四半期報告書-第75期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、経済活動が大きく停滞し、厳しい状況にありました。米国では、経済活動の再開が段階的に進められているなかで、景気は持ち直しの動きもありますが、依然として厳しい状況にあります。ヨーロッパ地域では、感染症再拡大に伴う経済活動の抑制などにより景気は厳しい状況にあります。中国では、消費と固定資産投資の持ち直しにより、景気は緩やかに回復しております。日本経済は、公共投資は、堅調に推移しているものの、設備投資が減少し雇用情勢が悪化を見せるなど景気は厳しい状況でした。
当第3四半期連結累計期間において、プロジェクター需要は、フラットパネルディスプレイの価格低下の影響に加えて、新型コロナウイルス感染拡大による、世界各国での経済活動の制限、イベントの延期・中止などの影響で落ち込み、これにより、当社グループの反射鏡及びフライアイレンズへの需要は減少しました。
こうした、プロジェクター市場縮小による反射鏡及びフライアイレンズの受注低迷を鑑みて、有形固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、回収可能価額まで減損し、減損損失130百万円を計上しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高3,255百万円(前第3四半期連結累計期間比23.1%減)、経常損失423百万円(前第3四半期連結累計期間の経常利益22百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失595百万円(前第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益41百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①光学事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,191百万円と前年同期と比べ1,094百万円(47.9%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)は175百万円と前年と比べ535百万円(前第3四半期連結累計期間のセグメント利益は359百万円)の減益となりました。
プロジェクター用反射鏡は、販売数量が前年同期比で49.1%減少し、売上高は52.5%減少いたしました。フライアイレンズは、販売数量が前年同期比で46.4%減少し、売上高は42.1%減少いたしました。
②照明事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は398百万円と前年同期と比べ127百万円(24.3%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)は0百万円と前年と比べ7百万円(前第3四半期連結累計期間のセグメント利益は6百万円)の減益となりました。ヘッドアップディスプレイ向けレンズの売上高が減少いたしました。
③機能性薄膜・ガラス事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,064百万円と前年同期と比べ169百万円(19.0%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は71百万円と前年同期と比べ31百万円(30.5%)の減益となりました。コックピット用液晶ディスプレイの表面ガラスへの蒸着など二光光学株式会社を買収したことによる売上高の増加がありました。一方で、光学事業の減産に伴う固定費配賦額の増加により製造コストが増加しました。
④その他
当第3四半期連結累計期間の売上高は601百万円と前年同期と比べ71百万円(13.5%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は84百万円と前年と比べ48百万円(134.0%)の増益となりました。ガラス溶融炉の設計等の請負により売上高が増加しました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比べて555百万円増加し、8,037百万円となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,007百万円の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金が848百万円増加、仕掛品が183百万円減少、流動資産その他が293百万円増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ451百万円の減少となりました。有形固定資産が182百万円減少、投資その他の資産その他が293百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ555百万円の増加となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ196百万円の増加となりました。この主な要因は、短期借入金が275百万円増加したことなどによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ921百万円の増加となりました。この主な要因は、長期借入金が988百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は1,117百万円の増加となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ562百万円の減少となりました。この主な要因は、利益剰余金が595百万円 減少したことなどによるものであります。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は140百万円であります。 なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象を解消するための対応策
「1 事業等のリスク」に記載した継続企業の前提に関する重要事象等を解消すべく、深紫外線用の反射膜の販売、5G通信部品用ガラスフリットの販売等新規事業の拡大に努め、深紫外線用バンドパスフィルターの開発、今後のプロジェクター用部品の需要回復の確実な取り込み等で売上高を回復させ、設備投資の抑制などによる固定費の削減を進めることで収益性を改善させます。
加えて、当社の直面する様々な事業課題の解決と事業構造の改革を目的としたプロジェクトチームを立ち上げ、同チームの取り組みにより、徹底した事業部制の導入を推進しています。事業部の一元管理の下で、「創る」(開発)、「作る」(生産)、「売る」(販売)のサイクルを高速で回転させることで販売機会喪失を小さくし、増収、増益を実現します。
こうした業績の回復に向けた施策を実行していくことにより、売上高の増加、収益性の改善及び営業キャッシュ・フローの増加を達成し、当社の財務健全性の向上が実現できると考えております。
