四半期報告書-第121期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社は、「小麦製粉事業及び、その関連事業を通じて、食糧供給の一翼を担い、社会や人々に貢献してゆく企業を目指します」を企業理念とした『中期経営計画(Next Future 2020)』を策定・実行し当連結会計年度は2年目となります。2018年度も前期に引き続き、下記の<事業戦略>を柱とした事業基盤の強化による持続的な成長と企業価値向上を目指すとともに、計画を達成すべく取り組んでおります。
<事業戦略>(ⅰ)新しい市場へ(国内・国外) ・既存市場の拡大 ・販売エリアの拡大 ・特色ある市場の開拓
(ⅱ)新しい商品へ ・特色ある商品の開発 ・特色ある用途の開発
(ⅲ)新しい分野へ ・未染手分野の開拓
また、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「連結経常利益30億円」「連結純利益20億円」「ROE6%程度」を数値目標として設定しております。
このような経営指針のもと、当社グループの主力である「製粉及び食品事業」の当第1四半期連結累計期間の経営成績は、2017年12月に㈱増田製粉所の株式を追加取得し、連結子会社とした新規連結効果による影響で、小麦粉の販売数量、並びに売上高は前年同期比増加となりました。また、利益面につきましても増益となりました。なお、本年4月に外国産小麦の政府売渡価格が平均3.5%引き上げられたことにともない、6月20日納品分より小麦粉製品の価格改定を行いました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ15億2千3百万円減少し、458億3千4百万円となりました。この主な要因は、原材料及び貯蔵品が8億7千8百万円、受取手形及び売掛金が8億6千万円、それぞれ減少したこと等によります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ18億7千9百万円減少し、130億8百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が13億1千4百万円、賞与引当金が2億9千5百万円、未払法人税等が2億3千6百万円、それぞれ減少したこと等によります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3億5千5百万円増加し、328億2千6百万円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金が2億9千8百万円、利益剰余金が1億4千4百万円増加したこと等によります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.1%増加して71.4%となりました。
(b)経営成績
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は131億7千5百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ14億3千2百万円(12.2%)の増収となり、営業利益は9億2千2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億1千4百万円(51.6%)の増益、経常利益は10億2千2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億1千2百万円(44.0%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億1千2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ2億6百万円(40.9%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
① 製粉及び食品事業
主力である小麦粉の販売数量は㈱増田製粉所の新規連結効果が大きく寄与し、売上高は116億3千1百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ15億3千3百万円(15.2%)の増収となり、セグメント利益は8億4千5百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億2千2百万円(61.7%)の増益となりました。
② 外食事業
㈱さわやか(12月決算のため1月~3月分を連結)につきましては、ケンタッキーフライドチキン店の販売競争激化により、売上高は15億1千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ8千1百万円(5.1%)の減収となりました。利益面につきましても、人件費等の経費が嵩んだことから、セグメント損失が0百万円となり前第1四半期連結累計期間に比べ1千8百万円(100.6%)の減益となりました。
③ 運送事業
日東富士運輸㈱につきましては、売上高は5億4百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ2千8百万円(5.4%)の減収となりました。また、配送の効率化や経費削減に取組みましたが、燃料費高騰の影響等もあり、セグメント利益は4千7百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3百万円(6.8%)の減益となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億2百万円であります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社は、「小麦製粉事業及び、その関連事業を通じて、食糧供給の一翼を担い、社会や人々に貢献してゆく企業を目指します」を企業理念とした『中期経営計画(Next Future 2020)』を策定・実行し当連結会計年度は2年目となります。2018年度も前期に引き続き、下記の<事業戦略>を柱とした事業基盤の強化による持続的な成長と企業価値向上を目指すとともに、計画を達成すべく取り組んでおります。
<事業戦略>(ⅰ)新しい市場へ(国内・国外) ・既存市場の拡大 ・販売エリアの拡大 ・特色ある市場の開拓
(ⅱ)新しい商品へ ・特色ある商品の開発 ・特色ある用途の開発
(ⅲ)新しい分野へ ・未染手分野の開拓
また、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「連結経常利益30億円」「連結純利益20億円」「ROE6%程度」を数値目標として設定しております。
このような経営指針のもと、当社グループの主力である「製粉及び食品事業」の当第1四半期連結累計期間の経営成績は、2017年12月に㈱増田製粉所の株式を追加取得し、連結子会社とした新規連結効果による影響で、小麦粉の販売数量、並びに売上高は前年同期比増加となりました。また、利益面につきましても増益となりました。なお、本年4月に外国産小麦の政府売渡価格が平均3.5%引き上げられたことにともない、6月20日納品分より小麦粉製品の価格改定を行いました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ15億2千3百万円減少し、458億3千4百万円となりました。この主な要因は、原材料及び貯蔵品が8億7千8百万円、受取手形及び売掛金が8億6千万円、それぞれ減少したこと等によります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ18億7千9百万円減少し、130億8百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が13億1千4百万円、賞与引当金が2億9千5百万円、未払法人税等が2億3千6百万円、それぞれ減少したこと等によります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3億5千5百万円増加し、328億2千6百万円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金が2億9千8百万円、利益剰余金が1億4千4百万円増加したこと等によります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.1%増加して71.4%となりました。
(b)経営成績
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は131億7千5百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ14億3千2百万円(12.2%)の増収となり、営業利益は9億2千2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億1千4百万円(51.6%)の増益、経常利益は10億2千2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億1千2百万円(44.0%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億1千2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ2億6百万円(40.9%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
① 製粉及び食品事業
主力である小麦粉の販売数量は㈱増田製粉所の新規連結効果が大きく寄与し、売上高は116億3千1百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ15億3千3百万円(15.2%)の増収となり、セグメント利益は8億4千5百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億2千2百万円(61.7%)の増益となりました。
② 外食事業
㈱さわやか(12月決算のため1月~3月分を連結)につきましては、ケンタッキーフライドチキン店の販売競争激化により、売上高は15億1千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ8千1百万円(5.1%)の減収となりました。利益面につきましても、人件費等の経費が嵩んだことから、セグメント損失が0百万円となり前第1四半期連結累計期間に比べ1千8百万円(100.6%)の減益となりました。
③ 運送事業
日東富士運輸㈱につきましては、売上高は5億4百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ2千8百万円(5.4%)の減収となりました。また、配送の効率化や経費削減に取組みましたが、燃料費高騰の影響等もあり、セグメント利益は4千7百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3百万円(6.8%)の減益となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億2百万円であります。