四半期報告書-第110期第2四半期(令和4年3月1日-令和4年5月31日)
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループは、新型コロナウイルス感染症や国際的な穀物相場高騰による原料価格の上昇などの影響を受ける中、国内では市場担当制を活かしお客様の多様化するニーズに対応するとともに原料相場に左右されない強い体質への転換に取り組んでいます。海外では、中国・東南アジア・北米を中心に、それぞれの地域の食文化への浸透を加速させ、成長ドライバーとして拡大を進めています。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、海外での売上伸長に加え、業務用での外食需要減少影響が前年度より回復したことにより増収となりました。営業利益は、売上増加や価格改定効果があったものの主原料高騰等による影響を受け減益となりました。経常利益は営業利益の減少により減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年度に計上した生産再編に伴う資産売却益の減少などにより減益となりました。
当第2四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
(注)2021年11月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第2四半期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させています。
◇ セグメント別の状況
<市販用>・惣菜やカット野菜は堅調に推移したが、価格改定により調味料の需要が減少し減収
・主原料高騰による影響を受け減益
<業務用>・新型コロナウイルス感染症拡大による外食需要減少影響が前年度より回復し増収
・主原料高騰等による影響を受けたものの、価格改定効果や付加価値品の伸長により増益
<海外>・東南アジアや北米が好調に推移し増収
・主原料高騰による影響を受けたものの、売上増加や付加価値品の伸長により増益
<フルーツ ソリューション>・家庭用ジャム・スプレッドの価格改定と需要喚起策を進めたものの、前年の内食需要の反動もあり減収減益
<ファインケミカル>・ヒアルロン酸の原料販売や通信販売が好調に推移し増収増益
<共通>・食品メーカー向け製造機械の販売減少により減収となったが、売上総利益の改善などにより増益
(2)財政状態
・総資産は、3,810億68百万円と前連結会計年度末に比べ65百万円増加
主に現金及び預金の減少、受取手形及び売掛金、商品及び製品、原材料及び貯蔵品の増加による
・負債は、1,015億4百万円と前連結会計年度末に比べ101億98百万円減少
主に支払手形及び買掛金の増加、短期借入金、流動負債のその他に含まれる未払金の減少による
・純資産は、2,795億64百万円と前連結会計年度末に比べ102億63百万円増加
主に利益剰余金、為替換算調整勘定、非支配株主持分の増加による
(3)キャッシュ・フロー
・現金及び現金同等物の残高は、604億68百万円と前連結会計年度末に比べ62億34百万円減少
各キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、売上債権の増加、棚卸資産の増加、仕入債務の増加、法人税等の支払いなどにより133億1百万円の収入
(前年同期は198億5百万円の収入)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得、無形固定資産の取得による支出などにより
75億34百万円の支出
(前年同期は146億34百万円の支出)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出、配当金の支払いなどにより
139億2百万円の支出
(前年同期は110億13百万円の支出)
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第2四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、18億23百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における当社グループは、新型コロナウイルス感染症や国際的な穀物相場高騰による原料価格の上昇などの影響を受ける中、国内では市場担当制を活かしお客様の多様化するニーズに対応するとともに原料相場に左右されない強い体質への転換に取り組んでいます。海外では、中国・東南アジア・北米を中心に、それぞれの地域の食文化への浸透を加速させ、成長ドライバーとして拡大を進めています。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、海外での売上伸長に加え、業務用での外食需要減少影響が前年度より回復したことにより増収となりました。営業利益は、売上増加や価格改定効果があったものの主原料高騰等による影響を受け減益となりました。経常利益は営業利益の減少により減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年度に計上した生産再編に伴う資産売却益の減少などにより減益となりました。
当第2四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第2四半期 連結累計期間 (自 2020年12月1日 至 2021年5月31日) | 当第2四半期 連結累計期間 (自 2021年12月1日 至 2022年5月31日) | 増減(金額) | 増減(比率) | |
