四半期報告書-第123期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いています。収益認識会計基準等の適用が財政状態及び経営成績に与える影響の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)及び(セグメント情報等) セグメント情報 Ⅱ 2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症の拡大から個人消費の低迷や雇用情勢の悪化など厳しい状況で推移しました。足下では企業の生産活動や設備投資に持ち直しの動きがみられ、ワクチン接種の本格的な開始による効果も期待されますが、変異株の広まりから感染者数が再び増加に転じており、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
このような状況下、当社グループは今期を初年度とする新たな3カ年の中期経営計画「Ensuring Growing Global 2 (EGG2) 」に取り組み、収益性の向上と技術革新・次世代事業の確立および持続的な企業価値の向上を目指しております。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、中核事業である農薬事業が国内、海外とも好調に推移したことから165億47百万円(前年同期比24億83百万円増、同17.7%増)となりました。利益面では、営業利益は16億70百万円(前年同期比4億20百万円増、同33.6%増)、経常利益は17億72百万円(前年同期比10億47百万円増、同144.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億42百万円(前年同期比8億85百万円増、同117.0%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間における報告セグメントの概況は以下のとおりです。
[農薬事業]
国内農薬販売では、水稲用殺菌剤チアジニル(商品名「ブイゲット」)や園芸用殺菌剤ピラジフルミド(商品名「パレード」)を始めとする主力自社開発品目の販売が堅調に推移しました。しかしながら、一部品目の取り扱い終了の影響などから国内販売全体の売上高は前年同期を下回りました。なお、昨年9月に日本で農薬登録を取得した新規水稲用殺虫剤ベンズピリモキサン(商品名「オーケストラ」)の販売を本年5月25日より開始いたしました。
海外農薬販売では、Nichino India Pvt.Ltd.が新型コロナウィルス感染症の拡大から一時的に生産活動を停止したこともあり業績が伸び悩みました。一方、温暖で乾燥した気候が続いた北米では例年よりダニの発生が多く、殺ダニ剤フェンピロキシメートの需要が高まり、Nichino America,Inc.の売上高が伸長しました。また、欧州では競合剤より市場シェアを獲得した除草剤ピラフルフェンエチルの拡販により、Nichino Europe Co.,Ltd.の売上高が伸長しました。さらに、農薬需要が回復基調にあるブラジルでは、サトウキビ用除草剤の販売戦略が奏功したことなどからSipcam Nichino Brasil S.A.の売上高が伸長し、海外販売全体の売上高は前年同期を上回りました。
これらの結果、農薬事業の売上高は149億32百万円(前年同期比27億97百万円増、同23.1%増)、営業利益は12億84百万円(前年同期比5億32百万円増、同70.9%増)となりました。
[農薬以外の化学品事業]
化学品事業では、株式会社アグリマートのシロアリ薬剤の販売が好調に推移しました。なお、同社は本年5月27日より新規土壌処理用シロアリ防除剤「ネクサスZ800」の販売を開始しました。一方、医薬品事業では、外用抗真菌剤ルリコナゾールの爪白癬分野の販売が伸び悩みました。
これらの結果、農薬以外の化学品事業の売上高は12億57百万円(前年同期比1億92百万円減、同13.3%減)、営業利益は5億23百万円(前年同期比89百万円減、同14.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ91百万円増加し、1,080億61百万円となりました。これは、現金及び預金並びに売上債権の減少を上回る棚卸資産及び投資有価証券の増加が主な要因です。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ12億26百万円減少し、446億71百万円となりました。これは、仕入債務の増加を上回る短期借入金の減少が主な要因です。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ13億18百万円増加し、633億90百万円となりました。これは、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額の減少を上回る親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加が主な要因です。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は、グループビジョン「Nichino Group-Growing Global」のもと、中期経営計画「Ensuring Growing Global 2(EGG2)」に取り組み、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に努めてまいる所存です。また、当社株券等の大規模買付行為を行おうとする者に対しては、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するために必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて当社取締役会の意見等を開示し、株主の皆様が検討するための時間の確保に努める等、金融商品取引法、会社法その他関係法令に基づき、適切な措置を講じてまいります。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、8億75百万円であり、主に農薬事業です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症の拡大から個人消費の低迷や雇用情勢の悪化など厳しい状況で推移しました。足下では企業の生産活動や設備投資に持ち直しの動きがみられ、ワクチン接種の本格的な開始による効果も期待されますが、変異株の広まりから感染者数が再び増加に転じており、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
