四半期報告書-第18期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
(1) 業績の状況
当社グループの当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)の連結業績は、次のとおりであります。
<連結業績(コアベース)>(単位:億円)
(注)当社グループは、経常的な収益性を示す指標として、営業利益から一過性の収益・費用を除外したコア営業利益を開示しております。一過性の収益・費用には、固定資産売却損益、事業再編に伴う損益(開発品や上市製品の売却損益を除く)、有形固定資産及び無形資産並びにのれんに係る減損損失、損害賠償や和解等に伴う損益の他、非経常的かつ多額の損益が含まれます。
本表では、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費について、一過性の収益・費用を除く実績を示しております。
<主要通貨の日本円への換算レート(期中平均レート)>
売上収益
売上収益は、前年同四半期比162億円(6.2%)増収の2,803億円となりました。国内における共同販促終了(2021年9月)に伴うネキシウムの減収影響があったものの、グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン T-DXd/DS-8201)、リクシアナ(一般名:エドキサバン)等の伸長及び円安の進行による為替の増収影響等により、増収となりました。売上収益に係る為替の増収影響は173億円でありました。
コア営業利益
コア営業利益は、前年同四半期比93億円(21.3%)減益の344億円となりました。売上原価は、売上収益が増加したものの、製品構成の変化に伴う原価率改善により、105億円(12.3%)減少の747億円となりました。販売費及び一般管理費は、エンハーツに係るアストラゼネカとのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、151億円(18.6%)増加の963億円となりました。研究開発費は、3ADC(トラスツズマブ デルクステカン、ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402)への研究開発投資の増加等により、209億円(38.7%)増加の749億円となりました。コア営業利益に係る為替の減益影響は2億円でありました。
営業利益
営業利益は、前年同四半期比114億円(24.9%)減益の344億円となりました。
税引前四半期利益
税引前四半期利益は、前年同四半期比176億円(37.5%)減益の294億円となりました。為替差損益の悪化等により、営業利益に比べて減益額が増加いたしました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同四半期比164億円(46.5%)減益の189億円となりました。
四半期包括利益合計額
四半期包括利益合計額は、前年同四半期比412億円(121.5%)増益の751億円となりました。海外子会社の純資産に係る為替換算差額が大幅に増加したこと等から増益となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による当第1四半期連結累計期間の業績への影響は、第一三共ヘルスケアユニットにおいて売上収益の減収影響を受けたものの、活動制限に伴う販売促進費等経費の減少と相殺されることから、軽微であったと判断しております。
<連結業績(IFRSベース)>(単位:億円)
(注)当社グループは、資産売却等の取引から得られる損益を区分して事業活動の成果を適切に表示するため、当連結会計年度より、「その他の収益」及び「その他の費用」を表示する方法に変更しております。当該変更が要約四半期連結損益計算書に与える影響については、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 2. 作成の基礎 (2)表示方法の変更」に記載しております。
当社グループのユニット別売上収益状況は次のとおりであります。
① ジャパンビジネスユニット
ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業、ワクチン事業及び第一三共エスファ㈱が取り扱うジェネリック事業の製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナ、タリージェ等が伸長したものの、ネキシウムの共同販促終了や薬価改定の影響等により、前年同四半期比201億円(15.5%)減収の1,090億円となりました。
当第1四半期連結累計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2022年4月、片頭痛発作の発症抑制薬エムガルティが在宅自己注射の対象薬剤に指定されました。
・2022年6月、片頭痛治療剤レイボ―を新発売いたしました。
<ジャパンビジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
② 第一三共ヘルスケアユニット
第一三共ヘルスケアユニットの売上収益は、引き続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、前年同四半期並みの153億円となりました。
③ オンコロジービジネスユニット
オンコロジービジネスユニットの売上収益には、第一三共Inc.(米国)の製品売上収益及び第一三共ヨーロッパGmbHのがん製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツの伸長により、前年同四半期比131億円(90.2%)増収の275億円、現地通貨ベースでは、80百万米ドル(60.8%)増収の212百万米ドルとなりました。
当第1四半期連結累計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2022年5月、エンハーツのHER2陽性乳がん患者への2次治療を対象とした米国における変更承認の取得及びプロモーションを開始いたしました。
<オンコロジービジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
④ アメリカンリージェントユニット
アメリカンリージェントユニットの売上収益は、ヴェノファー等の増収により、前年同四半期比79億円(20.3%)増収の470億円、現地通貨ベースでは、6百万米ドル(1.7%)増収の363百万米ドルとなりました。
<アメリカンリージェントユニット主力品売上収益>(単位:億円)
⑤ EUスペシャルティビジネスユニット
EUスペシャルティビジネスユニットの売上収益には、がん製品を除く第一三共ヨーロッパGmbHの売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナの順調な伸長により、前年同四半期比44億円(13.5%)増収の371億円、現地通貨ベースでは21百万ユーロ(8.5%)増収の269百万ユーロとなりました。
(単位:億円)
⑥ ASCAビジネスユニット
ASCA(注)ビジネスユニットの売上収益には、海外ライセンシーへの売上収益等が含まれております。
当ユニットの売上収益は、ブラジルにおけるエンハーツ、中国におけるオルメサルタン等の伸長により、前年同四半期比54億円(20.5%)増収の319億円となりました。
(注)Asia, South & Central Americaの略。
(2) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は2兆2,945億円となりました。その他の金融資産(流動)が減少した一方で、営業債権及びその他の債権、並びに棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末より731億円の増加となりました。
負債合計は8,943億円となりました。営業債務及びその他の債務、並びにその他の非流動負債の増加等により、前連結会計年度末より238億円の増加となりました。
資本合計は1兆4,003億円となりました。配当金の支払による減少があった一方で、四半期利益の計上及びその他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末より494億円の増加となりました。
親会社所有者帰属持分比率は61.0%となり、前連結会計年度末より0.2%増加しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ44億円減少し、6,581億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益294億円による資金の増加があった一方で、棚卸資産の増加等により、208億円の支出(前年同四半期は301億円の支出)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出があった一方で、定期預金の払戻による収入等により、263億円の収入(前年同四半期は300億円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、297億円の支出(前年同四半期は293億円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は749億円(前年同四半期比38.7%増)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は26.7%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
当社グループの当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)の連結業績は、次のとおりであります。
<連結業績(コアベース)>(単位:億円)
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 | ||
| 売上収益 | 2,641 | 2,803 | 162 6.2% | |
| 売上原価 | (注) | 852 | 747 | △105 △12.3% |
| 販売費及び一般管理費 | (注) | 812 | 963 | 151 18.6% |
| 研究開発費 | (注) | 540 | 749 | 209 38.7% |
| コア営業利益 | (注) | 437 | 344 | △93 △21.3% |
| 一過性の収益 | (注) | 21 | 0 | △21 △99.4% |
| 一過性の費用 | (注) | 0 | - | △0 △100.0% |
| 営業利益 | 458 | 344 | △114 △24.9% | |
| 税引前四半期利益 | 471 | 294 | △176 △37.5% | |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 352 | 189 | △164 △46.5% | |
| 四半期包括利益合計額 | 339 | 751 | 412 121.5% | |
(注)当社グループは、経常的な収益性を示す指標として、営業利益から一過性の収益・費用を除外したコア営業利益を開示しております。一過性の収益・費用には、固定資産売却損益、事業再編に伴う損益(開発品や上市製品の売却損益を除く)、有形固定資産及び無形資産並びにのれんに係る減損損失、損害賠償や和解等に伴う損益の他、非経常的かつ多額の損益が含まれます。
本表では、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費について、一過性の収益・費用を除く実績を示しております。
<主要通貨の日本円への換算レート(期中平均レート)>
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | |
| 米ドル/円 | 109.49 | 129.57 |
