四半期報告書-第96期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/14 9:14
【資料】
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【項目】
22項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
(繊維事業)
当第2四半期におけるわが国経済は、前半は回復してきた輸出の下支えもあり、順調に回復しておりましたが、各地で発生する地震や豪雨、また、台風21号などの影響を受け、物流の遮断や外国人観光客の減少などの不安要素が多く発生したため、景気回復の足かせとなっております。また、原油価格の高騰や人件費の上昇、災害対応に伴う物流コストの増加などが企業の収益の圧迫要因となっており、一概には景気が好転しているとは言いがたい状況となっております。
世界経済は、米国を中心として底堅く推移しており、今後も緩やかに回復していくと考えられておりますが、米中貿易摩擦が激化すれば先行き不透明感の高まりなどを通して、一気に悪化する可能性も秘めております。
このような状況の中、当社の第2四半期累計期間の業績は、売上高215,649千円(前年同四半期比4.9%減)、営業損失3,670千円(前年同四半期は6,976千円の営業利益)、経常利益808千円(前年同四半期は10,164千円の経常利益)、四半期純利益1,540千円(前年同四半期は7,818千円の四半期純利益)となりました。
なお、事業別の業績は次のとおりであります。
(繊維事業)
当社においては、原材料の高騰や電力料のコストアップなど厳しい環境でのスタートとなり、ポリエステル事業の縮小の話もある中で、生産の効率化及び各個々人の技術力の向上を目指し、事業を推し進めてまいりました。産業資材分野の当社主力商品であるアラミド繊維の受注は、自動車関連が引き続き堅調に推移しておりますが、前年同四半期の非常にタイトな需給バランスであった状態からは実需に見合った受注となったことや、一部製品の売上計上が第3四半期に繰延になったことなどから、売上高は前年同四半期に比べ20.0%減少し、124,640千円となりました。一方、高機能インナー向け紡績糸は特殊紡績糸使いの製品受注が増加したため、売上高は前年同四半期に比べ60.4%増加し、33,762千円となりました。原綿着色糸の受注については日本での生産スペースの減少などにより、安定した受注数量を確保することができました。また、減少すると考えられたポリエステル関係の受注についても特需が入った影響もあり、売上高は前年同四半期に比べ14.8%増加し、57,151千円となりました。
ポリエステル関係の受注については、予想とは異なった結果となりましたが、今後は減少すると考えられ、それに代わる新規分野の開拓や新規商品開発を早急に進める必要があります。当第2四半期は全体的に細番手の生産となったため、生産数量は減少いたしましたが金額ベースでは、ほぼ計画通りの推移となりました。
この結果、繊維事業の当第2四半期累計期間の業績は、売上高215,554千円(前年同四半期比4.8%減)、営業損失2,898千円(前年同四半期は8,803千円の営業利益)となりました。
(環境事業)
事業立ち上げから3年を経過した環境事業は、主力商品カラム(特殊パウダー入りポリエチレン)を、アサヒ衛陶株式会社を基幹代理店として販売営業活動を展開してまいりました。しかし、確たる売上に結びつかず、その基幹代理店契約を今期6月に解消いたしました結果、売上高は微々たるものとなりました。一方、こうした厳しい事業環境の中で北陸先端科学技術大学院大学との共同研究は、環境パラメーターの測定(汚染物質の濃度測定)・試験の分野で順調な成果をあげております(同大主催Matching HUBに出展)。今後は、共同研究を基盤に繊維製品との融合を図り、環境改善に貢献できる商品開発に取り組んでまいります。
この結果、環境事業の当第2四半期累計期間の業績は、売上高94千円(前年同四半期比6.8%増)、営業損失772千円(前年同四半期は1,827千円の営業損失)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は157,826千円となり、前事業年度に比べ4,935千円の減少となりました。これは主に売掛金が10,159千円減少したことによるものであります。固定資産は1,210,810千円となり、前事業年度に比べ23,869千円の減少となりました。これは主に、保有株式の時価が下落したことにより投資その他の資産の投資有価証券が28,709千円減少したことによるものであります。
(負債)
流動負債は520,868千円となり、前事業年度に比べ91千円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金が9,364千円増加しましたが、短期借入金が9,000千円減少したことによるものであります。固定負債は276,143千円となり、前事業年度末に比べ10,214千円の減少となりました。これは主に繰延税金負債が9,876千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は797,012千円となり、前事業年度に比べ10,122千円の減少となりました。
(純資産)
株主資本は24,024千円となり、前事業年度に比べ1,530千円の増加となりました。これは主に、四半期純利益の計上によるものであります。評価・換算差額金等は547,600千円となり、前事業年度に比べ20,212千円の減少となりました。これは、その他有価証券評価差額金が減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、84,407千円となりました。当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、18,057千円の増加(前年同四半期は18,614千円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、7,467千円の減少(前年同四半期は12,777千円の増加)となりました。この減少の主な要因は、繊維事業の生産設備に関する有形固定資産の取得による支出が7,302千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、10,034千円の減少(前年同四半期は8,415千円の減少)となりました。この減少の主な要因は、短期借入金の返済が9,000千円あったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は、5,345千円であります。
繊維事業については、取引先企業と共に生産品種の拡大等に取り組み、販売費及び一般管理費に4,486千円計上しております。
環境事業については、北陸先端科学技術大学院大学と共同研究を実施しており、販売費及び一般管理費に858千円計上しております。

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