また、金融機関に対しては、業績の回復に向けた施策を説明し、契約の更新及び取引の継続に向けて協議を進めております。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、経済活動が大きく停滞し、厳しい状況にありました。米国では、経済活動の再開が段階的に進められているなかで、景気は持ち直しの動きもありますが、依然として厳しい状況にあります。ヨーロッパ地域では、感染症再拡大に伴う経済活動の抑制などにより景気は厳しい状況にあります。中国では、消費と固定資産投資の持ち直しにより、景気は緩やかに回復しております。日本経済は、公共投資は、堅調に推移しているものの、設備投資が減少し雇用情勢が悪化を見せるなど景気は厳しい状況でした。
当第3四半期連結累計期間において、プロジェクター需要は、フラットパネルディスプレイの価格低下の影響に加えて、新型コロナウイルス感染拡大による、世界各国での経済活動の制限、イベントの延期・中止などの影響で落ち込み、これにより、当社グループの反射鏡及びフライアイレンズへの需要は減少しました。
こうした、プロジェクター市場縮小による反射鏡及びフライアイレンズの受注低迷を鑑みて、有形固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、回収可能価額まで減損し、減損損失130百万円を計上しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高3,255百万円(前第3四半期連結累計期間比23.1%減)、経常損失423百万円(前第3四半期連結累計期間の経常利益22百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失595百万円(前第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益41百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①光学事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,191百万円と前年同期と比べ1,094百万円(47.9%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)は175百万円と前年と比べ535百万円(前第3四半期連結累計期間のセグメント利益は359百万円)の減益となりました。
プロジェクター用反射鏡は、販売数量が前年同期比で49.1%減少し、売上高は52.5%減少いたしました。フライアイレンズは、販売数量が前年同期比で46.4%減少し、売上高は42.1%減少いたしました。
②照明事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は398百万円と前年同期と比べ127百万円(24.3%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)は0百万円と前年と比べ7百万円(前第3四半期連結累計期間のセグメント利益は6百万円)の減益となりました。ヘッドアップディスプレイ向けレンズの売上高が減少いたしました。
③機能性薄膜・ガラス事業
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,064百万円と前年同期と比べ169百万円(19.0%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は71百万円と前年同期と比べ31百万円(30.5%)の減益となりました。コックピット用液晶ディスプレイの表面ガラスへの蒸着など二光光学株式会社を買収したことによる売上高の増加がありました。一方で、光学事業の減産に伴う固定費配賦額の増加により製造コストが増加しました。
④その他
当第3四半期連結累計期間の売上高は601百万円と前年同期と比べ71百万円(13.5%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は84百万円と前年と比べ48百万円(134.0%)の増益となりました。ガラス溶融炉の設計等の請負により売上高が増加しました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比べて555百万円増加し、8,037百万円となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,007百万円の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金が848百万円増加、仕掛品が183百万円減少、流動資産その他が293百万円増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ451百万円の減少となりました。有形固定資産が182百万円減少、投資その他の資産その他が293百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ555百万円の増加となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ196百万円の増加となりました。この主な要因は、短期借入金が275百万円増加したことなどによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ921百万円の増加となりました。この主な要因は、長期借入金が988百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は1,117百万円の増加となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ562百万円の減少となりました。この主な要因は、利益剰余金が595百万円 減少したことなどによるものであります。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は140百万円であります。 なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象を解消するための対応策
「1 事業等のリスク」に記載した継続企業の前提に関する重要事象等を解消すべく、深紫外線用の反射膜の販売、5G通信部品用ガラスフリットの販売等新規事業の拡大に努め、深紫外線用バンドパスフィルターの開発、今後のプロジェクター用部品の需要回復の確実な取り込み等で売上高を回復させ、設備投資の抑制などによる固定費の削減を進めることで収益性を改善させます。
加えて、当社の直面する様々な事業課題の解決と事業構造の改革を目的としたプロジェクトチームを立ち上げ、同チームの取り組みにより、徹底した事業部制の導入を推進しています。事業部の一元管理の下で、「創る」(開発)、「作る」(生産)、「売る」(販売)のサイクルを高速で回転させることで販売機会喪失を小さくし、増収、増益を実現します。
こうした業績の回復に向けた施策を実行していくことにより、売上高の増加、収益性の改善及び営業キャッシュ・フローの増加を達成し、当社の財務健全性の向上が実現できると考えております。
また、金融機関に対しては、業績の回復に向けた施策を説明し、契約の更新及び取引の継続に向けて協議を進めております。