四半期報告書-第74期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな変異株の急速な感染拡大に加え、需給や物流の混乱による物価上昇、また中国における不動産市場の停滞等により、減速懸念を強めております。
日本経済においては、経済活動の再開や経済対策効果もあり、個人消費の持ち直しや設備投資の増加が見られ、また半導体や部品の不足影響が徐々に緩和され、製造業を中心に、挽回生産等を通じた企業業績改善が期待できる一方、世界経済同様、新たな変異株の急拡大もあり、先行きの不透明感が拭えない状況です。
このような状況の中、当社グループにおきましては、2021年5月13日に公表した「第3次中期経営計画」に基づき、中長期的な成長戦略の実現に向けた基盤構築を進めつつ、足許では引続き新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組みながら、生産体制の維持・強化を図ってまいりました。
この結果、売上高は60,084百万円(前年同期比112.1%)となり、営業利益は1,189百万円(前年同期比69.7%)、経常利益は1,564百万円(前年同期比87.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は771百万円(前年同期比109.0%)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(日本)
工業品合成樹脂製品分野においては、取引先での半導体不足等の影響が縮小し、電機電子を中心に売上回復の動きが見られ、またエネルギー等の新規事業分野への営業活動が奏功し始め、全体で売上は増加に転じました。一方、主力であるハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、消費マインドの冷え込みが続いており、売上が大きく減少しました。
利益面につきましては、引続き物流効率改善や自動化の推進等に取り組んでいるものの、ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品の売上減少と原材料価格高騰が響き、前年同期を下回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、15,642百万円(前年同期比90.5%)となり、セグメント利益(営業利益)は493百万円(前年同期比37.0%)となりました。
(中国)
工業品合成樹脂製品分野においては、一部取引先にて東南アジアから生産移管する動きがあったこと、また前年同期の一時的な工場稼働停止の反動増もあり、売上が増加しました。ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、前年同期の反動増により、増収となりました。
利益面につきましては、原材料価格高騰によるハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品での収益性悪化はあったものの、工業品合成樹脂製品分野での売上増加で吸収し、前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、15,294百万円(前年同期比119.8%)となり、セグメント利益(営業利益)は749百万円(前年同期比125.7%)となりました。
(東南アジア)
新型コロナウイルス感染症が拡大し、一部の拠点において1カ月程度の工場稼働停止があったものの、各国で挽回生産に転じた取引先もあり、また前年同期はコロナ禍の影響が大きかったことから、全体では売上が増加しました。
利益面につきましては、コロナ禍や半導体等の不足により、取引先の生産計画が度々変更され、当社の工場稼働率が低下する等、非効率な生産体制を余儀なくされたものの、売上増加で吸収し、前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、29,148百万円(前年同期比123.8%)となり、セグメント利益(営業利益)は809百万円(前年同期比118.1%)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて84百万円減少し、92,303百万円となりました。これは原材料及び貯蔵品が1,735百万円、商品及び製品が352百万円、それぞれ増加する一方、現金及び預金が2,874百万円減少したこと等によります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて777百万円増加し、20,268百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が829百万円増加したこと等によります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて860百万円減少し、72,035百万円となりました。これは控除項目である自己株式が857百万円、為替換算調整勘定が2,127百万円それぞれ増加する一方、資本剰余金が2,608百万円、利益剰余金が1,079百万円、それぞれ減少したこと等によります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、288百万円であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当社グループは2021年5月13日に第76期(2024年3月期)を最終年度とする3ヶ年の「第3次中期経営計画」を公表いたしました。
「百年企業への歩み」をテーマとして「人とプラスチックの調和する豊かな社会」の実現を長期ビジョンに掲げ、「サステナブル経営の推進」と「成長基盤の構築」を基本方針として、6つの全社戦略(「①人財への取り組み」、「②環境問題への取り組み」、「③ガバナンス強化」、「④DX(デジタルトランスフォーメーション)と自動化の推進」、「⑤技術開発の推進」、「⑥ビジネス領域の拡張」)等を推し進めております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな変異株の急速な感染拡大に加え、需給や物流の混乱による物価上昇、また中国における不動産市場の停滞等により、減速懸念を強めております。
