績
(a)完成工事高
(注)1.完成工事高のうち、請負金額が1億円以上の主なものは次のとおりであります。
(前事業年度)
(当事業年度)
2.最近2事業年度の完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。
(前事業年度)
(当事業年度)
(b)商品売上高
ニ.繰越工事高(2026年3月31日現在)
(注)繰越工事高のうち、請負金額が1億円以上の主なものは次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.受注高
当連結会計年度の受注高は、前連結会計年度に比べ10,224百万円増加し、54,001百万円となりました。
空調計装関連事業における新設工事の受注高は、研究施設及び公共施設向け物件等が増加したことにより3,121百万円増加しました。既設工事の受注高は、工場及び事務所向け物件等が増加したことにより6,124百万円増加しました。
産業システム関連事業における産業計装工事等の受注高は、電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加したことにより1,058百万円増加しました。
また、当社グループは受注高を重要な経営指標の一つとしておりますが、当連結会計年度の達成状況は以下のとおりであります。
空調計装関連事業の新設工事においては、「中長期的な視点での全社最適および既設工事に繋がる物件の受注」を対処すべき課題として掲げておりましたが、実績は計画値を上回っており各地の大型案件に対応した施工体制を構築したこと等により、将来的に既設工事に繋がる物件を相当数確保できたものと認識しております。既設工事においては、「新規メンテナンスの増進及び環境ソリューションビジネスの推進」を対処すべき課題として掲げておりましたが、実績は計画値を上回っており新規メンテナンスの増進および環境ソリューションビジネスの推進に着実に取り組んだ結果であると認識しております。
産業システム関連事業においては、「システム・工事一括受注の推進」等を対処すべき課題として取り組んでおりましたが、事業基盤強化の成果により電気工事等の受注増に繋がり、実績は計画値を上回る結果となりました。
なお、空調計装関連事業における新設工事の次期繰越工事高は、16,107百万円となり、既設工事の次期繰越工事高は、13,313百万円となりました。産業システム関連事業における産業計装工事等の次期繰越工事高は、4,054百万円となりました。
ロ.売上高
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ3,310百万円増加し、46,371百万円となりました。
空調計装関連事業における新設工事の完成工事高は、工場及び教育施設向け物件等が減少したことにより2,501百万円減少しました。既設工事の完成工事高は、事務所及び工場向け物件等が増加したことにより4,729百万円増加しました。
産業システム関連事業における完成工事高は、電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加したことにより1,161百万円増加しました。
なお、計画比較に関しましては計画値43,500百万円に対し2,871百万円増加しました。
ハ.売上総利益
当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べ3,307百万円増加し、21,963百万円となりました。売上総利益率については、主に既設工事における工事採算の改善により全体で4.1ポイント上昇し47.4%となりました。
ニ.販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、主に広告宣伝費の増加により前連結会計年度に比べ605百万円増加し、10,141百万円となりました。
ホ.営業利益
当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ2,701百万円増加し、11,821百万円となりました。
売上高営業利益率については、4.3ポイント上昇し25.5%となりました。セグメント別では空調計装関連事業においては、5.3ポイント上昇し39.7%、産業システム関連事業においては、7.0ポイント上昇し18.6%となりました。
なお、計画比較に関しましては計画値9,200百万円に対し2,621百万円増加しました。
ヘ.営業外収益及び営業外費用、特別利益及び特別損失
営業外収益及び営業外費用は、主に受取配当金の増加により前連結会計年度の187百万円の収益(純額)に対し、304百万円の収益(純額)となりました。
特別利益及び特別損失は、投資有価証券売却益の増加により前連結会計年度の167百万円の損失(純額)に対し、16百万円の収益(純額)となりました。
ト.税金等調整前当期純利益
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ3,003百万円増加し、12,143百万円となりました。
チ.法人税等
法人税等は、税金等調整前当期純利益の増加に伴う課税所得の増加等により、前連結会計年度に比べ974百万円増加し、3,700百万円となりました。税効果会計適用後の法人税等の負担率は、法人税額の特別控除の減少により、前連結会計年度の29.8%から30.5%に上昇しました。
リ.親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ2,028百万円増加し、8,442百万円となりました。これにより1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の100.71円から132.49円になりました。
なお、計画比較に関しましては計画値6,450百万円に対し1,992百万円増加しました。
(注)2025年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で、2026年4月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
