四半期報告書-第122期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社は、「小麦製粉事業及び、その関連事業を通じて、食糧供給の一翼を担い、社会や人々に貢献してゆく企業を目指します」を企業理念とした『中期経営計画(Next Future 2020)』を策定・実行し当連結会計年度は3年目となります。2019年度につきましても、下記の<事業戦略>を柱とした事業基盤の強化による持続的な成長と企業価値向上を目指すとともに、計画を達成すべく取り組んでおります。
<事業戦略>(ⅰ)新しい市場へ(国内・国外) ・既存市場の拡大 ・販売エリアの拡大 ・特色ある市場の開拓
(ⅱ)新しい商品へ ・特色ある商品の開発 ・特色ある用途の開発
(ⅲ)新しい分野へ ・未染手分野の開拓
このような経営指針のもと、当社グループの主力である「製粉及び食品事業」の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は当社及び子各社の業績が堅調に推移した事もあり前年同期間比増収となり、利益面につきましても販売数量の増加に加え、副製品であるふすま価格が堅調に推移したことや、引続き生産性向上・原価低減を行った結果、前年同期間比増益となりました。
なお、本年4月に外国産小麦の政府売渡価格が平均1.7%引き下げられたことに伴い、7月10日納品分より小麦粉製品の価格改定を行いました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億3千3百万円減少し、472億3千6百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ9億5千3百万円減少し219億7千7百万円、固定資産は、前連結会計年度末に比べ2億1千9百万円増加し252億5千8百万円となりました。
流動資産の減少の主な要因は、受取手形及び売掛金が8億9千5百万円、原材料及び貯蔵品が7億4千8百万円、それぞれ減少した一方、短期貸付金(キャッシュ・マネジメント・システムによる実質的な現金及び現金同等物)が12億2千2百万円増加したこと等によります。
固定資産の増加の主な要因は、建物及び構築物が2億7千7百万円、有形固定資産その他が1億4千1百万円増加したこと等によります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ17億4千2百万円減少し、113億9千2百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ15億5百万円減少し78億1千8百万円、固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億3千7百万円減少し35億7千4百万円となりました。
流動負債の減少の主な要因は、支払手形及び買掛金が7億7千6百万円、未払法人税等が5億2千2百万円、それぞれ減少したこと等によります。
固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が1億6千8百万円減少したこと等によります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ10億9百万円増加し、358億4千4百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が10億1千5百万円増加したこと等によります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.3%増加して75.8%となりました。
(b)経営成績
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は279億5千1百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ19億6千5百万円(7.6%)の増収となり、営業利益は21億7千1百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ5億1千1百万円(30.8%)の増益、経常利益は23億1千3百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ4億8千5百万円(26.5%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億1千万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1千9百万円(1.2%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
① 製粉及び食品事業
主力である小麦粉の販売数量は前年同期間に比べ若干の増加でしたが、当社及びグループ各社の業績が堅調に推移したこと、並びに副製品のふすま価格が好調な市況を背景として販売単価が高水準で推移した結果、売上高は242億2千5百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ12億7千1百万円(5.5%)の増収となりました。セグメント利益は、全社一丸となり効率化を進めコスト削減に努めたこと等により、20億4千1百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ4億4千4百万円(27.8%)の増益となりました。
② 外食事業
㈱さわやか(12月決算のため1月~6月分を連結)につきましては、主力のケンタッキーフライドチキン店のキャンペーンによる販売が好調だったため、売上高は36億4千9百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ6億8千5百万円(23.1%)の増収となりました。利益面につきましても、人件費や物流費が増加しましたが増収に伴う売上総利益の増加により、セグメント利益が3千9百万円(前年同四半期はセグメント損失5千4百万円)となり前第2四半期連結累計期間に比べ9千4百万円の増益となりました。
③ 運送事業
日東富士運輸㈱につきましては、売上高は10億1千2百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1千3百万円(1.3%)の増収となりました。しかし利益面では、配送の効率化や経費削減努力を行いましたが、営業拠点の新設や車両の買い替えに伴う経費の増加等により、セグメント利益は7千4百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ7百万円(8.8%)の減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高(以下「資金」という)は61億2千5百万円と前連結会計年度末に比べ8億1百万円(15.1%)増加しました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益22億9千1百万円、売上債権の減少8億9千3百万円、たな卸資産の減少7億5千2百万円、減価償却費6億4千8百万円等で資金が増加した一方、法人税等の支払額11億8千8百万円、仕入債務の減少7億7千5百万円等により資金が減少した結果、営業活動によるキャッシュ・フローは22億8千2百万円の資金増加となりました。当第2四半期連結累計期間に獲得した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ27億8千5百万円増加しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出6億5千8百万円等により資金が減少した結果、投資活動によるキャッシュ・フローは6億9千8百万円の資金減少となりました。当第2四半期連結累計期間に使用した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ5億7千8百万円増加しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額5億9千5百万円、長期借入金の返済による支出1億6千8百万円等の結果、財務活動によるキャッシュ・フローは7億6千9百万円の資金減少となりました。当第2四半期連結累計期間に使用した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ1億4千6百万円減少しました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は221百万円であります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社は、「小麦製粉事業及び、その関連事業を通じて、食糧供給の一翼を担い、社会や人々に貢献してゆく企業を目指します」を企業理念とした『中期経営計画(Next Future 2020)』を策定・実行し当連結会計年度は3年目となります。2019年度につきましても、下記の<事業戦略>を柱とした事業基盤の強化による持続的な成長と企業価値向上を目指すとともに、計画を達成すべく取り組んでおります。
