四半期報告書-第73期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 14:44
【資料】
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【項目】
42項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により停滞した経済活動が、ワクチン接種開始による感染症収束への期待の高まりにより持ち直してきましたが、足元では欧米を中心に感染症拡大が深刻化している状況となっております。また、米中貿易摩擦の長期化・深刻化等の景気下振れ要因も併存しており、先行きは不透明な状況が続いております。
日本経済におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、昨年の緊急事態宣言の解除後に緩やかに再開した経済活動も、感染症の再拡大により先行きを見通すことが出来ず、引き続き予断を許さない状況となっております。
このような状況の中、当社グループにおきましても、国内外ともに新型コロナウイルス感染症の影響を受けておりますが、感染拡大防止に努めるとともに、業務効率化、自動化の推進及び固定費削減に努めてまいりました。
この結果、売上高は53,578百万円(前年同期比83.8%)となり、営業利益は1,706百万円(前年同期比73.0%)、経常利益は1,791百万円(前年同期比67.2%)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、天馬皇冠精密工業(蘇州)有限公司の解散及び清算手続きの開始に伴い発生した関係会社整理損等を計上した結果、707百万円(前年同期比34.7%)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(日本)
ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、昨年の緊急事態宣言時には外出自粛から自宅で過ごす時間が長くなる人が多くみられ、日用品需要が急増しました。また、緊急事態宣言解除後も引き続きホームセンターを中心に売上が増加しました。一方、工業品合成樹脂製品分野の受注につきましては、車両及び電機電子関連において新型コロナウイルス感染拡大の影響から取引先の減産調整により売上が減少しましたが、足元では持ち直しの動きもでてきております。
利益面につきましては、ハウスウエア合成樹脂製品の売上が好調となったこと及び前期から取り組んでいる物流の最適化等の実施により前年同期比で増益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、17,276百万円(前年同期比99.7%)となり、セグメント利益(営業利益)は1,332百万円(前年同期比205.9%)となりました。
(中国)
工業品合成樹脂製品分野においては、新型コロナウイルス感染症の影響による取引先の生産調整が続いたことから、天馬精密注塑(深圳)有限公司を中心に売上が減少しました。また、天馬皇冠精密工業(蘇州)有限公司の解散及び清算手続きの開始に伴い取引先へ受注品の返却を進めていることから売上が減少しました。ハウスウエア合成樹脂製品分野においては、EC販売は堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響からリアル店舗での販売が減少し売上は微減となりました。利益面につきましては、売上が大きく減少したこと及び売上減少に伴う工場の稼働減少により減益となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の影響による工場の稼働停止期間の固定費につきましては特別損失に計上しております。
この結果、当セグメントの売上高は、12,762百万円(前年同期比69.2%)となり、セグメント利益(営業利益)は596百万円(前年同期比60.1%)となりました。
(東南アジア)
東南アジアの各拠点においては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化している状況であり、工業品合成樹脂製品分野において、取引先の生産調整により売上が大幅に減少しましたが、足元では、各拠点でばらつきはあるものの、急速に回復をしてきております。利益面につきましては、工場の稼働減少に伴う固定費負担を減少させるため経費削減に努めましたが、生産調整による減収を吸収しきれず、前年同期を大きく下回る結果となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、23,541百万円(前年同期比83.5%)となり、セグメント利益(営業利益)は685百万円(前年同期比45.1%)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて4,880百万円減少し、89,663百万円となりました。これは、建物及び構築物(純額)が1,017百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金が1,972百万円、機械装置及び運搬具(純額)が1,383百万円、現金及び預金が1,055百万円、それぞれ減少したこと等によります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて827百万円減少し、19,561百万円となりました。これは、流動負債「その他(前受金など)」が1,108百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が1,560百万円、リース債務は356百万円、それぞれ減少したこと等によります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて4,053百万円減少し、70,102百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が1,871百万円、利益剰余金が1,208百万円減少し、控除項目である自己株式が1,303百万円増加したこと等によります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、259百万円であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

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