このような状況下、当社グループは今期を初年度とする新たな3カ年の中期経営計画「Ensuring Growing Global 2 (EGG2) 」に取り組み、収益性の向上と技術革新・次世代事業の確立および持続的な企業価値の向上を目指しております。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、中核事業である農薬事業が国内、海外とも好調に推移したことから165億47百万円(前年同期比24億83百万円増、同17.7%増)となりました。利益面では、営業利益は16億70百万円(前年同期比4億20百万円増、同33.6%増)、経常利益は17億72百万円(前年同期比10億47百万円増、同144.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億42百万円(前年同期比8億85百万円増、同117.0%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間における報告セグメントの概況は以下のとおりです。
[農薬事業]
国内農薬販売では、水稲用殺菌剤チアジニル(商品名「ブイゲット」)や園芸用殺菌剤ピラジフルミド(商品名「パレード」)を始めとする主力自社開発品目の販売が堅調に推移しました。しかしながら、一部品目の取り扱い終了の影響などから国内販売全体の売上高は前年同期を下回りました。なお、昨年9月に日本で農薬登録を取得した新規水稲用殺虫剤ベンズピリモキサン(商品名「オーケストラ」)の販売を本年5月25日より開始いたしました。
海外農薬販売では、Nichino India Pvt.Ltd.が新型コロナウィルス感染症の拡大から一時的に生産活動を停止したこともあり業績が伸び悩みました。一方、温暖で乾燥した気候が続いた北米では例年よりダニの発生が多く、殺ダニ剤フェンピロキシメートの需要が高まり、Nichino America,Inc.の売上高が伸長しました。また、欧州では競合剤より市場シェアを獲得した除草剤ピラフルフェンエチルの拡販により、Nichino Europe Co.,Ltd.の売上高が伸長しました。さらに、農薬需要が回復基調にあるブラジルでは、サトウキビ用除草剤の販売戦略が奏功したことなどからSipcam Nichino Brasil S.A.の売上高が伸長し、海外販売全体の売上高は前年同期を上回りました。
これらの結果、農薬事業の売上高は149億32百万円(前年同期比27億97百万円増、同23.1%増)、営業利益は12億84百万円(前年同期比5億32百万円増、同70.9%増)となりました。
[農薬以外の化学品事業]
化学品事業では、株式会社アグリマートのシロアリ薬剤の販売が好調に推移しました。なお、同社は本年5月27日より新規土壌処理用シロアリ防除剤「ネクサスZ800」の販売を開始しました。一方、医薬品事業では、外用抗真菌剤ルリコナゾールの爪白癬分野の販売が伸び悩みました。
これらの結果、農薬以外の化学品事業の売上高は12億57百万円(前年同期比1億92百万円減、同13.3%減)、営業利益は5億23百万円(前年同期比89百万円減、同14.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ91百万円増加し、1,080億61百万円となりました。これは、現金及び預金並びに売上債権の減少を上回る棚卸資産及び投資有価証券の増加が主な要因です。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ12億26百万円減少し、446億71百万円となりました。これは、仕入債務の増加を上回る短期借入金の減少が主な要因です。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ13億18百万円増加し、633億90百万円となりました。これは、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額の減少を上回る親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加が主な要因です。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は、グループビジョン「Nichino Group-Growing Global」のもと、中期経営計画「Ensuring Growing Global 2(EGG2)」に取り組み、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に努めてまいる所存です。また、当社株券等の大規模買付行為を行おうとする者に対しては、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するために必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて当社取締役会の意見等を開示し、株主の皆様が検討するための時間の確保に努める等、金融商品取引法、会社法その他関係法令に基づき、適切な措置を講じてまいります。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、8億75百万円であり、主に農薬事業です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。