半期報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)
(1) 業績の状況
当社グループの当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)の連結業績は、次のとおりであります。
<連結業績(コアベース)>(単位:億円)
(注)当社グループは、経常的な収益性を示す指標として、営業利益から一過性の収益・費用を除外したコア営業利益を開示しております。一過性の収益・費用には、固定資産売却損益、事業再編に伴う損益(開発品や上市製品の売却損益を除く)、有形固定資産及び無形資産並びにのれんに係る減損損失、損害賠償や和解等に伴う損益の他、非経常的かつ多額の損益が含まれます。
本表では、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費について、一過性の収益・費用を除く実績を示しております。
<主要通貨の日本円への換算レート(期中平均レート)>
売上収益
売上収益は、前年同期比1,564億円(21.5%)増収の8,827億円となりました。グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン T-DXd/DS-8201)、リクシアナ(一般名:エドキサバン)等の伸長及び円安の進行による為替の増収影響等により、増収となりました。売上収益に係る為替の増収影響は396億円でありました。
コア営業利益
コア営業利益は、前年同期比713億円(74.8%)増益の1,666億円となりました。売上原価は、売上収益が増加したものの、製品構成の変化に伴う原価率改善等により、46億円(2.5%)増加の1,930億円に留まりました。販売費及び一般管理費は、エンハーツに係るアストラゼネカ社とのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、532億円(19.2%)増加の3,299億円となりました。研究開発費は、5DXd-ADCs(トラスツズマブ デルクステカン、ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402、イフィナタマブ デルクステカン:I-DXd/DS-7300、DS-6000)への研究開発投資の増加等により、前年同期比273億円(16.4%)増加の1,933億円となりました。コア営業利益に係る為替の減益影響は14億円でありました。
営業利益
営業利益は、前年同期比918億円(96.6%)増益の1,869億円となりました。第一三共エスファ㈱の株式譲渡益の計上等により、一過性の収益が増加したため、コア営業利益に比べて増益額が拡大いたしました。
税引前中間利益
税引前中間利益は、前年同期比905億円(88.6%)増益の1,926億円となりました。為替差損益の悪化等により、金融収支が14億円悪化したため、営業利益に比べて増益額が縮小いたしました。
親会社の所有者に帰属する中間利益
親会社の所有者に帰属する中間利益は、前年同期比497億円(51.2%)増益の1,467億円となりました。第一三共エスファ㈱の譲渡決定に伴う税効果会計の影響等により、前年同期の法人税等が減少していた一方、当中間期はその影響がなく、法人税等が増加したため、税引前中間利益に比べて増益額が減少いたしました。
中間包括利益合計額
中間包括利益合計額は、海外子会社の純資産に係る為替換算差額が減少したこと等により、前年同期比660億円(37.5%)減益の1,101億円となりました。
<連結業績(IFRSベース)>(単位:億円)
当社グループのユニット別売上収益状況は次のとおりであります。
① ジャパンビジネスユニット
ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業及びワクチン事業の製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナ、エンハーツ、タリージェ等が伸長したものの、第一三共エスファ㈱の連結除外に伴い、2024年4月以降、ジェネリック事業の製品の売上収益が含まれなくなったことから、前年同期比72億円(2.9%)減収の2,397億円となりました。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年6月、抗悪性腫瘍剤エザルミアの再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)の承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
・2024年7月、不眠症治療剤ベルソムラについて、日本において同年10月1日付でMSD株式会社より当社へ販売移管することを決定いたしました。
・2024年9月、COVID-19 mRNAワクチン ダイチロナ筋注(オミクロン株JN.1)を日本において発売いたしました。
<ジャパンビジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
② 第一三共ヘルスケアユニット
第一三共ヘルスケアユニットの売上収益は、マイティア、ロキソニン、ミノン等の伸長により、前年同期比51億円(13.7%)増収の425億円となりました。
③ オンコロジービジネスユニット
オンコロジービジネスユニットの売上収益には、第一三共Inc.(米国)及び第一三共ヨーロッパGmbHのがん製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツの伸長により、前年同期比667億円(44.8%)増収の2,155億円、現地通貨ベースでは、357百万米ドル(33.8%)増収の1,412百万米ドルとなりました。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年4月、エンハーツのHER2陽性の複数の固形がんを対象とした米国における承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
<オンコロジービジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
④ アメリカンリージェントユニット
アメリカンリージェントユニットの売上収益は、インジェクタファー等の増収により、前年同期比94億円(9.5%)増収の1,081億円、現地通貨ベースでは、8百万米ドル(1.2%)増収の708百万米ドルとなりました。