ヌ.自己資本当期純利益率(ROE)
当社グループは、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な指標として位置づけております。当連結会計年度の自己資本当期純利益率(ROE)は、前連結会計年度に比べ2.3ポイント上昇し19.6%となりました。今後も、引き続き資本効率の向上及び株主資本の有効利用等の施策を検討し、15.0%以上の達成の継続に取り組んでまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フロー
「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
ロ.資金調達
当社グループは、転リース取引等個別の条件によるもの以外については、内部資金により資金調達しております。
ハ.資金需要
当社グループの資金需要のうち主なものは運転資金であります。その主たる内容は各種工事のための原材料購入及び外注工事費の支払、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、営業費用の主なものは人件費であります。また、その他の資金需要として、成長投資や株主還元があります。
運転資金については、営業活動より得られるキャッシュ・フローを基本とした流動性資金(預金及び取得日から3か月以内に償還期限が到来する短期投資)にて十分に補完できているものと考えております。また、急激な環境変化にも備え流動性を維持するための流動性補完資金については、流通市場が形成されている公社債等の中期投資で確保しております。
成長投資については、原則的に流動性資金を充当しており、認知度向上に資する広報・ブランディングやデジタル化の進展を踏まえた設備投資に加え、事業成長を目的とした(仮称)電技アカデミー及び技術イノベーションセンター建設に伴う土地取得、ならびに採用・研修等の人的投資を行っております。また、成長投資の一環として業務上関係を有する企業の株式や社債等の金融商品に投資することで、投資先企業との円滑かつ良好な関係維持、取引及び事業領域拡大を図っております。
株主還元については、業績に多大な影響を及ぼす事象が無い限り、配当性向40%以上もしくはDOE(連結株主資本配当率)7%以上を基準に累進的な配当を基本とするとともに、機動的な自己株式取得も実施してまいります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たりまして、期末時点の資産・負債及び期中の収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや仮定が必要とされます。当社グループは、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の計上についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループは、次の重要な会計方針の適用における見積りや仮定は連結財務諸表に重要な影響を与えると考えております。
イ.収益の認識
収益の認識に用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
ロ.完成工事補償引当金
当社グループは完成工事に係る瑕疵担保、アフターサービス等の費用の支出に備え、完成工事補償引当金を計上しております。
完成工事補償引当金の計上にあたっては、過去の補修費支出の実績を基準にした金額及び特定の物件については補償工事費用の個別見積額を計上しております。そのため、実際の結果が、見積りの前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合において、完成工事補償引当金が増減し業績に影響を及ぼす可能性があります。
ハ.投資の減損
当社グループは、特定のお客様や金融機関等の取引先に対する株式を所有しております。これら株式には価格変動性が高い上場株式と、株価の決定が困難である非上場株式が含まれております。
上場株式については、期末時点で市場価格が取得価額に対して著しく下落している場合、非上場株式及び関係会社株式については、投資先の純資産価額の当社グループ持分が当社の帳簿価額に対して著しく下落している場合につき、将来の回復の可能性を検討し、評価損を計上することとしております。
ニ.固定資産の減損
当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準(企業会計審議会 平成14年8月9日)」及び企業会計基準適用指針第6号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針(企業会計基準委員会 平成15年10月31日)」を適用しております。
経済環境の著しい悪化等により営業収益が大幅に低下する場合等には、減損損失が発生する可能性があります。
ホ.繰延税金資産
当社グループは、連結財務諸表と税務上の資産・負債との間に生じる一時的な差異に係る税効果については、当該差異の解消時に適用される法定実効税率を使用して、繰延税金資産・負債を計上しております。
繰延税金資産の計上にあたっては、将来の課税所得と実現可能なタックス・プランニングを考慮して一時差異の解消に係るスケジューリングを行い、回収可能と判断される繰延税金資産を計上しております。回収可能性の判断には、実績情報とともに将来に関するあらゆる入手可能な情報が考慮されており、合理的なものと考えております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善及び各種政策の効果により緩やかな回復がみられるものの、中東情勢の緊迫化に伴う影響が景気を下押しするリスクとして懸念されるなど、先行き不透明な環境となりました。
