有価証券報告書-第66期(2024/07/01-2025/06/30)

【提出】
2025/09/26 9:13
【資料】
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【項目】
99項目
(1)経営成績等の状況の概要
①業績等の状況
当事業年度の我が国経済は、良好な業績を反映して企業の設備投資意欲は底堅く、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復もあり、一部に足踏みが残るものの、景気は緩やかな回復基調を継続しております。一方で、物価上昇や金利上昇等金融市場の動向、米国の予測不能な通商政策や世界規模の地政学的リスクの影響等に対し引き続き注視が必要な状況が続いております。
県内経済において、物価高騰の影響を受けながらも個人消費は堅調に推移しており、好調な観光需要により国内外からの入域観光客数の増加もあり、県内景気は緩やかに拡大しておりますが、金利の上昇や物価上昇、慢性的な人手不足などが今後の県内景気動向に及ぼす影響を注視する必要があります。
本年度の沖縄県内のサトウキビ生産量(分蜜糖)は、例年に比べて自然災害が少なく生育環境に恵まれ768,341トン(前年比26.7%増)となりました。関係会社ゆがふ製糖株式会社の令和6/7年期操業成績は、担い手不足等により栽培面積が減少したものの、単収が前年を上回ったことから、サトウキビ搬入量113,861トン(前年比16.3%増)、産糖量14,000トン(前年比20.5%増)となりました。
当社におきましては、当事業年度の売上高は前期比11,133千円減の571,604千円となりました。売上原価は修繕費の増加により前期比34,682千円増の466,426千円、一般管理費は前期比10,795千円減の92,091千円となり、営業利益は前期比35,020千円減の13,087千円となりました。これに営業外損益を加減した経常利益は前期比27,827千円減の17,517千円となり、法人税等を差引いた当期純利益は前期比110,638千円減の12,351千円(前年同期比10.0%)となりました。
西原町役場跡地利用計画事業は、全般的な見直し作業を進めており、現在進行中の西原シティ大規模修繕工事において、当期は主に屋内駐車場照明器具取替及び泡消火設備改修工事などを実施しております。次年度の主な修繕工事は、デッキプレート改修及び外壁塗装(北東壁面)工事を予定しております。
当期の配当につきましては、西原シティ大規模修繕工事を取り組んでいることから修繕費が嵩んでおり、当該工事期間中の財務状況並びにその後の事業環境を勘案し、慎重に検討いたしました結果、誠に遺憾ながら配当を見送ることといたしました。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ434,884千円減少し、当事業年度末には464,663千円となりました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果使用した資金は、85,880千円(前年同期得られた資金は、1,078,333千円)となりました。これは、大規模修繕計画の実施に伴って売上原価が466,426千円(前年同期比8.0%増)となり、税引前当期純利益17,517千円(前年同期比90.0%減)が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は、52,074千円(前年同期使用した資金は、283,682千円)となりました。これは有形固定資産取得による支出が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により使用した資金は、296,930千円(前年同期使用した資金は、537,230千円)となりました。これは長期借入金の返済による支出が主な要因であります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.商品仕入実績
重要な仕入実績はありません。
c.受注状況
該当事項はありません。
d.販売実績
当社の事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、セグメント別の記載を省略してお
ります。
事業部門別金額(千円)前年同期比(%)
不動産賃貸事業571,60498.1
571,60498.1

(注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであり
ます。
相手先前事業年度当事業年度
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社サンエー527,60490.5527,60492.3

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり採用している重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載されているとおりであります。この財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、不確実性が内在しているため、将来生じる実際の結果と異なる可能性があります。
②資産・負債・純資産の分析
当事業年度末の総資産残高は3,515,928千円(前事業年度末比459,642千円の減少)となりました。
流動資産については、借入金返済による現金及び預金734,663千円(前事業年度末比444,884千円の減少)となった事が主な要因で、790,043千円(前事業年度末比408,918千円の減少)となりました。
固定資産については、減価償却費等の計上により2,725,885千円(前事業年度末比50,724千円の減少)となりました。
負債については、長期預り金、借入金等の減少により911,644千円(前事業年度末比397,769千円の減少)となりました。
純資産については、利益剰余金の減少により2,604,285千円(前事業年度末比61,872千円の減少)となりまし
た。第65期の剰余金の配当75,000千円及び当期純利益12,351千円(前事業年度末比110,638千円の減少)が主な
要因であります。
③キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動については、税引前当期純利益、未払金の減少が主な要因で、前事業年度比1,164,213千円減の85,880千円の支出となりました。投資活動については、有形固定資産の取得による支出等で前事業年度比231,608千円減の52,074千円の支出となりました。
この結果、差し引きのフリー・キャッシュ・フローは、前事業年度比932,605千円減の137,954千円の支出となりました。
財務活動については、長期借入金の返済等により296,930千円の支出となりました。現金及び現金同等物の当事業年度残高は前事業年度比434,884千円減の464,663千円となりました。
④当事業年度の経営成績の分析
当事業年度における売上高は、571,604千円(前年同期比98.1%)、売上原価は466,426千円(前年同期比108.0%)、営業利益13,087千円(前年同期比27.2%)、経常利益17,517千円(前年同期比38.6%)、当期純利益12,351千円(前年同期比10.0%)となりました。
主な増減要因及び分析は「(1)経営成績等の状況の概要 ①業績等の状況」に記載しております。
当社においては、経営指標の一つとしてROE(自己資本利益率)について、8%以上を経営目標としています。当事業年度のROEは前年同期より4.19ポイント減少し0.47%となりました。その主な要因は、西原シティ大規模修繕工事に伴うもので工事期間中は厳しい財務状況が想定されます。計画完了後は目標達成並びに向上できるよう取り組んでまいります。
⑤資本の財源及び資金の流動性
当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりである。
当社の運転資金需要のうち主なものは、不動産賃貸原価、販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものとなっております。
当社は、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資等の調達については、金融機関からの長期借入を基本としております。
上記資金について金融機関と金利調整の結果、長期借入金(一年内返済予定を含む)は全て返済しました。また、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

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