<アメリカンリージェントユニット主力品売上収益>(単位:億円)
⑤ EUスペシャルティビジネスユニット
EUスペシャルティビジネスユニットの売上収益には、がん製品を除く第一三共ヨーロッパGmbHの製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナ、Nilemdo/Nustendiの伸長により、前年同期比317億円(36.7%)増収の1,182億円、現地通貨ベースでは149百万ユーロ(26.4%)増収の712百万ユーロとなりました。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年5月、Nilemdo/Nustendiの心血管疾患の抑制の承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
(単位:億円)
⑥ ASCAビジネスユニット
ASCA(注)ビジネスユニットの売上収益には、海外ライセンシーへの売上収益等が含まれております。
当ユニットの売上収益は、ブラジルにおけるエンハーツの伸長等により、前年同期比165億円(19.9%)増収の996億円となりました。
(注)Asia, South & Central Americaの略。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年8月、エンハーツのHER2陽性胃がんを対象とした中国における承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
ユニット別売上収益構成比は次のとおりであります。

(2) 財政状態
当中間連結会計期間末における資産合計は3兆2,971億円となりました。営業債権及びその他の債権、現金及び現金同等物、並びにその他の非流動資産が増加した一方で、その他の金融資産(流動)の減少等により、前期末より1,640億円の減少となりました。
負債合計は1兆6,743億円となりました。その他の金融負債(非流動)が増加した一方で、営業債務及びその他の債務、売却目的で保有する資産に直接関連する負債、並びにその他の非流動負債の減少等により、前期末より982億円の減少となりました。
資本合計は1兆6,228億円となりました。中間利益の計上等による増加があった一方で、配当金の支払及び自己株式の取得(2,153万株、1,200億円:取得総数5,500万株又は取得総額2,000億円を上限)による減少等により、前期末より658億円の減少となりました。
親会社所有者帰属持分比率は49.2%となり、前期末より0.4%増加しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ605億円増加し、7,077億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前中間利益1,926億円による資金の増加があった一方で、営業債権及びその他の債権の増加の他、法人所得税の支払額等により、766億円の支出(前年同期は644億円の支出)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出があった一方で、定期預金の払戻による収入等により、3,464億円の収入(前年同期は2,650億円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出の他、配当金の支払等により、1,862億円の支出(前年同期は773億円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発費(IFRSベース)は1,933億円(前年同期比16.4%増)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は21.9%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当中間連結会計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
当社グループの当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)の連結業績は、次のとおりであります。
<連結業績(コアベース)>(単位:億円)
| 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 対前年同期増減 | ||
| 売上収益 | 7,263 | 8,827 | 1,564 21.5% | |
| 売上原価 | (注) | 1,884 | 1,930 | 46 2.5% |
| 販売費及び一般管理費 | (注) | 2,766 | 3,299 | 532 19.2% |
| 研究開発費 | (注) | 1,660 | 1,933 | 273 16.4% |
| コア営業利益 | (注) | 953 | 1,666 | 713 74.8% |
| 一過性の収益 | (注) | 7 | 203 | 196 - |
| 一過性の費用 | (注) | 10 | 0 | △9 △100.0% |
| 営業利益 | 951 | 1,869 | 918 96.6% | |
| 税引前中間利益 | 1,021 | 1,926 | 905 88.6% | |
| 親会社の所有者に帰属する 中間利益 | 970 | 1,467 | 497 51.2% | |
| 中間包括利益合計額 | 1,761 | 1,101 | △660 △37.5% | |
(注)当社グループは、経常的な収益性を示す指標として、営業利益から一過性の収益・費用を除外したコア営業利益を開示しております。一過性の収益・費用には、固定資産売却損益、事業再編に伴う損益(開発品や上市製品の売却損益を除く)、有形固定資産及び無形資産並びにのれんに係る減損損失、損害賠償や和解等に伴う損益の他、非経常的かつ多額の損益が含まれます。
本表では、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費について、一過性の収益・費用を除く実績を示しております。
<主要通貨の日本円への換算レート(期中平均レート)>
| 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | |
| 米ドル/円 | 141.00 | 152.62 |
| ユーロ/円 | 153.38 | 165.93 |
売上収益
