四半期報告書-第63期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

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2019/02/14 16:18
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(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日~平成30年12月31日)における世界経済は、良好な雇用・所得環境が継続し、個人消費は底堅く推移しましたが、米中貿易摩擦の深刻化による中国経済の減速や欧州でのBrexitの問題、地政学リスク等により、景気減速の懸念は高まっており、採算悪化を警戒した製造業などの企業が新規投資に慎重な姿勢を示しつつあります。
当社グループの主要顧客であります自動車業界におきましては、ライトビークル市場(乗用車・小型商用車)において国内および米国では堅調に推移しましたが、中国では新車販売が急減し、欧州においては燃費試験方法変更前の駆け込み需要の反動長期化等もあり、2018年の販売台数は前年割れとなりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の販売数量は前年同期比で微減となりましたが、売上高は原料価格に連動する販売単価の上昇等により21,010百万円(前年同期比11.2%増)、営業利益は原料価格の上昇や減価償却費の増加等による売上原価の上昇、販売費及び一般管理費の増加等により3,499百万円(前年同期比4.9%減)、経常利益は為替差益の計上等により3,576百万円(前年同期比2.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,470百万円(前年同期比0.0%減)となりました。
用途別の販売状況は、次のとおりであります。
(触媒)
当社グループの主力製品である自動車排ガス浄化触媒用途向け製品は、世界自動車販売台数が減少した影響を受けて出荷数量は前年同期比で微減となりましたが、原料価格に連動する販売単価の上昇により、売上高は前年同期を上回る結果となりました。
これらの結果、触媒用途向け製品の当第3四半期連結累計期間の売上高は、期首年間計画17,712百万円に対して13,407百万円(進捗率75.7%、前年同期比12.9%増)となりました。
(耐火物・ブレーキ材)
耐火物用途向け製品は、出荷数量は減少したものの原料価格に連動する販売単価が上昇したことにより、売上高は堅調に推移しました。ブレーキ材用途向け製品は、一部商品の販売が減少した影響を受け、売上高は減少しました。
これらの結果、耐火物・ブレーキ材用途向け製品の当第3四半期連結累計期間の売上高は、期首年間計画3,080百万円に対して2,207百万円(進捗率71.7%、前年同期比2.1%減)となりました。
(ファインセラミックス)
高機能材料向け製品は、キッチンセラミックスなどの民生用セラミックスにおいてインバウンド需要や特需が一巡したことに加え、欧州を中心に展開している歯科材料用途向け製品の販売低迷が継続し、売上高は減少しました。また、当社グループの次世代の主力製品と期待しております燃料電池用途向け製品は、米国で同業界に対する補助金が復活したことなどの影響により、売上高は増加しました。
これらの結果、ファインセラミックス用途向け製品の当第3四半期連結累計期間の売上高は、期首年間計画2,881百万円に対して1,924百万円(進捗率66.8%、前年同期比4.1%増)となりました。
(電子材料・酸素センサー)
電子材料用途向け製品は、スマートフォン市場やカーエレクトロニクス市場が好調に推移した影響を受け、圧電素子部品やセラミックコンデンサ向け製品、海外向け乾式製品の販売が増加したことに加え、電池材料向け製品の販売も寄与し、売上高は増加しました。酸素センサー用途向け製品は、自動車販売に連動し、主要顧客向け製品が底堅く推移しました。
これらの結果、電子材料・酸素センサー用途向け製品の当第3四半期連結累計期間の売上高は、期首年間計画2,279百万円に対して1,903百万円(進捗率83.5%、前年同期比25.3%増)となりました。
(その他)
アルミニウム配管のろう付に使用されるセシウムフラックスは、自動車向け製品は在庫調整等で伸び悩んだものの、家電向け製品が好調を維持したため、売上高は堅調に推移しました。また、市場ニーズを精査した製品開発と新規用途の発掘に注力した結果、その他の用途向け製品も堅調に推移しました。
これらの結果、その他用途向け製品の当第3四半期連結累計期間の売上高は、期首年間計画2,046百万円に対して1,567百万円(進捗率76.6%、前年同期比12.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は43,393百万円で、前連結会計年度末に比べ7,847百万円増加しました。これは主に、現金及び預金の増加(4,025百万円)、製品の増加(1,144百万円)、建設仮勘定の増加(1,045百万円)、有価証券の減少(1,200百万円)によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は16,699百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,849百万円増加しました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加(6,229百万円)、短期借入金の増加(600百万円)によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は26,694百万円で、前連結会計年度末に比べ1,997百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加(2,035百万円)によるものであります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は前連結会計年度末69.3%から61.4%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は709百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因はありません。

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