建設業界におきましては、人手不足が共通課題となっている環境下、首都圏及び地方中核都市の再開発、製造拠点の国内回帰に伴う工場建設需要等による旺盛な環境が続きました。
このような状況の下、当連結会計年度における当社グループ業績は、受注高は54,001百万円(前年同期比23.4%増)となりました。
売上高につきましては、空調計装関連事業及び産業システム関連事業ともに増加し、46,371百万円(同7.7%増)となりました。
利益面につきましては、空調計装関連事業の売上高増加と、収益性を意識した受注や利益率改善努力による収益性向上等により、営業利益は11,821百万円(同29.6%増)、経常利益は12,126百万円(同30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,442百万円(同31.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[空調計装関連事業]
空調計装関連事業につきましては、受注高は48,231百万円(前年同期比24.0%増)、売上高は41,697百万円(同5.9%増)、セグメント利益は16,563百万円(同22.3%増)となりました。
受注高につきましては、新設において、研究施設及び公共施設向け物件等の新設工事が増加し、既設においては、工場及び事務所向け物件等の既設工事が増加しました。内訳は、新設が17,199百万円(同22.8%増)、既設が31,031百万円(同24.7%増)でした。
売上高につきましては、新設において、工場及び教育施設向け物件等の新設工事が反動減となったものの、既設においては、事務所及び工場向け物件等の既設工事が増加しました。内訳は、新設が14,180百万円(同14.6%減)、既設が27,516百万円(同20.9%増)でした。
次期繰越工事高は、新設及び既設ともに増加し、29,421百万円(同28.5%増)となりました。
[産業システム関連事業]
主に工場や各種搬送ライン向けの計装工事、各種自動制御工事及び食品工場向けの生産管理システムの構築等を行う産業システム関連事業につきましては、受注高は5,770百万円(前年同期比17.9%増)、売上高は4,674百万円(同26.5%増)、セグメント利益は867百万円(同102.5%増)となりました。
受注高、売上高ともに電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加しました。
次期繰越工事高は、電気工事等が増加し、4,054百万円(同36.6%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,839百万円増加し13,585百万円(前期比26.4%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は11,045百万円(同35.8%増)となりました。
これは、主に税金等調整前当期純利益の計上12,143百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は5,820百万円(同36.0%増)となりました。
これは、主に有価証券・投資有価証券の償還による収入2,250百万円に対して、有形固定資産の取得による支出2,474百万円及び有価証券・投資有価証券の取得による支出4,613百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は2,385百万円(同45.4%増)となりました。
これは、主に配当金の支払額2,282百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
イ.受注実績
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前連結会計年度比(%) |
| 空調計装関連事業(百万円) | 38,883 | 48,231 | (24.0%増) |
| 産業システム関連事業(百万円) | 4,893 | 5,770 | (17.9%増) |
| 合計(百万円) | 43,777 | 54,001 | (23.4%増) |
ロ.売上実績
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前連結会計年度比(%) |
| 空調計装関連事業(百万円) | 39,367 | 41,697 | (5.9%増) |
| 産業システム関連事業(百万円) | 3,694 | 4,674 | (26.5%増) |
| 合計(百万円) | 43,061 | 46,371 | (7.7%増) |
(注)1.当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。
2.最近2連結会計年度の売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は次のとおりであります。
(前連結会計年度)
| 該当する相手先はありません。 |
(当連結会計年度)
| 該当する相手先はありません。 |
なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。
当社が営んでおります空調計装関連事業及び産業システム関連事業では、生産実績を定義することが困難であります。また、請負形態をとっているため販売実績という定義は実態に即しておりません。
よって、「受注工事高及び完成工事高等の状況」として次に記載しております。
受注工事高及び完成工事高等の状況
イ.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高
| 期別 | セグメントの名称 | 前期繰越工事高 (百万円) | 当期受注工事高 (百万円) | 計 (百万円) | 当期完成工事高 (百万円) | 次期繰越工事高 (百万円) |
| 前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日) | 空調計装関連事業 | 23,370 | 38,450 | 61,821 | 38,933 | 22,887 |