売上収益は、前年同期比1,564億円(21.5%)増収の8,827億円となりました。グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン T-DXd/DS-8201)、リクシアナ(一般名:エドキサバン)等の伸長及び円安の進行による為替の増収影響等により、増収となりました。売上収益に係る為替の増収影響は396億円でありました。
コア営業利益
コア営業利益は、前年同期比713億円(74.8%)増益の1,666億円となりました。売上原価は、売上収益が増加したものの、製品構成の変化に伴う原価率改善等により、46億円(2.5%)増加の1,930億円に留まりました。販売費及び一般管理費は、エンハーツに係るアストラゼネカ社とのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、532億円(19.2%)増加の3,299億円となりました。研究開発費は、5DXd-ADCs(トラスツズマブ デルクステカン、ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402、イフィナタマブ デルクステカン:I-DXd/DS-7300、DS-6000)への研究開発投資の増加等により、前年同期比273億円(16.4%)増加の1,933億円となりました。コア営業利益に係る為替の減益影響は14億円でありました。
営業利益
営業利益は、前年同期比918億円(96.6%)増益の1,869億円となりました。第一三共エスファ㈱の株式譲渡益の計上等により、一過性の収益が増加したため、コア営業利益に比べて増益額が拡大いたしました。
税引前中間利益
税引前中間利益は、前年同期比905億円(88.6%)増益の1,926億円となりました。為替差損益の悪化等により、金融収支が14億円悪化したため、営業利益に比べて増益額が縮小いたしました。
親会社の所有者に帰属する中間利益
親会社の所有者に帰属する中間利益は、前年同期比497億円(51.2%)増益の1,467億円となりました。第一三共エスファ㈱の譲渡決定に伴う税効果会計の影響等により、前年同期の法人税等が減少していた一方、当中間期はその影響がなく、法人税等が増加したため、税引前中間利益に比べて増益額が減少いたしました。
中間包括利益合計額
中間包括利益合計額は、海外子会社の純資産に係る為替換算差額が減少したこと等により、前年同期比660億円(37.5%)減益の1,101億円となりました。
<連結業績(IFRSベース)>(単位:億円)
| 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 対前年同期増減 | |
| 売上収益 | 7,263 | 8,827 | 1,564 21.5% |
| 売上原価 | 1,884 | 1,931 | 47 2.5% |
| 販売費及び一般管理費 | 2,776 | 3,374 | 597 21.5% |
| 研究開発費 | 1,661 | 1,933 | 272 16.4% |
| その他の収益 | 8 | 279 | 271 - |
| その他の費用 | 0 | 0 | △0 △95.0% |
| 営業利益 | 951 | 1,869 | 918 96.6% |
| 税引前中間利益 | 1,021 | 1,926 | 905 88.6% |
| 親会社の所有者に帰属する 中間利益 | 970 | 1,467 | 497 51.2% |
| 中間包括利益合計額 | 1,761 | 1,101 | △660 △37.5% |
当社グループのユニット別売上収益状況は次のとおりであります。
① ジャパンビジネスユニット
ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業及びワクチン事業の製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナ、エンハーツ、タリージェ等が伸長したものの、第一三共エスファ㈱の連結除外に伴い、2024年4月以降、ジェネリック事業の製品の売上収益が含まれなくなったことから、前年同期比72億円(2.9%)減収の2,397億円となりました。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年6月、抗悪性腫瘍剤エザルミアの再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)の承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
・2024年7月、不眠症治療剤ベルソムラについて、日本において同年10月1日付でMSD株式会社より当社へ販売移管することを決定いたしました。
・2024年9月、COVID-19 mRNAワクチン ダイチロナ筋注(オミクロン株JN.1)を日本において発売いたしました。
<ジャパンビジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 対前年同期増減 |
| リクシアナ 抗凝固剤 | 571 | 679 | 108 18.9% |
| タリージェ 疼痛治療剤 | 227 | 278 | 51 22.3% |
| プラリア 骨粗鬆症治療剤・関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制剤 | 211 | 211 | 0 0.0% |
| ビムパット 抗てんかん剤 | 127 | 155 | 27 21.6% |
| エンハーツ 抗悪性腫瘍剤 (抗 HER2 抗体薬物複合体) | 104 | 155 | 51 49.6% |
| ランマーク がん骨転移による骨病変治療剤 | 103 | 104 | 1 1.0% |
| エフィエント 抗血小板剤 | 124 | 157 | 33 26.3% |
| カナリア 2型糖尿病治療剤 | 81 | 81 | 0 0.0% |
| ロキソニン 消炎鎮痛剤 | 80 | 68 | △12 △14.6% |
| イナビル 抗インフルエンザウイルス薬 | 19 | 2 | △17 △90.8% |
| ミネブロ 高血圧症治療剤 | 40 | 48 | 8 19.9% |
② 第一三共ヘルスケアユニット
第一三共ヘルスケアユニットの売上収益は、マイティア、ロキソニン、ミノン等の伸長により、前年同期比51億円(13.7%)増収の425億円となりました。
③ オンコロジービジネスユニット