日本経済においては、経済活動の再開や経済対策効果もあり、個人消費の持ち直しや設備投資の増加が見られ、また半導体や部品の不足影響が徐々に緩和され、製造業を中心に、挽回生産等を通じた企業業績改善が期待できる一方、世界経済同様、新たな変異株の急拡大もあり、先行きの不透明感が拭えない状況です。
このような状況の中、当社グループにおきましては、2021年5月13日に公表した「第3次中期経営計画」に基づき、中長期的な成長戦略の実現に向けた基盤構築を進めつつ、足許では引続き新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組みながら、生産体制の維持・強化を図ってまいりました。
この結果、売上高は60,084百万円(前年同期比112.1%)となり、営業利益は1,189百万円(前年同期比69.7%)、経常利益は1,564百万円(前年同期比87.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は771百万円(前年同期比109.0%)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(日本)
工業品合成樹脂製品分野においては、取引先での半導体不足等の影響が縮小し、電機電子を中心に売上回復の動きが見られ、またエネルギー等の新規事業分野への営業活動が奏功し始め、全体で売上は増加に転じました。一方、主力であるハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、消費マインドの冷え込みが続いており、売上が大きく減少しました。
利益面につきましては、引続き物流効率改善や自動化の推進等に取り組んでいるものの、ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品の売上減少と原材料価格高騰が響き、前年同期を下回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、15,642百万円(前年同期比90.5%)となり、セグメント利益(営業利益)は493百万円(前年同期比37.0%)となりました。
(中国)
工業品合成樹脂製品分野においては、一部取引先にて東南アジアから生産移管する動きがあったこと、また前年同期の一時的な工場稼働停止の反動増もあり、売上が増加しました。ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、前年同期の反動増により、増収となりました。
利益面につきましては、原材料価格高騰によるハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品での収益性悪化はあったものの、工業品合成樹脂製品分野での売上増加で吸収し、前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、15,294百万円(前年同期比119.8%)となり、セグメント利益(営業利益)は749百万円(前年同期比125.7%)となりました。
(東南アジア)
新型コロナウイルス感染症が拡大し、一部の拠点において1カ月程度の工場稼働停止があったものの、各国で挽回生産に転じた取引先もあり、また前年同期はコロナ禍の影響が大きかったことから、全体では売上が増加しました。
利益面につきましては、コロナ禍や半導体等の不足により、取引先の生産計画が度々変更され、当社の工場稼働率が低下する等、非効率な生産体制を余儀なくされたものの、売上増加で吸収し、前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、29,148百万円(前年同期比123.8%)となり、セグメント利益(営業利益)は809百万円(前年同期比118.1%)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて84百万円減少し、92,303百万円となりました。これは原材料及び貯蔵品が1,735百万円、商品及び製品が352百万円、それぞれ増加する一方、現金及び預金が2,874百万円減少したこと等によります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて777百万円増加し、20,268百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が829百万円増加したこと等によります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて860百万円減少し、72,035百万円となりました。これは控除項目である自己株式が857百万円、為替換算調整勘定が2,127百万円それぞれ増加する一方、資本剰余金が2,608百万円、利益剰余金が1,079百万円、それぞれ減少したこと等によります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、288百万円であります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当社グループは2021年5月13日に第76期(2024年3月期)を最終年度とする3ヶ年の「第3次中期経営計画」を公表いたしました。
「百年企業への歩み」をテーマとして「人とプラスチックの調和する豊かな社会」の実現を長期ビジョンに掲げ、「サステナブル経営の推進」と「成長基盤の構築」を基本方針として、6つの全社戦略(「①人財への取り組み」、「②環境問題への取り組み」、「③ガバナンス強化」、「④DX(デジタルトランスフォーメーション)と自動化の推進」、「⑤技術開発の推進」、「⑥ビジネス領域の拡張」)等を推し進めております。