| 産業システム関連事業 | 1,706 | 4,091 | 5,798 | 2,912 | 2,885 | |
| 合計 | 25,077 | 42,541 | 67,619 | 41,846 | 25,773 | |
| 当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日) | 空調計装関連事業 | 22,887 | 47,695 | 70,583 | 41,161 | 29,421 |
| 産業システム関連事業 | 2,885 | 4,867 | 7,753 | 3,824 | 3,929 | |
| 合計 | 25,773 | 52,563 | 78,337 | 44,986 | 33,350 |
(注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に変更のあるものについては、当期受注工事
高にその増減高が含まれております。したがって、当期完成工事高にも同様の増減高が含まれております。
2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致しております。
3.当期受注高及び当期売上高としては、上記当期受注工事高及び当期完成工事高のほかに、制御機器類の販売に係る当期受注高及び当期売上高が以下のとおりであります。
(前事業年度)
空調計装関連事業433百万円、産業システム関連事業457百万円
(当事業年度)
空調計装関連事業535百万円、産業システム関連事業283百万円
ロ.受注の方法
当社の工事の受注方法は、そのほとんどが特命によっております。
ハ.販売実績
(a)完成工事高
| 期別 | セグメントの名称 | 官公庁(百万円) | 民間(百万円) | 合計(百万円) |
| 前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日) | 空調計装関連事業 | 9,628 | 29,305 | 38,933 |
| 産業システム関連事業 | 94 | 2,818 | 2,912 | |
| 合計 | 9,722 | 32,123 | 41,846 | |
| 当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日) | 空調計装関連事業 | 11,487 | 29,674 | 41,161 |
| 産業システム関連事業 | 512 | 3,311 | 3,824 | |
| 合計 | 12,000 | 32,985 | 44,986 |
(注)1.完成工事高のうち、請負金額が1億円以上の主なものは次のとおりであります。
(前事業年度)
| 高砂熱学工業㈱ | ・東京理科大学葛飾キャンパス新校舎整備計画 計装工事 |
| オーク設備工業㈱ | ・うめきた2期南街区西棟オフィス(6F~28F) 自動制御工事 |
| ㈱テクノ菱和 | ・日本ガイシ㈱熱田新研究開発棟(CR工事) 自動制御工事 |
| ダイダン㈱ | ・プライムアースEVエナジー㈱新居第3工場新築工事 自動制御工事 |
| ㈱中電工 | ・美作市新庁舎整備工事 自動制御工事 |
(当事業年度)
| 東洋熱工業㈱ | ・名城大学天白キャンパス全学共用棟新築他工事 自動制御設備工事 |
| 新菱冷熱工業㈱ | ・㈱コーセー 南アルプス工場 新築工事 自動制御工事 |
| ㈱大気社 | ・㈱出雲村田製作所 N2棟他建設設備工事 計装工事 |
| ダイダン㈱ | ・名古屋第4地方合同庁舎(PFI) 自動制御工事 |
| 高砂熱学工業㈱ | ・スタンレー電気㈱技術研究所 自動制御工事 |
2.最近2事業年度の完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。
(前事業年度)
| 該当する相手先はありません。 |
(当事業年度)
| 該当する相手先はありません。 |
(b)商品売上高
| 期別 | セグメントの名称 | 金額(百万円) |
| 前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日) | 空調計装関連事業 | 433 |
| 産業システム関連事業 | 457 | |
| 合計 | 890 | |
| 当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日) | 空調計装関連事業 | 535 |
| 産業システム関連事業 | 283 | |
| 合計 | 819 |
ニ.繰越工事高(2026年3月31日現在)
| セグメントの名称 | 官公庁(百万円) | 民間(百万円) | 合計(百万円) |
| 空調計装関連事業 | 7,764 | 21,656 | 29,421 |
| 産業システム関連事業 | 1,330 | 2,598 | 3,929 |
| 合計 | 9,095 | 24,255 | 33,350 |
(注)繰越工事高のうち、請負金額が1億円以上の主なものは次のとおりであります。
| オーク設備工業㈱ | ・㈱キーエンス次期ロジスティクスセンター新築工事 自動制御工事 | 2026年11月完成予定 |
| ダイダン㈱ | ・知多市新庁舎建設工事 自動制御工事 | 2026年11月完成予定 |
| 三機工業㈱ | ・NEC神奈川DC2期棟 STEP2,3実装工事 自動制御工事 | 2026年12月完成予定 |
| 新菱冷熱工業㈱ | ・中外製薬㈱浮間UK3改造工事 自動制御設備工事 | 2027年4月完成予定 |
| 高砂熱学工業㈱ | ・基町相生通地区第一種市街地再開発事業 自動制御工事 | 2027年4月完成予定 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.受注高
当連結会計年度の受注高は、前連結会計年度に比べ10,224百万円増加し、54,001百万円となりました。
