四半期報告書-第74期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 16:00
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)における世界経済は、地域によってばらつきはあるものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による落ち込みから回復の動きを見せている一方、半導体,電子機器部品の不足や価格上昇等もあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
日本経済においては、足許ではワクチン接種率上昇につれ、新規感染者数に減少傾向が見られ、景気回復への期待感が増しており、また企業の設備投資や輸出は底堅く推移しております。一方で、製造業を主体として部品・部材の調達遅れ等による生産活動への影響は依然として生じており、経済全体の回復には時間を要する見通しです。
このような状況の中、当社グループにおきましては、2021年5月13日に「第3次中期経営計画」を公表し、中長期的な成長戦略の実現に向けた基盤構築を進めております。また足許では引続き新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組みながら、取引先の生産計画変動等にも対応した生産体制の整備やコスト削減に努めてまいりました。
この結果、売上高は38,895百万円(前年同期比111.1%)となり、営業利益は878百万円(前年同期比112.8%)、経常利益は1,143百万円(前年同期比121.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は569百万円(前年同期比200.6%)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(日本)
工業品合成樹脂製品分野においては、取引先における部品調達不足等の影響があったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きく落ち込んだ前年同期との比較では、電機電子及び車両関連を中心に売上が増加しました。一方、主力であるハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、未だ前年同期の巣ごもり需要の反動減の影響が大きく、売上が減少しました。
利益面につきましては、物流効率改善等に取り組んだものの、売上減少と原材料価格の高騰が響き、前年同期を下回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、10,191百万円(前年同期比89.8%)となり、セグメント利益(営業利益)は317百万円(前年同期比39.8%)となりました。
(中国)
工業品合成樹脂製品分野においては、これまでの生産調整から挽回生産に転じた取引先もあり、また前年同期には一時的な工場稼働停止もあったことから、売上が増加しました。ハウスウエア合成樹脂製品分野及び関連商品においては、リアル店舗の売上減少をEC販売で補い、売上は増加しました。
利益面につきましては、売上増加に加え、自動化推進に伴う人員の適正配置等にも取り組んでおり、前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、9,441百万円(前年同期比111.5%)となり、セグメント利益(営業利益)は426百万円(前年同期比115.8%)となりました。
(東南アジア)
半導体,電子機器部品の不足等により、取引先での生産調整等は未だに見られるものの、全体では前年同期の落ち込みから回復傾向にあり、売上は増加しました。
利益面につきましては、新型コロナウイルス感染防止措置への対応として経費が嵩んでいるものの、売上増加で吸収し、前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は、19,263百万円(前年同期比126.9%)となり、セグメント利益(営業利益)は704百万円(前年同期比287.1%)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計期間年度末に比べて730百万円増加し、93,117百万円となりました。これは受取手形及び売掛金が2,301百万円減少する一方、原材料及び貯蔵品が1,867百万円、商品及び製品が523百万円、仕掛品が325百万円、それぞれ増加したこと等によります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計期間年度末に比べて272百万円減少し、19,220百万円となりました。これは流動負債「その他」に含まれる未払金226百万円及び未払費用186百万円等が減少したことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計期間年度末に比べて1,002百万円増加し、73,897百万円となりました。これは控除項目である自己株式が705百万円、為替換算調整勘定が2,033百万円、それぞれ増加したこと等によります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金同等物は、前連結会計年度末に比べて3,110百万円減少し、12,996百万円(前年同期15,160百万円)となりました。
各活動別のキャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
棚卸資産の増加2,488百万円、法人税等の支払額477百万円等がありましたが、売上債権の減少2,781百万円、減価償却費2,045百万円等があり、2,287百万円の増加(前年同期は4,047百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
定期預金の払戻17,257百万円等の収入がありましたが、定期預金の預入19,612百万円、有形固定資産の取得1,833百万円等の支出があり、4,170百万円の減少(前年同期は759百万円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額927百万円、自己株式の純増減額705百万円等の支出があり、1,867百万円の減少(前年同期は2,060百万円の減少)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、187百万円であります。
(5) 経営方針・経営戦略等
当社グループは2021年5月13日に第76期(2024年3月期)を最終年度とする3ヶ年の「第3次中期経営計画」を公表いたしました。
「百年企業への歩み」をテーマとして「人とプラスチックの調和する豊かな社会」の実現を長期ビジョンに掲げ、「サステナブル経営の推進」と「成長基盤の構築」を基本方針として、「①人財への取り組み」、「②環境問題への取り組み」、「③ガバナンス強化」、「④DX(デジタルトランスフォーメーション)と自動化の推進」、「⑤技術開発の推進」、「⑥ビジネス領域の拡張」について、経営戦略の具体化を進めております。

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