四半期報告書-第160期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

【提出】
2024/02/09 9:15
【資料】
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【項目】
49項目
(1) 経営成績の分析
① 当四半期の業績全般に関する概況
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、以下のとおりとなりました。
(単位:百万円)
売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属
する四半期純利益
2024年3月期
第3四半期連結累計期間
250,25516,93716,98011,907
2023年3月期
第3四半期連結累計期間
259,01013,16113,3138,526
増 減 率△3.4%28.7%27.5%39.6%


(売上高)
セメントの販売価格上昇や、ヘルスケア関連製品の販売が堅調だったものの、半導体市場の減速により半導体関連製品の販売が軟調に推移したこと等により、前年同期より8,754百万円減少し、250,255百万円(前年同期比3.4%減)となりました。
(売上原価)
販売数量の減少や原燃料価格の下落等により、前年同期より10,947百万円減少し、177,719百万円(前年同期比5.8%減)となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売数量が低調に推移したことに伴う物流費の減少等により、前年同期より1,582百万円減少し、55,598百万円(前年同期比2.8%減)となりました。
(営業利益)
半導体市場の減速により半導体関連製品の販売が軟調に推移したものの、セメントや化学品の国内販売価格の上昇や、ヘルスケア関連製品の販売が堅調に推移したこと等により、前年同期より3,775百万円増加し、16,937百万円(前年同期比28.7%増)となりました。
(営業外損益・経常利益)
営業外損益は、為替差損の減少はあったものの、持分法による投資利益の減少等により、前年同期より108百万円悪化しました。
以上の結果、経常利益は前年同期より3,667百万円増加し、16,980百万円(前年同期比27.5%増)となりました。
(特別損益・税金等調整前四半期純利益・四半期純利益・親会社株主に帰属する四半期純利益)
特別損益は、前年同期より446百万円改善しました。
以上の結果、税金等調整前四半期純利益は、前年同期より4,113百万円増加し、17,283百万円(前年同期比31.2%増)となりました。
応分の税金費用を加味した四半期純利益は、前年同期より3,306百万円増加し、11,778百万円(前年同期比39.0%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期より3,380百万円増加し、11,907百万円(前年同期比39.6%増)となりました。
② 当四半期のセグメント別の状況
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの名称を見直し、「電子材料」から「電子先端材料」に変更しております。この変更はセグメント名称の変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。以下の前年同四半期比較については、当該名称変更を反映しております。
売上高 (単位:百万円)
報告セグメントその他合計調整額四半期連結損益計算書計上額
化成品セメント電子先端
材料
ライフ
サイエンス
環境事業
2024年3月期
第3四半期
連結累計期間
86,28550,66354,06429,4335,43832,301258,186△7,930250,255
2023年3月期
第3四半期
連結累計期間
86,43243,85267,07627,94010,36533,597269,265△10,255259,010
増 減 率△0.2%15.5%△19.4%5.3%△47.5%△3.9%△4.1%-△3.4%

営業利益又は営業損失(△) (単位:百万円)
報告セグメントその他合計調整額四半期連結損益計算書計上額
化成品セメント電子先端
材料
ライフ
サイエンス
環境事業
2024年3月期
第3四半期
連結累計期間
8,8814,7695515,963△3551,23221,044△4,10716,937
2023年3月期
第3四半期
連結累計期間
4,729△2,8986,9555,6963162,11416,914△3,75213,161
増 減 率87.8%-%△92.1%4.7%-%△41.7%24.4%-28.7%

