四半期報告書-第66期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 9:14
【資料】
PDFをみる
【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
2020年3月期
第3四半期連結累計期間実績
(百万円)
2021年3月期
第3四半期連結累計期間実績
(百万円)
2022年3月期
第3四半期連結累計期間実績
(百万円)
売上高20,32115,41721,610
触媒12,1719,21712,906
電子材料・酸素センサー2,2111,8022,175
ファインセラミックス2,3951,7032,544
耐火物・ブレーキ2,1981,5672,450
その他1,3441,1271,532
営業利益2,5909822,904
経常利益2,6037894,032
親会社株主に帰属する四半期純利益1,7774463,036

当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)における世界経済は、長引く新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、国や地域差はあるものの、断続的に社会及び経済活動が停滞しました。また、半導体をはじめとする部品不足による自動車減産、海上物流の逼迫によるサプライチェーンの混乱は依然解消されず、世界経済の回復を鈍らせる要因となっております。足元では変異株の蔓延はあるものの、欧米を中心にコロナ禍でも必要な対策を取ったうえで経済活動を維持しようとする動きもあり、ウィズコロナ、ポストコロナを見据えたビジネスや市場環境の回復も見受けられます。
当社の主要顧客である自動車産業におきましては、2021年の世界ライトビークルの販売台数は、世界的な半導体不足により自動車メーカー各社では計画比で減産を余儀なくされ、前年比4%増であったものの、コロナ禍以前の水準に届かない結果となりました。一方で、温室効果ガス排出量削減への意識が高まり、世界シェア上位の自動車メーカーが相次いで電動モデルを発表するなど、電動車シフトに対応する動きが活発になりました。
当社グループにおきましては、経済の正常化が進む欧米市場が需要回復をけん引し、車載関連素材、歯科材料、燃料電池材料、産業用構造部材や電子部品材料などで、コロナ禍以前の水準を上回りました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、販売数量が前年同期比で34.4%増加した影響等により21,610百万円(前年同期は15,417百万円、業績予想29,200百万円に対して進捗率74.0%)、営業利益は、販売数量増加による影響や生産量増加による操業度の上昇等により2,904百万円(前年同期は営業利益982百万円、業績予想3,000百万円に対して進捗率96.8%)、経常利益は、ベトナム子会社における為替差益の計上等により4,032百万円(前年同期は789百万円、業績予想3,800百万円に対して進捗率106.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,036百万円(前年同期は446百万円、業績予想2,800百万円に対して進捗率108.5%)となりました。
(注)進捗率は、2021年10月29日公表の連結業績予想と比較しております。
用途別の販売状況は、次のとおりであります。
(触媒用途)
当社グループの主力製品である自動車排ガス浄化触媒材料は、自動車販売台数の急回復及び環境規制強化による当社製品需要の増加の影響を受けて販売数量が大きく増加し、コロナ禍以前の水準を上回りました。一方で、半導体などの部品不足による自動車減産の影響を受けて、増加傾向は鈍化しています。
これらの結果、触媒用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、12,906百万円(前年同期比40.0%増、業績予想17,580百万円に対して進捗率73.4%)となりました。
(電子材料・酸素センサー用途)
電子材料は、コロナ禍でも需要が堅調であった医療機器、家電、通信機器に加え、自動車販売台数の回復を受けて、圧電素子やMLCC、光学用途は売上高を伸ばしました。二次電池材料は、車載電池の多様化の影響を受けて減収となった前年同期を上回りました。
酸素センサー材料は、自動車販売台数の急回復の影響を受けて、コロナ禍以前の水準を上回りました。
これらの結果、電子材料・酸素センサー用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,175百万円(前年同期比20.7%増、業績予想2,940百万円に対して進捗率74.0%)となりました。
(ファインセラミックス用途)
当社グループの次世代主力製品と期待する燃料電池材料は、各国・地域の持続可能エネルギー推進政策などにより市場成長が継続しており、堅調に推移しました。
歯科材料ならびに産業用構造部材は、先進主要国の経済正常化が需要を牽引し、コロナ禍以前の水準を上回りました。
これらの結果、ファインセラミックス用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,544百万円(前年同期比49.4%増、業績予想3,650百万円に対して進捗率69.7%)となりました。
(耐火物・ブレーキ用途)
耐火物は、国内の粗鋼生産量は回復基調にあるものの、中国の粗鋼減産により耐火物材料が供給過多になった影響を受け、コロナ禍以前の水準に届きませんでした。
ブレーキ材は、自動車販売台数の回復に加え、新車納期遅れの影響による補修部品用の需要が高まり、コロナ禍以前の水準を上回りました。
これらの結果、耐火物・ブレーキ用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,450百万円(前年同期比56.3%増、業績予想3,030百万円に対して進捗率80.9%)となりました。
(その他用途)
アルミニウム配管のろう付に使用されるセシウムフラックスは、家電用が堅調に推移したことに加え、自動車販売台数の回復を受けて自動車用の需要が回復し、前年同期を大きく上回りました。
セシウムフラックス以外の製品についても需要の回復が見られ、その他用途全体で、コロナ禍以前の水準を上回りました。
これらの結果、その他用途の当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,532百万円(前年同期比36.0%増、業績予想2,000百万円に対して進捗率76.6%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は59,356百万円で、前連結会計年度末に比べ3,100百万円増加しました。これは主に、製品の増加(1,720百万円)、原材料及び貯蔵品の増加(1,349百万円)、有形固定資産の増加(1,127百万円)、受取手形及び売掛金の減少(819百万円)、現金及び預金の減少(678百万円)によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は25,872百万円となり、前連結会計年度末に比べ399百万円増加しました。これは主に、短期借入金の増加(900百万円)、未払法人税等の増加(374百万円)、流動負債その他の減少(361百万円)、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の減少(356百万円)、賞与引当金の減少(222百万円)によるものです。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は33,484百万円で、前連結会計年度末に比べ2,700百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加(2,488百万円)によるものであります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は前連結会計年度末53.7%から55.4%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は692百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。