空調計装関連事業における新設工事の受注高は、研究施設及び公共施設向け物件等が増加したことにより3,121百万円増加しました。既設工事の受注高は、工場及び事務所向け物件等が増加したことにより6,124百万円増加しました。
産業システム関連事業における産業計装工事等の受注高は、電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加したことにより1,058百万円増加しました。
また、当社グループは受注高を重要な経営指標の一つとしておりますが、当連結会計年度の達成状況は以下のとおりであります。
| 報告セグメント | 区分 | 2025年度計画(百万円) | 2025年度実績(百万円) | 計画比(百万円) | ||
| 空調計装 関連事業 | 空調計装工事 | 新設工事 | 12,600 | 16,934 | 4,334 | (34.4%増) |
| 既設工事 | 23,200 | 30,761 | 7,561 | (32.6%増) | ||
| 計 | 35,800 | 47,695 | 11,895 | (33.2%増) | ||
| 制御機器類販売 | 300 | 535 | 235 | (78.4%増) | ||
| 計 | 36,100 | 48,231 | 12,131 | (33.6%増) | ||
| 産業システム関連事業 | 産業計装工事等 | 4,600 | 5,477 | 877 | (19.1%増) | |
| 制御機器類販売 | 300 | 293 | △6 | (2.3%減) | ||
| 計 | 4,900 | 5,770 | 870 | (17.8%増) | ||
| 合計 | 41,000 | 54,001 | 13,001 | (31.7%増) | ||
空調計装関連事業の新設工事においては、「中長期的な視点での全社最適および既設工事に繋がる物件の受注」を対処すべき課題として掲げておりましたが、実績は計画値を上回っており各地の大型案件に対応した施工体制を構築したこと等により、将来的に既設工事に繋がる物件を相当数確保できたものと認識しております。既設工事においては、「新規メンテナンスの増進及び環境ソリューションビジネスの推進」を対処すべき課題として掲げておりましたが、実績は計画値を上回っており新規メンテナンスの増進および環境ソリューションビジネスの推進に着実に取り組んだ結果であると認識しております。
産業システム関連事業においては、「システム・工事一括受注の推進」等を対処すべき課題として取り組んでおりましたが、事業基盤強化の成果により電気工事等の受注増に繋がり、実績は計画値を上回る結果となりました。
なお、空調計装関連事業における新設工事の次期繰越工事高は、16,107百万円となり、既設工事の次期繰越工事高は、13,313百万円となりました。産業システム関連事業における産業計装工事等の次期繰越工事高は、4,054百万円となりました。
ロ.売上高
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ3,310百万円増加し、46,371百万円となりました。
空調計装関連事業における新設工事の完成工事高は、工場及び教育施設向け物件等が減少したことにより2,501百万円減少しました。既設工事の完成工事高は、事務所及び工場向け物件等が増加したことにより4,729百万円増加しました。
産業システム関連事業における完成工事高は、電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加したことにより1,161百万円増加しました。
なお、計画比較に関しましては計画値43,500百万円に対し2,871百万円増加しました。
ハ.売上総利益
当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べ3,307百万円増加し、21,963百万円となりました。売上総利益率については、主に既設工事における工事採算の改善により全体で4.1ポイント上昇し47.4%となりました。
ニ.販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、主に広告宣伝費の増加により前連結会計年度に比べ605百万円増加し、10,141百万円となりました。
ホ.営業利益
当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ2,701百万円増加し、11,821百万円となりました。
売上高営業利益率については、4.3ポイント上昇し25.5%となりました。セグメント別では空調計装関連事業においては、5.3ポイント上昇し39.7%、産業システム関連事業においては、7.0ポイント上昇し18.6%となりました。
なお、計画比較に関しましては計画値9,200百万円に対し2,621百万円増加しました。
ヘ.営業外収益及び営業外費用、特別利益及び特別損失
営業外収益及び営業外費用は、主に受取配当金の増加により前連結会計年度の187百万円の収益(純額)に対し、304百万円の収益(純額)となりました。
特別利益及び特別損失は、投資有価証券売却益の増加により前連結会計年度の167百万円の損失(純額)に対し、16百万円の収益(純額)となりました。
ト.税金等調整前当期純利益
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ3,003百万円増加し、12,143百万円となりました。
チ.法人税等
法人税等は、税金等調整前当期純利益の増加に伴う課税所得の増加等により、前連結会計年度に比べ974百万円増加し、3,700百万円となりました。税効果会計適用後の法人税等の負担率は、法人税額の特別控除の減少により、前連結会計年度の29.8%から30.5%に上昇しました。
リ.親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ2,028百万円増加し、8,442百万円となりました。これにより1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の100.71円から132.49円になりました。
