四半期報告書-第19期第2四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/15 17:00
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社グループは当第2四半期連結累計期間においては、累計で減収減益となりました。売上高は42億76百万円(前年同四半期比13.5%減)、営業損失は1億18百万円(前年同四半期は2億88百万円の営業利益)、経常損失は4億12百万円(同1億93百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億76百万円(同2億75百万円の純損失)となりました。
主な要因といたしましては、売上高につきましては、当社グループの主要事業であるDigital Finance事業において昨年8月までのタイ王国とシンガポール共和国の裁判に関わり事業の戦略的選択として、営業貸付金を減少させておりました結果、減収となりました。8月のタイ王国での勝訴以降、特に第1四半期においては大きく新規契約等が伸長しましたが、新型コロナウィルス感染症対策による営業停止や休業の影響もあり、今後の状況につきましては不透明であります。営業利益につきましては、経費削減効果がある程度寄与したものの、新型コロナ感染症の影響による顧客の返済遅延に備えて特別な引当金の計上を行った結果、利益が減少しました。また、経常利益につきましても減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、投資有価証券評価損を特別損失に計上したことが減益要因となっております。
新型コロナ感染拡大の影響に関しては、当社グループが事業を行っております各国政府の方針、事業別の環境等により異なります。そのため、それぞれのセグメントの記載の中に記載しておりますので、ご参照ください。
当社といたしましては、今後とも短期的な景気判断や収益について適切に対処しながらもそれらに囚われることなく、中長期的視点で経済成長する地域に適切に投資し、当社の成長を目指しております。
なお、上記金額に消費税等は含まれておりません。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① Digital Finance事業
当事業の当第2四半期連結累計期間における業績は、減収減益となりました。全体として、昨年8月まで継続しておりましたタイ王国とシンガポール共和国における大型の裁判に伴い、営業貸付金を減少させる保守的な営業方針を採っていたことにより、営業貸付金総額が減少したことが減収の要因です。昨年8月のタイ王国での勝訴以降は積極的な営業方針に変更し、確実に新規契約を増加させております。営業貸付金については、ミャンマーでは拡大が続き、カンボジアでは再拡大が開始、ラオス、インドネシアは横ばい、タイは減少が緩やかになりつつありました。
しかしながら3月には営業をしております各国においても、新型コロナウィルス感染症対策として、各国政府がロックダウンなどを行った結果、営業停止や休業をいたしておりました。当社グループはこの間、①営業貸付金の回収に注力、②景気悪化に備えて新規貸付審査厳格化と抑制を柱に活動いたしておりました。また会計的には新型コロナ感染症の影響による顧客の返済遅延に備えて、当四半期決算において、③約82百万タイバーツ(約2億89百万円)の特別な引当金を積み増しております。当四半期単独でも前年同四半期に比べ、特に新型コロナウィルス感染症拡大に備えた特別引当金の影響が大きく、各国の事業経費の減少はありましたが、売上高・セグメント利益とも減少いたしました。
この結果、売上高は39億90百万円(前年同四半期13.0%減)、セグメント損失(営業損失)は67百万円(前年同四半期は4億17百万円の利益)となりました。
新型コロナウィルス感染防止政策の影響ですが、東南アジア各国は実際には感染がそれほど拡大せず、5月に入り、短期間でロックダウンが段階的に解除されはじめております。一方、5月に入っても、景気悪化によりオートバイ等の当社主力商品への需要減少がみられます。同時に当社は顧客遅延返済に備えての特別な引当金は積み増しましたが、その後回収は想定より順調に進んでおります。このため今後は新規契約数の増加と返済遅延の減少により利益が増加すると考えております。
② コンテンツ事業
当事業の当第2四半期連結累計期間における業績は、増収増益となりました。
当事業は、主にトレーディングカードゲーム制作やエンターテインメント関連の書籍及び電子書籍の制作、音楽並びに関連商品の製作を行っており、様々なコンテンツを商品・イベント化する企画制作・編集・制作に独自性を持ち展開しております。
当事業の当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、当社の手がけました各種漫画の人気が好調であることなどから書籍編集が売上高を伸ばしており、また当社の手がけましたトレーディングカードゲームも人気が高く、ロイヤリティ収入が大幅に増加しております。このことが利益の効率的な増加に大きく貢献しました。一方トレーディングカードゲームの受注制作は商品の端境期となっていることもあり、低調に推移いたしました。また新型コロナウィルス感染症拡大防止政策により、いくつかの受注が先送りされるなどの影響は出ておりますが、これは4月以降が多く、当四半期では大きな影響は出ておりません。これらにより当四半期単独でも前年同四半期に比べ、増収増益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高2億85百万円(前年同四半期比5.6%増)、セグメント利益(営業利益)は52百万円(前年同四半期は3百万円のセグメント損失)となりました。
新型コロナウィルス感染防止政策に影響については、当事業は数年来リモートネットワークを推進していたこともあり、業務の遂行に大きな支障はありません。いくつかの受注が先送りされた影響はありますが、上記トレーディングカードゲーム制作の新しい商品制作がはじまることもあり、今後につきましては影響を払しょくできるものと考えております。また、各種の開示でお知らせいたしましたように、海外展開を積極的に進めることで、本格的な事業拡大につなげる方針を継続してまいります。
③ 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて14億43百万円減少し、425億35百万円となりました。
流動資産は8億63百万円減少し、337億26百万円となりました。主な内訳は営業貸付金の減少7億41百万円等であります。
固定資産は5億80百万円減少し、88億8百万円となりました。主な内訳は有形固定資産の増加51百万円、無形固定資産の減少44百万円、投資その他の資産の減少5億86百万円であります。
流動負債は6億24百万円増加し、121億円となりました。
固定負債は2億74百万円増加し、145億48百万円となりました。
純資産は23億43百万円減少し、158億85百万円となりました。利益剰余金の減少5億13百万円、為替換算調整勘定の減少3億10百万円、非支配株主持分の減少15億19百万円等であります。
なお、資本の財源及び資金の流動性に係る情報につきましては、当第2四半期連結累計期間においては特筆すべき事項はありません。
④ キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて5億35百万円増加し、当第2四半期連結累計期間末の残高は117億45百万円(前期末比4.8%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、1億79百万円(前年同四半期は25億34百万円の獲得)となりました。その主な内訳は、営業貸付金の減少額8億58百万円、税金等調整前四半期純損失の計上8億90百万円、貸倒引当金の増加額13億8百万円、法人税等の支払額2億98百万円等であります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、13百万円(前年同四半期は72百万円の使用)となりました。その主な内訳は、有形固定資産の取得による支出20百万円、貸付による支出24百万円、貸付金の回収による収入45百万円、差入保証金の増加額13百万円等であります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、2百万円(前年同四半期は45百万円の使用)となりました。その内訳は、長期借入金の返済による支出17百万円、親会社からの借入による収入20百万円であります。

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