四半期報告書-第150期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 9:58
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済活動の再開や経済対策により、緩やかに回復の動きが見られたものの、変異株の流行による感染再拡大により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施され、依然として不透明な状況となりました。
このような環境のもと、当社グループは、中期方針「未知の可能性への挑戦!」に基づき、変化し続けるお客様ニーズに応え、安定した収益確保と継続的な成長を果たすため、“イノベーションと顧客開発”及び“企業体質の再建”を柱とした事業戦略を推進しております。併せて、企業の潜在力である人材力、開発力、環境対応力を高める経営を継続し、企業体質の強化に取り組んでおります。
当第3四半期の連結業績は、売上高801億3百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益81億37百万円(同38.8%増)、経常利益87億85百万円(同45.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益65億62百万円(同86.1%増)となりました。
セグメントの概況は次のとおりであります。
(車輌資材事業)
世界的な半導体不足、東南アジアにおける新型コロナウイルス感染症拡大により、全世界で自動車の生産、販売活動に大きな影響が及びました。
海外事業(2021年1月~9月)では、各国の新型コロナウイルスの影響からの回復基調の中でも、特に中国経済の景気回復が大きく、「クオーレ®」をはじめとする差別化商品の販売が堅調に推移し、海外事業全体では前年同期比で増収・増益となりました。
国内事業(2021年4月~12月)では、4月~6月における新型コロナウイルスの影響からの回復が見られたものの、8月以降、世界的な半導体不足による減産の影響が大きく、前年同期比で減収・減益となりました。当事業の売上高は466億78百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益54億78百万円(同26.6%増)となりました。
(ハイファッション事業)
新型コロナウイルス感染症拡大による衣料品の主力販売店舗休業の影響を受け、ファッションアパレルは伸び悩みましたが、アウトドア人口増加の影響により、スポーツアパレル、インナーアパレルは順調に推移し、前年同期比で増収・増益となりました。
しかしながら、淘汰が進むアパレル業界では、国内外で老舗ブランドや大手アパレルの大規模な店舗数削減の動きが見られ、生き残りをかけた競争は一層厳しさを増しています。
近年、アパレル業界や消費者において、環境に配慮したモノづくりに関心が高まるなか、差別化商品を小ロット・短納期・在庫レスで製造する当社独自のデジタルプロダクションシステム「Viscotecs®」に注目が集まっております。多彩な商品展開を在庫レスで実現し、バーチャル試着で好みの商品をオーダーできる「Viscotecs make your brand®」は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を具現化したものであり、時代にマッチした衣料品の製造販売プラットフォームと考え、ファッション向けBtoB事業の拡大に注力してまいります。当事業の売上高は137億72百万円(前年同期比15.1%増)、営業利益は2億84百万円と、前年同期比で6億3百万円の増益となりました。
(エレクトロニクス事業)
新型コロナウイルス感染症拡大により、一部のエレクトロニクス商品で、客先での販売不振や在庫調整の影響を受けました。しかし、リモートワークの急速な拡大や外出機会の減少による巣ごもり需要、オリンピック開催を背景としたハードディスクやテレビの需要の高まり、また、海外向けスマートフォン用商材の採用獲得等により、導電性素材「プラット®」やKBセーレン㈱の「ザヴィーナ®」ワイピングHDDテープの売上高が増加しました。今後は、スーパー繊維「ゼクシオン®」(LCP)の拡販と共に、次世代エンプラ繊維「グラディオ®」(PPS)の生産を本格化し、新規顧客開拓並びに用途開発を進めてまいります。当事業の売上高は78億99百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は12億67百万円(同22.3%増)となりました。
(環境・生活資材事業)
新型コロナウイルス感染症拡大により落ち込んだ前年に対する反動もあり、売上高・利益共に前年同期実績を上回りました。
ハウジング資材関連は住宅着工数の回復、オフィス・インテリア資材関連は、病院・介護向けに機能性を高めた製品の受注増加等により、売上が回復しました。
また、産業資材関連ではエクステリア等の新規顧客開拓により、売上高を伸ばしました。当事業の売上高は61億56百万円(前年同期比13.9%増)、営業利益は7億円(同19.1%増)となりました。
(メディカル事業)
化粧品事業は、前年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、コモエース直営店の回復、自社ECサイトの強化により、売上高を伸ばしました。
また、医療用資材では、ジェネリック向け貼付材とエスパンシオーネの絆創膏用途が拡大しました。
コロナ禍において発売した高性能抗ウイルスマスク「BYERUS®」の開発で培った抗ウイルス技術については、インテリア、介護分野等、異なる分野へ応用展開を進めております。当事業の売上高は49億23百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は10億68百万円(同17.8%増)となりました。
(その他の事業)
㈱ナゴヤセーレンの不動産賃貸管理事業等が堅調に推移しました。
当事業の売上高は6億72百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は3億90百万円(同4.4%増)となりました。
(2) 財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して69億2百万円増加の1,516億4百万円となりました。流動資産は、棚卸資産が増加し、前連結会計年度末と比較して39億76百万円の増加となりました。固定資産は、海外子会社を中心とした設備投資による有形固定資産の増加などにより、前連結会計年度末と比較して29億26百万円増加しました。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債の部は、借入金の返済などにより、3億59百万円減少し、634億45百万円となりました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の変動などにより、全体で72億62百万円増加し、881億59百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は396億76百万円となり、前連結会計年度末より1億78百万円増加しました。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、68億92百万円の収入(前年第3四半期連結累計期間は84億59百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益87億99 百万円、減価償却費35億26百万円などによるものです。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、46億25百万円の支出(前年第3四半期連結累計期間は1億71百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出49億43百万円があったことによるものです。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、30億32百万円の支出(前年第3四半期連結累計期間は142億74百万円の収入)となりました。これは主に、借入金の返済による支出10億16百万円、配当金の支払による支出19億31百万円などによるものです。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は38億86百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は以下のとおりであります。
会社名所在地セグメントの名称設備の内容投資予定額(百万円)着手
年月
完成予定
年月
完成後の
増加能力
総額既支払額
世聯汽車内飾(蘇州)有限公司中国江蘇省蘇州市車輌資材自動車内装材生産設備7651522021年
4月
2022年
7月
23万m/月
SEIREN
Hungary
Kft.
ハンガリー
ペーチ
車輌資材土地及び自動車内装材生産工場・設備6,5401,6382021年
4月
2022年
12月
40万m/月

なお、当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末におけ
る計画の著しい変更はありません。

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