四半期報告書-第64期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 9:17
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【項目】
32項目
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)における世界経済は、米中貿易摩擦の通商政策をめぐる不確実性の高まりや海外景気の減速が企業の設備投資マインドを下押ししており、雇用・所得環境は底堅く推移しているものの、依然、輸出産業、製造業を中心に低迷が持続しました。
当社グループの主要顧客であります自動車業界におきましては、ライトビークル市場(乗用車・小型商用車)において、中国の新車販売台数減少の影響を受けて世界自動車販売台数は前年割れの状況が継続しております。米中貿易摩擦は、足元では沈静化の動きがあるものの、引き続き自動車市場にとってのリスクとして残っております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、販売数量が前年同期比で4.4%減少した影響等により、20,321百万円(前年同期比3.3%減、業績予想27,800百万円に対して進捗率73.1%)、営業利益は、販売数量減少による影響や販売費及び一般管理費の増加等により2,590百万円(前年同期比26.0%減、業績予想3,600百万円に対して進捗率72.0%)、経常利益は2,603百万円(前年同期比27.2%減、業績予想3,500百万円に対して進捗率74.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,777百万円(前年同期比28.1%減、業績予想2,400百万円に対して進捗率74.1%)となりました。
用途別の販売状況は、次のとおりであります。
(触媒用途)
当社グループの主力製品である自動車排ガス浄化触媒材料は、近年の世界的な環境規制強化によるハイエンドな機能性材料への旺盛な需要を反映し、自動車販売動向を上回る伸び率で推移してまいりました。しかし、世界最大の自動車市場に成長した中国の販売不振は、世界自動車販売台数に大きな影を落としており、その影響を受け当社製品の売上高も前年同期を下回る結果となりました。
これらの結果、触媒用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、12,171百万円(前年同期比9.2%減、業績予想15,857百万円に対して進捗率76.8%)となりました。
(ファインセラミックス用途)
欧州を中心に展開している歯科材料は復調傾向にありますが、キッチンセラミックスなどの民生用セラミックス材料において需要が一巡した影響を受けたことに加え、堅調に推移してきた産業構造材等においても製造業の景況感悪化の影響を受けて弱含みで推移し、売上高は微増となりました。一方で、当社グループの次世代主力製品と期待しております燃料電池材料は、当四半期では一部で在庫調整の影響を受けたものの堅調な販売が継続しています。
これらの結果、ファインセラミックス用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,395百万円(前年同期比24.4%増、業績予想3,335百万円に対して進捗率71.8%)となりました。
(電子材料・酸素センサー用途)
電子材料は、中国経済減速の影響から、半導体需要の減少やスマートフォン販売の低迷等による業界全体の生産調整を受けて、圧電素子やセラミックコンデンサ用途の売上高が減少いたしました。二次電池材料は、車載用、定置用ともに需要が拡大する傾向にあり、前年同期比で売上高は大きく増加いたしましたが、当四半期では、一部で在庫調整の影響を受けております。一方、酸素センサー材料は、主要顧客向けが底堅く、二輪用への展開も進んでおり堅調に推移いたしました。
これらの結果、電子材料・酸素センサー用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,211百万円(前年同期比16.1%増、業績予想3,778百万円に対して進捗率58.5%)となりました。
(耐火物・ブレーキ用途)
耐火物材料は、中国が牽引する堅調な世界粗鋼生産の影響を受けて好調に推移し、売上高は増加いたしました。ブレーキ材は、販売数量は堅調であるものの販売単価が低下した等の影響を受け、売上高は減少いたしました。
これらの結果、耐火物・ブレーキ用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,198百万円(前年同期比0.4%減、業績予想2,898百万円に対して進捗率75.9%)となりました。
(その他用途)
アルミニウム配管のろう付に使用されるセシウムフラックスは、自動車市場悪化の影響により自動車用途が伸び悩み、売上高は前年同期比で減少いたしました。液物製品等の販売は堅調に推移しましたが、一部顧客の在庫調整の影響等を受けて、その他用途の売上高は、前年同期比で減少いたしました。
これらの結果、その他用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,344百万円(前年同期比14.2%減、業績予想1,929百万円に対して進捗率69.7%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は50,099百万円で、前連結会計年度末に比べ4,330百万円増加しまし
た。これは主に、有形固定資産の増加(3,441百万円)、たな卸資産の減少(386百万円)によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は21,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,505百万円増加しました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加(5,113百万円)、流動負債その他の減
少(1,704百万円)、支払手形及び買掛金の減少(684百万円)、未払法人税等の減少(509百万円)によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は29,090百万円で、前連結会計年度末に比べ1,824百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加(1,317百万円)、連結子会社に対する国際協力銀行からの出資等による非支配株主持分の増加(469百万円)によるものであります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は前連結会計年度末59.5%から57.0%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は695百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因はありません。

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