オンコロジービジネスユニットの売上収益には、第一三共Inc.(米国)及び第一三共ヨーロッパGmbHのがん製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツの伸長により、前年同期比667億円(44.8%)増収の2,155億円、現地通貨ベースでは、357百万米ドル(33.8%)増収の1,412百万米ドルとなりました。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年4月、エンハーツのHER2陽性の複数の固形がんを対象とした米国における承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
<オンコロジービジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 対前年同期増減 | |
| エンハーツ 抗悪性腫瘍剤 (抗 HER2 抗体薬物複合体) | 1,451 | 2,107 | 656 45.2% | |
| エンハーツ(米) | 1,059 | 1,401 | 343 32.4% | |
| エンハーツ(欧) | 392 | 705 | 313 79.7% | |
| TURALIO 抗腫瘍剤 | 26 | 32 | 6 24.6% | |
| ヴァンフリタ 抗悪性腫瘍剤 (FLT3阻害剤) | 11 | 17 | 5 45.6% | |
④ アメリカンリージェントユニット
アメリカンリージェントユニットの売上収益は、インジェクタファー等の増収により、前年同期比94億円(9.5%)増収の1,081億円、現地通貨ベースでは、8百万米ドル(1.2%)増収の708百万米ドルとなりました。
<アメリカンリージェントユニット主力品売上収益>(単位:億円)
| 製品名 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 対前年同期増減 |
| インジェクタファー 鉄欠乏性貧血治療剤 | 257 | 285 | 28 10.8% |
| ヴェノファー 鉄欠乏性貧血治療剤 | 291 | 297 | 6 2.1% |
| GE注射剤 | 373 | 437 | 64 17.0% |
⑤ EUスペシャルティビジネスユニット
EUスペシャルティビジネスユニットの売上収益には、がん製品を除く第一三共ヨーロッパGmbHの製品売上収益が含まれております。
当ユニットの売上収益は、リクシアナ、Nilemdo/Nustendiの伸長により、前年同期比317億円(36.7%)増収の1,182億円、現地通貨ベースでは149百万ユーロ(26.4%)増収の712百万ユーロとなりました。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年5月、Nilemdo/Nustendiの心血管疾患の抑制の承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
| 製品名 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 対前年同期増減 |
| リクシアナ 抗凝固剤 | 679 | 906 | 227 33.5% |
| Nilemdo / Nustendi 高コレステロール血症治療剤 | 68 | 164 | 96 140.3% |
| オルメサルタン 高血圧症治療剤 | 92 | 95 | 3 3.2% |
⑥ ASCAビジネスユニット
ASCA(注)ビジネスユニットの売上収益には、海外ライセンシーへの売上収益等が含まれております。
当ユニットの売上収益は、ブラジルにおけるエンハーツの伸長等により、前年同期比165億円(19.9%)増収の996億円となりました。
(注)Asia, South & Central Americaの略。
当中間連結会計期間における主な進捗は次のとおりであります。
・2024年8月、エンハーツのHER2陽性胃がんを対象とした中国における承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。
ユニット別売上収益構成比は次のとおりであります。

(2) 財政状態
当中間連結会計期間末における資産合計は3兆2,971億円となりました。営業債権及びその他の債権、現金及び現金同等物、並びにその他の非流動資産が増加した一方で、その他の金融資産(流動)の減少等により、前期末より1,640億円の減少となりました。
負債合計は1兆6,743億円となりました。その他の金融負債(非流動)が増加した一方で、営業債務及びその他の債務、売却目的で保有する資産に直接関連する負債、並びにその他の非流動負債の減少等により、前期末より982億円の減少となりました。
資本合計は1兆6,228億円となりました。中間利益の計上等による増加があった一方で、配当金の支払及び自己株式の取得(2,153万株、1,200億円:取得総数5,500万株又は取得総額2,000億円を上限)による減少等により、前期末より658億円の減少となりました。
親会社所有者帰属持分比率は49.2%となり、前期末より0.4%増加しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、期首に比べ605億円増加し、7,077億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前中間利益1,926億円による資金の増加があった一方で、営業債権及びその他の債権の増加の他、法人所得税の支払額等により、766億円の支出(前年同期は644億円の支出)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出があった一方で、定期預金の払戻による収入等により、3,464億円の収入(前年同期は2,650億円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出の他、配当金の支払等により、1,862億円の支出(前年同期は773億円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発費(IFRSベース)は1,933億円(前年同期比16.4%増)となり、売上収益に対する研究開発費の比率は21.9%となりました。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当中間連結会計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。