訂正四半期報告書-第98期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/07/20 16:38
【資料】
PDFをみる
【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業収益の低下や雇用環境の悪化が続いており、極めて厳しい状況にあります。また、先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じつつ、経済活動の段階的な引き上げや各種政策の効果により持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、より一層不透明感が増しております。
当社は、2021年1月に2022年3月期から2024年3月期を対象期間とする新中期経営計画を策定し、紡績事業及びテキスタイル事業の強化に取り組むとともに、新規事業としてヘルスケア事業をかわきりとしたプラスチック廃材のリサイクル事業開始への取り組みを推進し、業績改善に努めております。
このような状況の中、当社の第3四半期累計期間の業績は、売上高500,512千円(前年同四半期比13.0%増)、営業損失77,499千円(前年同四半期は34,463千円の営業損失)、経常損失71,716千円(前年同四半期は24,244千円の経常損失)となり、特別利益に投資有価証券売却益54,338千円を計上した結果、四半期純損失は19,776千円(前年同四半期は37,758千円の四半期純損失)となりました。
事業別の業績は次のとおりであります。
なお、各事業の営業損益は、各事業に配分していない全社費用70,032千円を配分する前の金額であります。
(紡績事業)
紡績事業においての受注状況は、新型コロナウイルス感染症拡大による需要減少の影響を受け、第2四半期に引き続き非常に厳しい状況が続きました。当社の主力であるアラミド繊維の主用途である自動車生産動向は回復基調となりましたが、紡績受注量の回復には数ヶ月のタイムラグがあり受注回復にはいたりませんでした。また、高級インナー用紡績糸は需要期に入りましたが、在庫過多により受注は伸びず落ち込みました。
この結果、紡績事業の当第3四半期累計期間の業績は、売上高206,114千円(前年同四半期比31.1%減)、営業損失14,930千円(前年同四半期は26,540千円の営業利益)となりました。
(テキスタイル事業)
中東向け生地販売も紡績事業同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、当第3四半期は、来シーズンラマダンセール向け商品の出荷が順調に進み、概ね予定通りの売上となりました。ただし、現地の在庫は増加しており、来期に向けて厳しい受注環境が継続する見込みであります。東南アジア向けの商売についても、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、現地のマーケットは通常の商売には戻っておらず、回復には時間がかかりそうな状況であります。その中で、新規格商品の受注が決まるなどの好材料もあり、売上拡大に取り組んでおります。
この結果、テキスタイル事業の当第3四半期累計期間の業績は、売上高291,011千円(前年同四半期比102.9%増)、営業利益12,501千円(前年同四半期は3,263千円の営業損失)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は632,749千円となり、前事業年度末に比べ451,748千円の増加となりました。これは株主割当増資による資金調達等により現金及び預金が392,751千円増加したことに加え、テキスタイル事業の売上が増加したため、売掛金が62,923千円増加したことによるものであります。固定資産は1,105,828千円となり、前事業年度末に比べ41,644千円の減少となりました。これは有形固定資産が12,540千円増加した一方で、保有株式の売却により投資その他の資産の投資有価証券が54,988千円減少したことによるものであります。この結果、総資産は1,738,578千円となり、前事業年度末に比べ410,104千円の増加となりました。
(負債)
流動負債は573,079千円となり、前事業年度末に比べ8,311千円の減少となりました。これは主に短期借入金が20,000千円減少したこと等によるものであります。
固定負債は280,753千円となり、前事業年度末に比べ361千円の減少となりました。これは主に長期借入金が2,880千円減少したことによるものであります。この結果、負債合計は853,833千円となり、前事業年度末に比べ8,673千円の減少となりました。
(純資産)
株主資本は376,005千円となり、前事業年度末に比べ411,041千円の増加となりました。これは株主割当増資により資本金及び資本剰余金がそれぞれ215,449千円増加した一方で、四半期純損失の計上により利益剰余金が19,776千円減少したことによるものであります。評価・換算差額等は508,739千円となり、前事業年度末に比べ7,736千円の増加となりました。これはその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。この結果、純資産は884,744千円となり、前事業年度末に比べ418,778千円の増加となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は8,145千円であります。
紡績事業については、取引先企業と共に生産品種の拡大等に取り組み、販売費及び一般管理費に7,445千円計上しております。テキスタイル事業については、研究開発費の計上はありません。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「1.事業等のリスク」に記載の継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象に対応すべく、当社は2021年1月に2022年3月期から2024年3月期までの新中期経営計画を策定し、以下の対応策を実施しております。
① 紡績事業及びテキスタイル事業の強化
紡績事業は、取引先との連携強化、研究開発の迅速化により高機能繊維の開発に取り組むとともに、抗菌・抗ウイルス糸の開発及び早期上市に取り組み、自社ブランドの確立を図ってまいります。
テキスタイル事業は、グレードの多様化による販売強化に取り組んでおります。
② 新規事業の早期実現
ヘルスケア事業は、「KITABO」ブランドによる不織布マスクの製造販売に加え、M&Aによる事業基盤作り及び健康補助食品の販売強化に取り組んでおります。
新規事業として、繊維廃材及びエンジニアプラスチックのリサイクル事業開始を推進してまいります。
③ キャッシャ・フローの改善
資金面では、株主割当増資により調達した資金を有効に活用し、キャッシュ・フローの改善を図ってまいります。
これらの対応策を進めることにより、当第3四半期会計期間末において、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。