なお、計画比較に関しましては計画値6,450百万円に対し1,992百万円増加しました。
(注)2025年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で、2026年4月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
ヌ.自己資本当期純利益率(ROE)
当社グループは、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な指標として位置づけております。当連結会計年度の自己資本当期純利益率(ROE)は、前連結会計年度に比べ2.3ポイント上昇し19.6%となりました。今後も、引き続き資本効率の向上及び株主資本の有効利用等の施策を検討し、15.0%以上の達成の継続に取り組んでまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フロー
「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
ロ.資金調達
当社グループは、転リース取引等個別の条件によるもの以外については、内部資金により資金調達しております。
ハ.資金需要
当社グループの資金需要のうち主なものは運転資金であります。その主たる内容は各種工事のための原材料購入及び外注工事費の支払、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、営業費用の主なものは人件費であります。また、その他の資金需要として、成長投資や株主還元があります。
運転資金については、営業活動より得られるキャッシュ・フローを基本とした流動性資金(預金及び取得日から3か月以内に償還期限が到来する短期投資)にて十分に補完できているものと考えております。また、急激な環境変化にも備え流動性を維持するための流動性補完資金については、流通市場が形成されている公社債等の中期投資で確保しております。
成長投資については、原則的に流動性資金を充当しており、認知度向上に資する広報・ブランディングやデジタル化の進展を踏まえた設備投資に加え、事業成長を目的とした(仮称)電技アカデミー及び技術イノベーションセンター建設に伴う土地取得、ならびに採用・研修等の人的投資を行っております。また、成長投資の一環として業務上関係を有する企業の株式や社債等の金融商品に投資することで、投資先企業との円滑かつ良好な関係維持、取引及び事業領域拡大を図っております。
株主還元については、業績に多大な影響を及ぼす事象が無い限り、配当性向40%以上もしくはDOE(連結株主資本配当率)7%以上を基準に累進的な配当を基本とするとともに、機動的な自己株式取得も実施してまいります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たりまして、期末時点の資産・負債及び期中の収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや仮定が必要とされます。当社グループは、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の計上についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループは、次の重要な会計方針の適用における見積りや仮定は連結財務諸表に重要な影響を与えると考えております。
イ.収益の認識
収益の認識に用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
ロ.完成工事補償引当金
当社グループは完成工事に係る瑕疵担保、アフターサービス等の費用の支出に備え、完成工事補償引当金を計上しております。
完成工事補償引当金の計上にあたっては、過去の補修費支出の実績を基準にした金額及び特定の物件については補償工事費用の個別見積額を計上しております。そのため、実際の結果が、見積りの前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合において、完成工事補償引当金が増減し業績に影響を及ぼす可能性があります。
ハ.投資の減損
当社グループは、特定のお客様や金融機関等の取引先に対する株式を所有しております。これら株式には価格変動性が高い上場株式と、株価の決定が困難である非上場株式が含まれております。
上場株式については、期末時点で市場価格が取得価額に対して著しく下落している場合、非上場株式及び関係会社株式については、投資先の純資産価額の当社グループ持分が当社の帳簿価額に対して著しく下落している場合につき、将来の回復の可能性を検討し、評価損を計上することとしております。
ニ.固定資産の減損
当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準(企業会計審議会 平成14年8月9日)」及び企業会計基準適用指針第6号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針(企業会計基準委員会 平成15年10月31日)」を適用しております。
経済環境の著しい悪化等により営業収益が大幅に低下する場合等には、減損損失が発生する可能性があります。
ホ.繰延税金資産
当社グループは、連結財務諸表と税務上の資産・負債との間に生じる一時的な差異に係る税効果については、当該差異の解消時に適用される法定実効税率を使用して、繰延税金資産・負債を計上しております。
繰延税金資産の計上にあたっては、将来の課税所得と実現可能なタックス・プランニングを考慮して一時差異の解消に係るスケジューリングを行い、回収可能と判断される繰延税金資産を計上しております。回収可能性の判断には、実績情報とともに将来に関するあらゆる入手可能な情報が考慮されており、合理的なものと考えております。