有価証券報告書-第80期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 13:33
【資料】
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【項目】
124項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態の分析
当社グループの当連結会計年度末における総資産の残高は、286億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億18百万円の増加となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、166億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億57百万円増加しました。この主な要因は、受取手形及び売掛金並びに電子記録債権が増加(10億31百万円)したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、120億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億39百万円減少しました。この主な要因は、保有資産の売却及び減価償却により有形固定資産及び無形固定資産が減少(5億69百万円)したことによるものであります。
投資その他資産は29百万円増加しております。この主な要因は、繰延税金資産が減少(47百万円)しましたが、投資有価証券が増加(76百万円)したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、148億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億57百万円増加しました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が増加(8億11百万円)したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、29億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億8百万円減少しました。この主な要因は、長期借入金の返済により減少(8億73百万円)したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、108億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億69百万円増加しました。この主な要因は、当期純利益の計上により利益剰余金が増加(9億9百万円)したことによるものであります。
(2) 経営成績の分析
当連結会計年度における当社グループの売上高は、379億96百万円と前連結会計年度に比べ26億15百万円の増収となりました。この主な要因は、輸入LPG価格の上昇に伴う販売価格の値上げに加え、溶接切断器具及び自動車関連機器の設備投資需要が増加したこと等によるものであります。
売上原価につきましては、282億46百万円と前連結会計年度に比べ23億61百万円増加しました。この主な要因は、売上高の増加に伴う仕入高の増加及び電力料金の値上げによる製造原価の増加等によるものであります。
販売費及び一般管理費につきましては、82億26百万円と前連結会計年度に比べ93百万円の減少となりました。この主な要因は、当連結会計年度において、本社移転に伴う諸費用の計上が無くなったこと及び連結子会社1社が減少したこと等によるものであります。
営業外収益につきましては、2億35百万円と前連結会計年度に比べ99百万円の減少となりました。この主な要因は、当連結会計年度において持分法による投資利益及び負ののれん償却額が減少したことによるものであります。
営業外費用につきましては、1億5百万円と前連結会計年度に比べ52百万円の減少となりました。この主な要因は、借入金の返済により支払利息が減少したことによるものであります。
特別利益につきましては、4億5百万円と前連結会計年度に比べ8億32百万円の減少となりました。この主な要因は、当連結会計年度において補助金収入及び負ののれん発生益が減少したことによるものであります。
特別損失につきましては、2億88百万円と前連結会計年度に比べ6億36百万円の減少となりました。この主な要因は、固定資産圧縮損を計上しましたが、減損損失が減少したことによるものであります。
以上諸要因の結果により、当連結会計年度における当社グループの営業利益は、15億23百万円と前連結会計年度に比べ3億47百万円の増益、経常利益は16億53百万円と前連結会計年度に比べ3億1百万円の増益、当期純利益は9億79百万円と前連結会計年度に比べ6百万円の増益となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、1 業績等の概要(2) キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。