| ユーロ/円 | 131.95 | 138.10 |
売上収益
売上収益は、前年同四半期比162億円(6.2%)増収の2,803億円となりました。国内における共同販促終了(2021年9月)に伴うネキシウムの減収影響があったものの、グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン T-DXd/DS-8201)、リクシアナ(一般名:エドキサバン)等の伸長及び円安の進行による為替の増収影響等により、増収となりました。売上収益に係る為替の増収影響は173億円でありました。
コア営業利益
コア営業利益は、前年同四半期比93億円(21.3%)減益の344億円となりました。売上原価は、売上収益が増加したものの、製品構成の変化に伴う原価率改善により、105億円(12.3%)減少の747億円となりました。販売費及び一般管理費は、エンハーツに係るアストラゼネカとのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、151億円(18.6%)増加の963億円となりました。研究開発費は、3ADC(トラスツズマブ デルクステカン、ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402)への研究開発投資の増加等により、209億円(38.7%)増加の749億円となりました。コア営業利益に係る為替の減益影響は2億円でありました。
営業利益
営業利益は、前年同四半期比114億円(24.9%)減益の344億円となりました。
税引前四半期利益
税引前四半期利益は、前年同四半期比176億円(37.5%)減益の294億円となりました。為替差損益の悪化等により、営業利益に比べて減益額が増加いたしました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同四半期比164億円(46.5%)減益の189億円となりました。
四半期包括利益合計額
四半期包括利益合計額は、前年同四半期比412億円(121.5%)増益の751億円となりました。海外子会社の純資産に係る為替換算差額が大幅に増加したこと等から増益となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による当第1四半期連結累計期間の業績への影響は、第一三共ヘルスケアユニットにおいて売上収益の減収影響を受けたものの、活動制限に伴う販売促進費等経費の減少と相殺されることから、軽微であったと判断しております。
<連結業績(IFRSベース)>(単位:億円)
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 | |
| 売上収益 | 2,641 | 2,803 | 162 6.2% |
| 売上原価 | 852 | 748 | △104 △12.2% |
| 販売費及び一般管理費 | 813 | 964 | 151 18.6% |
| 研究開発費 | 540 | 749 | 209 38.7% |
| その他の収益 | 22 | 2 | △21 △92.4% |
| その他の費用 | 0 | - | △0 △100.0% |
| 営業利益 | 458 | 344 | △114 △24.9% |
| 税引前四半期利益 | 471 | 294 | △176 △37.5% |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 352 | 189 | △164 △46.5% |
| 四半期包括利益合計額 | 339 | 751 | 412 121.5% |
(注)当社グループは、資産売却等の取引から得られる損益を区分して事業活動の成果を適切に表示するため、当連結会計年度より、「その他の収益」及び「その他の費用」を表示する方法に変更しております。当該変更が要約四半期連結損益計算書に与える影響については、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 2. 作成の基礎 (2)表示方法の変更」に記載しております。
当社グループのユニット別売上収益状況は次のとおりであります。
① ジャパンビジネスユニット
ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業、ワクチン事業及び第一三共エスファ㈱が取り扱うジェネリック事業の製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナ、タリージェ等が伸長したものの、ネキシウムの共同販促終了や薬価改定の影響等により、前年同四半期比201億円(15.5%)減収の1,090億円となりました。
当第1四半期連結累計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2022年4月、片頭痛発作の発症抑制薬エムガルティが在宅自己注射の対象薬剤に指定されました。
・2022年6月、片頭痛治療剤レイボ―を新発売いたしました。
<ジャパンビジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| リクシアナ 抗凝固剤 | 229 | 251 | 22 9.7% |
| タリージェ 疼痛治療剤 | 71 | 89 | 18 25.8% |
| プラリア 骨粗鬆症治療剤・関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制剤 | 92 | 99 | 7 8.2% |
| エフィエント 抗血小板剤 | 41 | 49 | 7 17.2% |
| テネリア 2型糖尿病治療剤 | 64 | 56 | △8 △12.7% |
| ビムパット 抗てんかん剤 | 45 | 53 | 8 17.4% |
| ランマーク がん骨転移による骨病変治療剤 | 51 | 49 | △2 △3.7% |
| カナリア 2型糖尿病治療剤 | 43 | 41 | △3 △6.4% |
