四半期報告書-第66期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大やワクチン接種状況、変異株の蔓延等の影響により、国・地域や業種で回復状況が大きく異なりました。また、半導体をはじめとする部品・原材料の不足による自動車減産の影響、海上物流の逼迫などによるサプライチェーンの混乱や物流費高騰などが世界経済の回復を鈍らせる要因となっています。
当社の主要顧客である自動車産業におきましては、2021年9月までの世界ライトビークルの販売台数は、コロナ禍以前の2019年の水準に届かなかったものの、前年同期比で12.1%増となりました。しかしながら、世界的な半導体不足による減産を余儀なくされており、当第2四半期連結会計期間には減少に転じました。
当社グループにおきましては、経済の正常化が進む欧米市場が需要回復をけん引し、主力の自動車排ガス浄化触媒材料をはじめとする車載関連素材、歯科材料、産業用構造部材や電子部品材料などが堅調に推移いたしました。また、燃料電池材料ならびに二次電池材料は成長を続けております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、販売数量が前年同期比で60.5%増加した影響等により14,765百万円(前年同期は売上高8,970百万円、業績予想29,200百万円に対して進捗率50.6%)、営業利益は、販売数量増加による影響や生産量増加による操業度の上昇等により2,094百万円(前年同期は営業利益58百万円、業績予想3,000百万円に対して進捗率69.8%)、経常利益は、ベトナム子会社における為替差益の計上等により2,925百万円(前年同期は経常損失8百万円、業績予想3,100百万円に対して進捗率94.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,205百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失81百万円、業績予想2,100百万円に対して進捗率105.0%)となりました。
(注)進捗率は、2021年5月14日公表の連結業績予想と比較しております。
用途別の販売状況は、次のとおりであります。
(触媒用途)
当社グループの主力製品である自動車排ガス浄化触媒材料は、自動車販売台数が急回復した影響を受けて販売数量が大きく増加し、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。一方で、半導体などの部品不足により足元の自動車生産台数は減少しておりますが、サプライチェーン全体が部品や原材料需要の高まりによる在庫積み増しの時期と重なったため、当第2四半期連結累計期間では、その影響は顕在化しませんでした。
これらの結果、触媒用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、8,814百万円(前年同期比75.9%増、業績予想18,320百万円に対して進捗率48.1%)となりました。
(電子材料・酸素センサー用途)
電子材料は、コロナ禍でも需要が堅調であった医療機器、家電、通信機器に加え、自動車販売台数の回復を受けて、圧電素子や積層セラミックコンデンサ、光学用途は売上高を伸ばしました。二次電池材料は、車載電池の多様化の影響を受けて減収となった前年同期を大きく上回り、もとの成長トレンドに戻りつつあります。
酸素センサー材料は、自動車販売台数の回復を受けて、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。
これらの結果、電子材料・酸素センサー用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,561百万円(前年同期比40.1%増、業績予想3,220百万円に対して進捗率48.5%)となりました。
(ファインセラミックス用途)
当社グループの次世代主力製品と期待する燃料電池材料は、各国・地域の持続可能エネルギー推進政策などにより市場成長が継続しており、前年同期比で増収となりました。
歯科材料ならびに産業用構造部材は、先進主要国の経済回復により需要が回復基調にあります。また、通信・電子機器向けの需要も拡大しています。一方、キッチンセラミックス材料は、インバウンド需要減少により、低迷が続いています。
これらの結果、ファインセラミックス用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,827百万円(前年同期比52.7%増、業績予想3,130百万円に対して進捗率58.4%)となりました。
(耐火物・ブレーキ用途)
耐火物は、国内の粗鋼生産量の回復により需要が上向いているものの、海外向けの回復が遅れております。
ブレーキ材においては、自動車販売台数の回復を受けて、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。
これらの結果、耐火物・ブレーキ用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,530百万円(前年同期比57.2%増、業績予想2,800百万円に対して進捗率54.7%)となりました。
(その他用途)
アルミニウム配管のろう付に使用されるセシウムフラックスは、家電用が堅調に推移したことに加え、自動車販売台数の回復を受けて、自動車用の需要が回復し、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。セシウムフラックス以外の製品についても、新型コロナウイルス感染症拡大による需要減少からの回復が見られ、その他用途全体で、新型コロナウイルス感染症拡大以前の水準を上回りました。
これらの結果、その他用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,031百万円(前年同期比52.8%増、業績予想1,730百万円に対して進捗率59.6%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は58,543百万円で、前連結会計年度末に比べ2,286百万円増加しました。これは主に、製品の増加(716百万円)、流動資産その他の増加(467百万円)、有形固定資産の増加(456百万円)、投資その他の資産の増加(460百万円)、現金及び預金の増加(424百万円)、受取手形及び売掛金の減少(616百万円)によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債は25,474百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円増加しました。これは主に、未払法人税等の増加(570百万円)、流動負債その他の増加(295百万円)、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加(206百万円)、短期借入金の減少(900百万円)によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は33,068百万円で、前連結会計年度末に比べ2,284百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加(1,973百万円)によるものです。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は前連結会計年度末53.7%から55.4%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,619百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが1,664百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが952百万円の支出となり、これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)残高は、前連結会計年度末に比べ354百万円減少し、10,206百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、得られた資金は2,619百万円(前年同四半期は2,239百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益2,848百万円、減価償却費1,262百万円、棚卸資産の増加1,248百万円、仕入債務の減少641百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は1,664百万円(前年同四半期は3,102百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出971百万円、無形固定資産の取得による支出334百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、使用した資金は952百万円(前年同四半期は2,232百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額の減少900百万円、配当金の支払額242百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は474百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大やワクチン接種状況、変異株の蔓延等の影響により、国・地域や業種で回復状況が大きく異なりました。また、半導体をはじめとする部品・原材料の不足による自動車減産の影響、海上物流の逼迫などによるサプライチェーンの混乱や物流費高騰などが世界経済の回復を鈍らせる要因となっています。
