四半期報告書-第123期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/09 14:20
【資料】
PDFをみる
【項目】
38項目
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いています。収益認識会計基準等の適用が財政状態及び経営成績に与える影響の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)及び(セグメント情報等) セグメント情報 Ⅱ 2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症のワクチン接種の進展に伴い、企業の生産活動が持ち直し、個人消費が底堅く推移するなど社会経済活動が正常化に向かう兆しがみられました。しかしながら、足元では新たな変異株が急速に拡大するなど未だ感染症収束の時期を見通すことが出来ず、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
このような状況下、当社グループは今期を初年度とする新たな3カ年の中期経営計画「Ensuring Growing Global 2(EGG2)」に取り組み、収益性の向上と技術革新・次世代事業の確立および持続的な企業価値の向上を目指しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、中核事業である農薬事業が海外で好調に推移したことなどから512億83百万円(前年同期比94億78百万円増、同22.7%増)となりました。利益面では、営業利益は31億93百万円(前年同期比12億55百万円増、同64.8%増)、経常利益は32億46百万円(前年同期比19億71百万円増、同154.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億14百万円(前年同期比11億21百万円増、同80.5%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における報告セグメントの概況は以下のとおりです。
[農薬事業]
国内農薬販売では、水稲用殺菌剤チアジニル(商品名「ブイゲット」)や園芸用殺菌剤ピラジフルミド(商品名「パレード」)などの主力自社開発品目の普及拡販に努めました。しかしながら、前期で一部品目の取り扱いを終了したこともあり、国内販売全体の売上高は前年同期を下回りました。なお、当社が無償で提供しているスマートフォン用アプリケーション「レイミーのAI病害虫雑草診断」は、新たに「圃場管理」と「言語選択」の機能を追加し、スマート農業を通じた生産者へのソリューション提供に取り組んでいます。
海外農薬販売では、アジアでは過年度の流通在庫の消化が進んだことから、インドで殺虫剤フルベンジアミド、中国で水稲用殺菌剤イソプロチオランの販売がそれぞれ好調に推移しました。欧州では例年よりもダニの発生が多く、殺ダニ剤フェンピロキシメートとテブフェンピラドの販売が増加し、Nichino Europe Co.,Ltd.の売上高が伸長しました。南米ではブラジルにおいて、農薬需要が回復基調にあることに加え、前期より販売を開始したフルベンジアミドの販売が好調に推移し、Sipcam Nichino Brasil S.A.の売上高が伸長しました。北米では落花生分野で作付面積の拡大に加えて、白絹病の多発により殺菌剤フルトラニルの需要が高まったことからNichino America,Inc.の売上高が伸長し、海外販売全体の売上高は前年同期を上回りました。
これらの結果、農薬事業の売上高は473億90百万円(前年同期比102億98百万円増、同27.8%増)、営業利益は26億50百万円(前年同期比16億48百万円増、同164.5%増)となりました。
[農薬以外の化学品事業]
化学品事業では、新設住宅着工戸数の増加などから株式会社アグリマートのシロアリ薬剤の販売が好調に推移しました。
一方、医薬品事業では、新型コロナウィルス感染症の拡大により、医療機関の外来患者が減少したことなどから外用抗真菌剤ルリコナゾールの販売が伸び悩みました。
これらの結果、農薬以外の化学品事業の売上高は27億92百万円(前年同期比6億18百万円減、同18.1%減)、営業利益は9億11百万円(前年同期比3億49百万円減、同27.7%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億71百万円減少し、1,066億98百万円となりました。これは、棚卸資産及び投資有価証券の増加を上回る現金及び預金並びに売上債権の減少が主な要因です。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ34億64百万円減少し、424億33百万円となりました。これは、仕入債務の増加を上回る短期借入金の減少が主な要因です。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ21億93百万円増加し、642億65百万円となりました。これは、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額の減少を上回る親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加が主な要因です。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は、グループビジョン「Nichino Group-Growing Global」のもと、中期経営計画「Ensuring Growing Global 2(EGG2)」に取り組み、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に努めてまいる所存です。また、当社株券等の大規模買付行為を行おうとする者に対しては、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するために必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて当社取締役会の意見等を開示し、株主の皆様が検討するための時間の確保に努める等、金融商品取引法、会社法その他関係法令に基づき、適切な措置を講じてまいります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、31億43百万円であり、主に農薬事業です。
なお、2021年9月に新規殺虫剤の登録に向けた開発をさらに進めていくことを決定いたしました。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。