| ロキソニン 消炎鎮痛剤 | 58 | 46 | △12 △20.3% |
| エンハーツ 抗悪性腫瘍剤 (抗 HER2 抗体薬物複合体) | 22 | 24 | 3 11.5% |
| エムガルティ 片頭痛発作の発症抑制薬 | 9 | 14 | 6 64.5% |
② 第一三共ヘルスケアユニット
第一三共ヘルスケアユニットの売上収益は、引き続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、前年同四半期並みの153億円となりました。
③ オンコロジービジネスユニット
オンコロジービジネスユニットの売上収益には、第一三共Inc.(米国)の製品売上収益及び第一三共ヨーロッパGmbHのがん製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツの伸長により、前年同四半期比131億円(90.2%)増収の275億円、現地通貨ベースでは、80百万米ドル(60.8%)増収の212百万米ドルとなりました。
当第1四半期連結累計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2022年5月、エンハーツのHER2陽性乳がん患者への2次治療を対象とした米国における変更承認の取得及びプロモーションを開始いたしました。
<オンコロジービジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 | |
| エンハーツ 抗悪性腫瘍剤 (抗 HER2 抗体薬物複合体) | 108 | 267 | 159 147.5% | |
| エンハーツ(米) | 96 | 200 | 105 109.0% | |
| エンハーツ(欧) | 12 | 67 | 55 458.8% | |
| TURALIO 抗腫瘍剤 | 6 | 8 | 2 28.8% | |
④ アメリカンリージェントユニット
アメリカンリージェントユニットの売上収益は、ヴェノファー等の増収により、前年同四半期比79億円(20.3%)増収の470億円、現地通貨ベースでは、6百万米ドル(1.7%)増収の363百万米ドルとなりました。
<アメリカンリージェントユニット主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| インジェクタファー 鉄欠乏性貧血治療剤 | 149 | 141 | △8 △5.1% |
| ヴェノファー 鉄欠乏性貧血治療剤 | 79 | 124 | 45 56.3% |
⑤ EUスペシャルティビジネスユニット
EUスペシャルティビジネスユニットの売上収益には、がん製品を除く第一三共ヨーロッパGmbHの売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナの順調な伸長により、前年同四半期比44億円(13.5%)増収の371億円、現地通貨ベースでは21百万ユーロ(8.5%)増収の269百万ユーロとなりました。
| 製品名 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 対前年同四半期増減 |
| リクシアナ 抗凝固剤 | 234 | 286 | 52 22.3% |
| Nilemdo / Nustendi 高コレステロール血症治療剤 | 7 | 13 | 6 83.2% |
| オルメサルタン 高血圧症治療剤 | 56 | 54 | △2 △3.8% |
⑥ ASCAビジネスユニット
ASCA(注)ビジネスユニットの売上収益には、海外ライセンシーへの売上収益等が含まれております。
当ユニットの売上収益は、ブラジルにおけるエンハーツ、中国におけるオルメサルタン等の伸長により、前年同四半期比54億円(20.5%)増収の319億円となりました。
(注)Asia, South & Central Americaの略。
(2) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は2兆2,945億円となりました。その他の金融資産(流動)が減少した一方で、営業債権及びその他の債権、並びに棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末より731億円の増加となりました。
負債合計は8,943億円となりました。営業債務及びその他の債務、並びにその他の非流動負債の増加等により、前連結会計年度末より238億円の増加となりました。
資本合計は1兆4,003億円となりました。配当金の支払による減少があった一方で、四半期利益の計上及びその他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末より494億円の増加となりました。
親会社所有者帰属持分比率は61.0%となり、前連結会計年度末より0.2%増加しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ44億円減少し、6,581億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益294億円による資金の増加があった一方で、棚卸資産の増加等により、208億円の支出(前年同四半期は301億円の支出)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出があった一方で、定期預金の払戻による収入等により、263億円の収入(前年同四半期は300億円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、297億円の支出(前年同四半期は293億円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は749億円(前年同四半期比38.7%増)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は26.7%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。