売上高 | 198,879 | 207,523 | 8,644 | 4.3% |
営業利益 | 14,499 | 14,241 | △258 | △1.8% |
経常利益 | 15,183 | 14,964 | △219 | △1.4% |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 9,621 | 8,889 | △732 | △7.6% |
(注)2021年11月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第2四半期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させています。
◇ セグメント別の状況
[売上高の内訳] | (単位:百万円) |
前第2四半期 連結累計期間 (自 2020年12月1日 至 2021年5月31日) | 当第2四半期 連結累計期間 (自 2021年12月1日 至 2022年5月31日) | 増減(金額) | 増減(比率) | |
市販用 | 86,016 | 85,691 | △325 | △0.4% |
業務用 | 72,422 | 75,889 | 3,467 | 4.8% |
海外 | 24,738 | 29,819 | 5,081 | 20.5% |
フルーツ ソリューション | 8,624 | 8,404 | △220 | △2.6% |
ファインケミカル | 4,351 | 5,048 | 697 | 16.0% |
共通 | 2,726 | 2,670 | △56 | △2.1% |
合 計 | 198,879 | 207,523 | 8,644 | 4.3% |
[営業利益の内訳] | (単位:百万円) |
前第2四半期 連結累計期間 (自 2020年12月1日 至 2021年5月31日) | 当第2四半期 連結累計期間 (自 2021年12月1日 至 2022年5月31日) | 増減(金額) | 増減(比率) | |
市販用 | 9,728 | 7,444 | △2,284 | △23.5% |
業務用 | 2,677 | 4,137 | 1,460 | 54.5% |
海外 | 3,706 | 4,097 | 391 | 10.6% |
フルーツ ソリューション | 393 | 275 | △118 | △30.0% |
ファインケミカル | 87 | 505 | 418 | 480.5% |
共通 | 645 | 673 | 28 | 4.3% |
全社費用 | △2,740 | △2,892 | △152 | - |
合 計 | 14,499 | 14,241 | △258 | △1.8% |
<市販用>・惣菜やカット野菜は堅調に推移したが、価格改定により調味料の需要が減少し減収
・主原料高騰による影響を受け減益
<業務用>・新型コロナウイルス感染症拡大による外食需要減少影響が前年度より回復し増収
・主原料高騰等による影響を受けたものの、価格改定効果や付加価値品の伸長により増益
<海外>・東南アジアや北米が好調に推移し増収
・主原料高騰による影響を受けたものの、売上増加や付加価値品の伸長により増益
<フルーツ ソリューション>・家庭用ジャム・スプレッドの価格改定と需要喚起策を進めたものの、前年の内食需要の反動もあり減収減益
<ファインケミカル>・ヒアルロン酸の原料販売や通信販売が好調に推移し増収増益
<共通>・食品メーカー向け製造機械の販売減少により減収となったが、売上総利益の改善などにより増益
(2)財政状態
・総資産は、3,810億68百万円と前連結会計年度末に比べ65百万円増加
主に現金及び預金の減少、受取手形及び売掛金、商品及び製品、原材料及び貯蔵品の増加による
・負債は、1,015億4百万円と前連結会計年度末に比べ101億98百万円減少
主に支払手形及び買掛金の増加、短期借入金、流動負債のその他に含まれる未払金の減少による
・純資産は、2,795億64百万円と前連結会計年度末に比べ102億63百万円増加
主に利益剰余金、為替換算調整勘定、非支配株主持分の増加による
(3)キャッシュ・フロー
・現金及び現金同等物の残高は、604億68百万円と前連結会計年度末に比べ62億34百万円減少
各キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、売上債権の増加、棚卸資産の増加、仕入債務の増加、法人税等の支払いなどにより133億1百万円の収入
(前年同期は198億5百万円の収入)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得、無形固定資産の取得による支出などにより
75億34百万円の支出
(前年同期は146億34百万円の支出)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出、配当金の支払いなどにより
139億2百万円の支出
(前年同期は110億13百万円の支出)
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第2四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、18億23百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。