<事業戦略>(ⅰ)新しい市場へ(国内・国外) ・既存市場の拡大 ・販売エリアの拡大 ・特色ある市場の開拓
(ⅱ)新しい商品へ ・特色ある商品の開発 ・特色ある用途の開発
(ⅲ)新しい分野へ ・未染手分野の開拓
このような経営指針のもと、当社グループの主力である「製粉及び食品事業」の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は当社及び子各社の業績が堅調に推移した事もあり前年同期間比増収となり、利益面につきましても販売数量の増加に加え、副製品であるふすま価格が堅調に推移したことや、引続き生産性向上・原価低減を行った結果、前年同期間比増益となりました。
なお、本年4月に外国産小麦の政府売渡価格が平均1.7%引き下げられたことに伴い、7月10日納品分より小麦粉製品の価格改定を行いました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億3千3百万円減少し、472億3千6百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ9億5千3百万円減少し219億7千7百万円、固定資産は、前連結会計年度末に比べ2億1千9百万円増加し252億5千8百万円となりました。
流動資産の減少の主な要因は、受取手形及び売掛金が8億9千5百万円、原材料及び貯蔵品が7億4千8百万円、それぞれ減少した一方、短期貸付金(キャッシュ・マネジメント・システムによる実質的な現金及び現金同等物)が12億2千2百万円増加したこと等によります。
固定資産の増加の主な要因は、建物及び構築物が2億7千7百万円、有形固定資産その他が1億4千1百万円増加したこと等によります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ17億4千2百万円減少し、113億9千2百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ15億5百万円減少し78億1千8百万円、固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億3千7百万円減少し35億7千4百万円となりました。
流動負債の減少の主な要因は、支払手形及び買掛金が7億7千6百万円、未払法人税等が5億2千2百万円、それぞれ減少したこと等によります。
固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が1億6千8百万円減少したこと等によります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ10億9百万円増加し、358億4千4百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が10億1千5百万円増加したこと等によります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.3%増加して75.8%となりました。
(b)経営成績
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は279億5千1百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ19億6千5百万円(7.6%)の増収となり、営業利益は21億7千1百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ5億1千1百万円(30.8%)の増益、経常利益は23億1千3百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ4億8千5百万円(26.5%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億1千万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1千9百万円(1.2%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
① 製粉及び食品事業
主力である小麦粉の販売数量は前年同期間に比べ若干の増加でしたが、当社及びグループ各社の業績が堅調に推移したこと、並びに副製品のふすま価格が好調な市況を背景として販売単価が高水準で推移した結果、売上高は242億2千5百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ12億7千1百万円(5.5%)の増収となりました。セグメント利益は、全社一丸となり効率化を進めコスト削減に努めたこと等により、20億4千1百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ4億4千4百万円(27.8%)の増益となりました。
② 外食事業
㈱さわやか(12月決算のため1月~6月分を連結)につきましては、主力のケンタッキーフライドチキン店のキャンペーンによる販売が好調だったため、売上高は36億4千9百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ6億8千5百万円(23.1%)の増収となりました。利益面につきましても、人件費や物流費が増加しましたが増収に伴う売上総利益の増加により、セグメント利益が3千9百万円(前年同四半期はセグメント損失5千4百万円)となり前第2四半期連結累計期間に比べ9千4百万円の増益となりました。
③ 運送事業
日東富士運輸㈱につきましては、売上高は10億1千2百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1千3百万円(1.3%)の増収となりました。しかし利益面では、配送の効率化や経費削減努力を行いましたが、営業拠点の新設や車両の買い替えに伴う経費の増加等により、セグメント利益は7千4百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ7百万円(8.8%)の減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高(以下「資金」という)は61億2千5百万円と前連結会計年度末に比べ8億1百万円(15.1%)増加しました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益22億9千1百万円、売上債権の減少8億9千3百万円、たな卸資産の減少7億5千2百万円、減価償却費6億4千8百万円等で資金が増加した一方、法人税等の支払額11億8千8百万円、仕入債務の減少7億7千5百万円等により資金が減少した結果、営業活動によるキャッシュ・フローは22億8千2百万円の資金増加となりました。当第2四半期連結累計期間に獲得した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ27億8千5百万円増加しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出6億5千8百万円等により資金が減少した結果、投資活動によるキャッシュ・フローは6億9千8百万円の資金減少となりました。当第2四半期連結累計期間に使用した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ5億7千8百万円増加しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額5億9千5百万円、長期借入金の返済による支出1億6千8百万円等の結果、財務活動によるキャッシュ・フローは7億6千9百万円の資金減少となりました。当第2四半期連結累計期間に使用した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ1億4千6百万円減少しました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は221百万円であります。