訂正四半期報告書-第98期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/25 11:39
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞や個人消費の低迷などにより、厳しい状況となりました。また、先行きにつきましても、景気の更なる下振れが懸念され、見通しを予測することが極めて困難な状況になっております。
当社は、新型コロナウイルス感染症の動向や収束後の環境及び市況の変化に留意しながらも、紡績事業の生産性強化、紡績糸の新商品の開発及び販路の開拓、テキスタイル事業の新たな付加機能による拡販、ヘルスケア事業をかわきりとした新規事業への取り組みを推進し、業績改善に努めております。
当社の第2四半期累計期間の業績は、売上高317,918千円(前年同四半期比14.5%増)、営業損失46,432千円(前年同四半期は19,988千円の営業損失)、経常損失38,039千円(前年同四半期は13,332千円の経常損失)、特別利益に投資有価証券売却益54,338千円を計上した結果、四半期純利益15,413千円(前年同四半期は13,397千円の四半期純損失)となりました。
事業別の業績は次のとおりであります。
なお、各事業の営業損益は、各事業に配分していない全社費用46,592千円を配分する前の金額であります。
(紡績事業)
紡績事業においての受注状況は、第1四半期に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大による需要減少の影響を受け、非常に厳しい状況が続きました。当社の主力であるアラミド繊維の主用途である自動車生産動向は予想以上に厳しく、当第2四半期を底に回復基調でありますが、引続き予断を許さない状況にあります。また、高級インナー用紡績糸については、暖冬・在庫過多もあり大きく落ち込みました。
この結果、紡績事業の当第2四半期の業績は、売上高142,945千円(前年同四半期比29.7%減)、営業損失3,476千円(前年同四半期は21,674千円の営業利益)となりました。
(テキスタイル事業)
中東向け生地販売も紡績事業同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、販売自体は思うように進まず、在庫過多も加わり販売計画に対して減販となりました。
東南アジア向けの商売についても、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、現地のマーケットは通常の商売には戻っておらず、マーケットの回復は時間がかかりそうな状況であります。また、今後いずれのマーケットもインターネットでの販売など販売形態が変わってくると思われ、様々な変化に対応できるよう注視していく必要があります。
当第2四半期累計期間については、成約分の出荷が遅れたため、販売計画は達成できませんでしたが、10月以降は徐々に回復するものと見込んでおります。
この結果、テキスタイル事業の当第2四半期の業績は、売上高173,273千円(前年同四半期比133.2%増)、営業利益5,916千円(前年同四半期は2,603千円の営業損失)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は270,639千円となり、前事業年度末に比べ89,639千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が70,246千円増加したことと、テキスタイル事業に関する商品仕入が増加したため、商品及び製品が21,503千円、前渡金が4,589千円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は1,073,090千円となり、前事業年度末に比べ74,382千円の減少となりました。これは主にマスク製造のクリーンルーム新設の建物に関する設備投資により、有形固定資産は4,407千円増加しましたが、保有株式の売却及び時価の減少により、投資その他の資産の投資有価証券が80,043千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は1,343,729千円となり、前事業年度末に比べ15,256千円の増加となりました。
(負債)
流動負債は597,443千円となり、前事業年度末に比べ16,052千円の増加となりました。これは主にテキスタイル事業に関する仕入高が増加したため支払手形及び買掛金が13,479千円増加したことによるものであります。
固定負債は274,789千円となり、前事業年度末に比べ6,326千円の減少となりました。これは主に長期借入金が2,160千円減少、投資有価証券の含み益が減少したため繰延税金負債が4,768千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は872,232千円となり、前事業年度末に比べ9,726千円の増加となりました。
(純資産)
株主資本は△19,703千円となり、前事業年度末に比べ15,332千円の増加となりました。これは四半期純利益の計上により、利益剰余金が16,738千円増加したことによるものであります。
評価・換算差額金等は491,200千円となり、前事業年度末に比べ9,801千円の減少となりました。これはその他有価証券評価差額金の減少によるものであります。
この結果、純資産は471,497千円となり、前事業年度末に比べ5,530千円の増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、135,772千円となりました。当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、38,093千円の減少(前年同四半期は44,063千円の減少)となりました。その主な要因は、税引前四半期純利益16,298千円を計上しましたが、投資有価証券売却益54,338千円、たな卸資産の増加額22,025千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、110,013千円の増加(前年同四半期は5,648千円の減少)となりました。その主な要因は、有形固定資産の取得による支出が9,280千円あった一方で、投資有価証券の売却による収入が120,379千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,765千円の減少(前年同四半期は57,217千円の増加)となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による支出が2,160千円あったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は、4,991千円であります。
紡績事業については、取引先企業と共に生産品種の拡大等に取り組み、販売費及び一般管理費に4,391千円計上しております。
テキスタイル事業については、研究開発費の計上はありません。
(6)継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「1.事業等のリスク」に記載の継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象に対応すべく、以下の対応策を実施しております。
① 既存事業の収益力の向上
紡績事業は、既存のアラミド繊維ではメーカーの協力を仰ぎ他グレードの試作を開始しております。新用途の開発では、現在、抗ウイルス・抗菌紡績糸を開発中であり、産学官連携のもと順調に進んでおります。また、テキスタイル事業につきましても、販路の拡大に取り組み収益力の向上に努めております。
② ヘルスケア事業への新規参入
ポリプロピレン不織布による医療用使い捨て防護服の販売及び「KITABO」ブランドによる不織布マスクの製造、販売に取り組み、新たな事業の実現に取り組んでおります。
③ キャッシャ・フローの改善
資金面では、株主割当増資及び保有資産の売却なども含め事業活動に必要な資金の確保に努めてまいります。また、取引金融機関と緊密な関係を維持するとともに、調達資金を有効に活用し、キャッシュ・フローの改善を図ってまいります。
これらの対応策を進めることにより、当第2四半期会計期間末において継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

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