(注)各セグメントの売上高、営業利益又は営業損失(△)にはセグメント間取引を含めております。
(化成品セグメント)
苛性ソーダは、販売数量は減少したものの、国内の販売価格修正を進めたことにより、増益となりました。
塩化ビニルモノマー及び塩化ビニル樹脂は、販売数量の減少や塩化ビニルモノマーの海外市況が下落したこと等により、減益となりました。
ソーダ灰・塩化カルシウム等は、販売数量は減少したものの、販売価格修正を進めたことにより、増益となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は86,285百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益は8,881百万円(前年同期比87.8%増)で減収増益となりました。
(セメントセグメント)
セメントは、国内出荷は前年同期比で微減となったものの、販売価格是正を進めたことにより、損益が改善しました。
以上の結果、当セグメントの売上高は50,663百万円(前年同期比15.5%増)、営業利益は4,769百万円(前年同期は営業損失2,898百万円)となりました。
(電子先端材料セグメント)
半導体向けの多結晶シリコンは、半導体市場の減速により販売数量が減少し、減益となりました。
ICケミカルは、台塑德山精密化學股份有限公司の稼働率向上やコスト削減等により損益が改善しました。
乾式シリカは、半導体市場の減速や中国の景気低迷により販売数量が減少し、減益となりました。
放熱材は、パワーデバイス用途の販売が堅調だったこと等により、増益となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は54,064百万円(前年同期比19.4%減)、営業利益は551百万円(前年同期比92.1%減)で減収減益となりました。
(ライフサイエンスセグメント)
歯科器材は、国内外の販売が堅調だったことにより、前年同期並みの業績となりました。
医薬品原薬・中間体は、ジェネリック医薬品向けの販売数量が減少したものの、コスト削減により前年同期並みの業績となりました。
プラスチックレンズ関連材料は、メガネレンズ用フォトクロミック材料の販売が堅調に推移し、前年同期並みの業績となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は29,433百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は5,963百万円(前年同期比4.7%増)で増収増益となりました。
(環境事業セグメント)
イオン交換膜は、出荷が減少したことにより、減益となりました。
廃石膏ボードリサイクルは、廃石膏ボード収集量の減少等により、減益となりました。
樹脂サッシの製造・加工・販売を行う株式会社エクセルシャノンの株式の一部を譲渡したことに伴い、第2四半期連結会計期間より、同社を連結から除外しました。
以上の結果、当セグメントの売上高は5,438百万円(前年同期比47.5%減)、営業損失は355百万円(前年同期は営業利益316百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 当四半期の資産、負債及び純資産の状況に関する分析
連結貸借対照表の要約 (単位:百万円)
2023年3月期末2023年12月期末増減増減率
資産478,342457,603△20,738△4.3%
負債236,739206,604△30,134△12.7%
(内、有利子負債)(142,447)(118,689)(△23,758)(△16.7%)
純資産241,602250,9989,3963.9%
(内、自己資本)(229,450)(240,229)(10,779)(4.7%)

(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は457,603百万円となり、前連結会計年度末に比べ20,738百万円減少しました。主な要因は、有形固定資産が10,313百万円、商品及び製品が7,407百万円、投資有価証券が4,092百万円増加した一方、現金及び預金が16,554百万円、売掛金が14,238百万円、原材料及び貯蔵品が11,663百万円減少したことによるものです。
(負債)
負債は206,604百万円となり、前連結会計年度末に比べ30,134百万円減少しました。主な要因は、短期借入金が15,738百万円、コマーシャル・ペーパーが15,000百万円増加した一方、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が55,292百万円、その他流動負債が3,537百万円、支払手形及び買掛金が3,407百万円減少したことによるものです。
(純資産)
純資産は250,998百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,396百万円増加しました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の積み上げ等により利益剰余金が6,722百万円、その他有価証券評価差額金が3,128百万円増加したことによるものです。
② 当四半期の財務関連指標の状況に関する分析
当社は、「中期経営計画2025」において最終年度達成目標を以下のとおり掲げております。
指標2025年度 達成目標
売上高3,200億円
営業利益450億円
成長事業の売上高成長率(CAGR)10%以上
ROE11%以上

なお、当該将来に関する事項については、その作成時点での予想や一定の前提に基づいており、その達成及び将来の業績について保証するものではありません。また、財務関連指標の進捗については、連結会計年度末時点の状況を報告する予定です。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に関する分析
(資本の財源の分析)
当社グループでは、事業活動のための適切な運転資金の確保、及び事業ポートフォリオの転換を目的とした 成長分野への重点投資、地球温暖化防止への貢献を目的とした合理化・省エネ・CO2対策投資等の設備投資、 戦略的投資を推進するために一定の資金を必要としています。主な資金手当ての手段としましては、継続的な 事業収益の計上による自己資金の積み上げの他、金融機関からの借入、社債の発行等となります。なお、当期の投資予定額は33,772百万円であり、主に自己資金及び金融機関からの借入金で充当する予定です。
(資金の流動性の分析)
当社グループの当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は50,821百万円となっており、当社グループの事業活動を推進していく上で充分な流動性を確保していると考えています。また、金融機関との間にリボルビング・クレジット・ファシリティ契約や当座貸越契約、債権流動化契約も締結しており、流動性に一部支障をきたす事象が発生した場合にも、一定の流動性を維持できると考えております。加えて、不測の事態に備え流動性資金の確保のため、コミットメントラインの設定も必要に応じて実施してまいります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は10,879百万円です。

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