当社の主要顧客である自動車産業におきましては、2021年9月までの世界ライトビークルの販売台数は、コロナ禍以前の2019年の水準に届かなかったものの、前年同期比で12.1%増となりました。しかしながら、世界的な半導体不足による減産を余儀なくされており、当第2四半期連結会計期間には減少に転じました。
当社グループにおきましては、経済の正常化が進む欧米市場が需要回復をけん引し、主力の自動車排ガス浄化触媒材料をはじめとする車載関連素材、歯科材料、産業用構造部材や電子部品材料などが堅調に推移いたしました。また、燃料電池材料ならびに二次電池材料は成長を続けております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、販売数量が前年同期比で60.5%増加した影響等により14,765百万円(前年同期は売上高8,970百万円、業績予想29,200百万円に対して進捗率50.6%)、営業利益は、販売数量増加による影響や生産量増加による操業度の上昇等により2,094百万円(前年同期は営業利益58百万円、業績予想3,000百万円に対して進捗率69.8%)、経常利益は、ベトナム子会社における為替差益の計上等により2,925百万円(前年同期は経常損失8百万円、業績予想3,100百万円に対して進捗率94.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,205百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失81百万円、業績予想2,100百万円に対して進捗率105.0%)となりました。
(注)進捗率は、2021年5月14日公表の連結業績予想と比較しております。
用途別の販売状況は、次のとおりであります。
(触媒用途)
当社グループの主力製品である自動車排ガス浄化触媒材料は、自動車販売台数が急回復した影響を受けて販売数量が大きく増加し、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。一方で、半導体などの部品不足により足元の自動車生産台数は減少しておりますが、サプライチェーン全体が部品や原材料需要の高まりによる在庫積み増しの時期と重なったため、当第2四半期連結累計期間では、その影響は顕在化しませんでした。
これらの結果、触媒用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、8,814百万円(前年同期比75.9%増、業績予想18,320百万円に対して進捗率48.1%)となりました。
(電子材料・酸素センサー用途)
電子材料は、コロナ禍でも需要が堅調であった医療機器、家電、通信機器に加え、自動車販売台数の回復を受けて、圧電素子や積層セラミックコンデンサ、光学用途は売上高を伸ばしました。二次電池材料は、車載電池の多様化の影響を受けて減収となった前年同期を大きく上回り、もとの成長トレンドに戻りつつあります。
酸素センサー材料は、自動車販売台数の回復を受けて、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。
これらの結果、電子材料・酸素センサー用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,561百万円(前年同期比40.1%増、業績予想3,220百万円に対して進捗率48.5%)となりました。
(ファインセラミックス用途)
当社グループの次世代主力製品と期待する燃料電池材料は、各国・地域の持続可能エネルギー推進政策などにより市場成長が継続しており、前年同期比で増収となりました。
歯科材料ならびに産業用構造部材は、先進主要国の経済回復により需要が回復基調にあります。また、通信・電子機器向けの需要も拡大しています。一方、キッチンセラミックス材料は、インバウンド需要減少により、低迷が続いています。
これらの結果、ファインセラミックス用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,827百万円(前年同期比52.7%増、業績予想3,130百万円に対して進捗率58.4%)となりました。
(耐火物・ブレーキ用途)
耐火物は、国内の粗鋼生産量の回復により需要が上向いているものの、海外向けの回復が遅れております。
ブレーキ材においては、自動車販売台数の回復を受けて、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。
これらの結果、耐火物・ブレーキ用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,530百万円(前年同期比57.2%増、業績予想2,800百万円に対して進捗率54.7%)となりました。
(その他用途)
アルミニウム配管のろう付に使用されるセシウムフラックスは、家電用が堅調に推移したことに加え、自動車販売台数の回復を受けて、自動車用の需要が回復し、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を上回りました。セシウムフラックス以外の製品についても、新型コロナウイルス感染症拡大による需要減少からの回復が見られ、その他用途全体で、新型コロナウイルス感染症拡大以前の水準を上回りました。
これらの結果、その他用途の当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,031百万円(前年同期比52.8%増、業績予想1,730百万円に対して進捗率59.6%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は58,543百万円で、前連結会計年度末に比べ2,286百万円増加しました。これは主に、製品の増加(716百万円)、流動資産その他の増加(467百万円)、有形固定資産の増加(456百万円)、投資その他の資産の増加(460百万円)、現金及び預金の増加(424百万円)、受取手形及び売掛金の減少(616百万円)によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債は25,474百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円増加しました。これは主に、未払法人税等の増加(570百万円)、流動負債その他の増加(295百万円)、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加(206百万円)、短期借入金の減少(900百万円)によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は33,068百万円で、前連結会計年度末に比べ2,284百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加(1,973百万円)によるものです。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は前連結会計年度末53.7%から55.4%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,619百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが1,664百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが952百万円の支出となり、これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)残高は、前連結会計年度末に比べ354百万円減少し、10,206百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、得られた資金は2,619百万円(前年同四半期は2,239百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益2,848百万円、減価償却費1,262百万円、棚卸資産の増加1,248百万円、仕入債務の減少641百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は1,664百万円(前年同四半期は3,102百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出971百万円、無形固定資産の取得による支出334百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、使用した資金は952百万円(前年同四半期は2,232百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額の減少900百万円、配当金の支払額242百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は474百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。