四半期報告書-第110期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループは、国際的な穀物・エネルギー相場の上昇や急速な円安進行など事業を取り巻く環境が大きく変化しています。このような状況の中、国内では市場担当制を活かしお客様の多様化するニーズに対応するとともに原料相場に左右されない強い体質への転換に取り組んでいます。海外では、中国・東南アジア・北米を中心に、それぞれの地域の食文化への浸透を加速させ、成長ドライバーとして拡大を進めています。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、海外での売上伸長に加え、業務用での外食需要減少影響が前年度より回復したことにより増収となりました。営業利益は、売上増加や価格改定効果があったものの主原料高騰等による影響を受け減益となりました。経常利益は営業利益の減少により減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は関係会社株式売却益の増加などにより増益となりました。
当第3四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
(注)2021年11月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第3四半期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させています。
◇ セグメント別の状況
<市販用>・調味料は価格改定の影響により需要が減少したものの、惣菜が堅調に推移し増収
・主原料高騰等による影響を受け減益
<業務用>・新型コロナウイルス感染症拡大による外食需要減少影響が前年度より回復し増収
・主原料高騰等による影響を受けたものの、価格改定効果や付加価値品の伸長により増益
<海外>・東南アジアや北米が好調に推移し増収
・主原料高騰による影響を受けたものの、売上増加により増益
<フルーツ ソリューション>・家庭用ジャム・スプレッドの価格改定と需要喚起策を進めたものの、前年の内食需要の反動もあり減収減益
<ファインケミカル>・ヒアルロン酸の原料販売や通信販売が好調に推移し増収増益
<共通>・外部向け原料販売の売上増加などにより増収となったが、販管費の増加により減益
(2)財政状態
・総資産は、3,948億24百万円と前連結会計年度末に比べ138億21百万円増加
主に受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品、建設仮勘定の増加による
・負債は、1,072億33百万円と前連結会計年度末に比べ44億69百万円減少
主に支払手形及び買掛金の増加、短期借入金の減少による
・純資産は、2,875億90百万円と前連結会計年度末に比べ182億89百万円増加
主に利益剰余金、為替換算調整勘定、非支配株主持分の増加による
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第3
四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、27億19百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における当社グループは、国際的な穀物・エネルギー相場の上昇や急速な円安進行など事業を取り巻く環境が大きく変化しています。このような状況の中、国内では市場担当制を活かしお客様の多様化するニーズに対応するとともに原料相場に左右されない強い体質への転換に取り組んでいます。海外では、中国・東南アジア・北米を中心に、それぞれの地域の食文化への浸透を加速させ、成長ドライバーとして拡大を進めています。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、海外での売上伸長に加え、業務用での外食需要減少影響が前年度より回復したことにより増収となりました。営業利益は、売上増加や価格改定効果があったものの主原料高騰等による影響を受け減益となりました。経常利益は営業利益の減少により減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は関係会社株式売却益の増加などにより増益となりました。
当第3四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期 連結累計期間 (自 2020年12月1日 至 2021年8月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2021年12月1日 至 2022年8月31日) | 増減(金額) | 増減(比率) | |
売上高 | 303,851 | 318,214 | 14,363 | 4.7% |
営業利益 | 21,914 | 21,407 | △507 | △2.3% |
経常利益 | 23,394 | 22,945 | △449 | △1.9% |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 14,524 | 14,541 | 17 | 0.1% |
(注)2021年11月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第3四半期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させています。
◇ セグメント別の状況
[売上高の内訳] | (単位:百万円) | ||||
前第3四半期 連結累計期間 (自 2020年12月1日 至 2021年8月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2021年12月1日 至 2022年8月31日) | 増減(金額) | 増減(比率) | ||
市販用 | 130,150 | 130,480 | 330 | 0.3% | |
業務用 | 110,979 | 116,101 | 5,122 | 4.6% | |
海外 | 39,296 | 47,437 | 8,141 | 20.7% | |
フルーツ ソリューション | 12,937 | 12,537 | △400 | △3.1% | |
ファインケミカル | 6,481 | 7,621 | 1,140 | 17.6% | |
共通 | 4,006 | 4,035 | 29 | 0.7% | |
合 計 | 303,851 | 318,214 | 14,363 | 4.7% |
[営業利益の内訳] | (単位:百万円) |
前第3四半期 連結累計期間 (自 2020年12月1日 至 2021年8月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2021年12月1日 至 2022年8月31日) | 増減(金額) | 増減(比率) | |
市販用 | 13,986 | 11,017 | △2,969 | △21.2% |
業務用 | 4,109 | 5,635 | 1,526 | 37.1% |
海外 | 5,845 | 6,754 | 909 | 15.6% |
フルーツ ソリューション | 615 | 318 | △297 | △48.3% |
ファインケミカル | 564 | 1,151 | 587 | 104.1% |
共通 | 991 | 967 | △24 | △2.4% |
全社費用 | △4,199 | △4,438 | △239 | - |
合 計 | 21,914 | 21,407 | △507 | △2.3% |
<市販用>・調味料は価格改定の影響により需要が減少したものの、惣菜が堅調に推移し増収
・主原料高騰等による影響を受け減益
<業務用>・新型コロナウイルス感染症拡大による外食需要減少影響が前年度より回復し増収
・主原料高騰等による影響を受けたものの、価格改定効果や付加価値品の伸長により増益
<海外>・東南アジアや北米が好調に推移し増収
・主原料高騰による影響を受けたものの、売上増加により増益
<フルーツ ソリューション>・家庭用ジャム・スプレッドの価格改定と需要喚起策を進めたものの、前年の内食需要の反動もあり減収減益
<ファインケミカル>・ヒアルロン酸の原料販売や通信販売が好調に推移し増収増益
<共通>・外部向け原料販売の売上増加などにより増収となったが、販管費の増加により減益
(2)財政状態
・総資産は、3,948億24百万円と前連結会計年度末に比べ138億21百万円増加
主に受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品、建設仮勘定の増加による
・負債は、1,072億33百万円と前連結会計年度末に比べ44億69百万円減少
主に支払手形及び買掛金の増加、短期借入金の減少による
・純資産は、2,875億90百万円と前連結会計年度末に比べ182億89百万円増加
主に利益剰余金、為替換算調整勘定、非支配株主持分の増加による
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第3
四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、27億19百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。