四半期報告書-第43期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 10:30
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の概況)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による企業収益の大幅な減少や個人消費の落ち込み等により、依然として極めて厳しい状況にあります。
当社グループの属する普通鋼電炉業界におきましては、同感染症拡大の影響により主要な需要先である建築・土木向け鋼材需要が低迷し、加えて鋼材販売価格の下落や主原料である鉄スクラップ価格の上昇により、著しく経営環境が悪化いたしました。
このような経営環境においても、当社グループは『2020年度連結中期計画 ~新たな飛躍~』に基づき、人と設備を基軸に、重点課題に取り組んでまいりました。
品質・商品力の更なる強化と省エネルギー・省電力追求に加え、コンプライアンスの徹底、持続的な事業発展を可能とする人材の確保・育成や技能伝承および安全衛生・環境・防災対策等の基盤整備についての諸施策を推進しつつ、現場・現実に根差した操業努力による徹底したコスト削減も鋭意推進してまいりました。
なお、PT.KRAKATAU OSAKA STEEL(以下、KOS社)につきましては、2019年度は、4月のインドネシア大統領選挙及び10月の組閣決定前の様子見状態により鋼材需要が低迷したことで損益が悪化していましたが、2019年末から2020年初にかけて需要が回復したことに加え、収益改善策を実行したことにより、キャッシュ・フローが黒字化し、損益も改善する方向に向かっておりました。しかしながら、同年2月下旬以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により鋼材需要が再度減少に転じる等、事業環境が悪化したことに加えて、急速なインドネシアルピア安に伴う為替差損の発生等により財務基盤が悪化したため、依然として先行きが不透明な状況であります。そこで、当社は、インドネシアにおけるKOS社の事業展開の将来性を踏まえ、財務基盤強化策として、KOS社に対する増資引受、長期融資、KOS社の短期借入金に対する債務保証の実施を決定いたしました。これらの財務基盤強化策を順次実施するとともに、今後の事業成長に向けた取り組みを行ってまいります。
また、2018年5月に公表いたしました大阪地区における製造体制の一層の強化を狙いとした大阪事業所 圧延ライン強化対策につきましては、主要設備である新粗圧延機2基の設置を終えるなど、着実に準備を進めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループにおける鋼材売上数量は52万3千トン(前年同期実績57万5千トン)、売上高は366億3千3百万円(前年同期実績463億8千6百万円)、経常利益は7億7千万円(前年同期実績39億4千8百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億1百万円(前年同期実績25億8千9百万円)となりました。
(財政状態の概況)
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べ0.5%増加し、1,289億2千1百万円となりました。これは、主として現金及び預金が47億5千6百万円増加し、受取手形及び売掛金が32億5千2百万円、預け金が8億7千6百万円減少したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ3.5%増加し、749億6千6百万円となりました。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ1.5%増加し、2,038億8千8百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べ10.5%増加し、432億8千7百万円となりました。これは、主として短期借入金が50億2千5百万円増加し、未払法人税等が13億2千7百万円減少したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ2.2%減少し、129億2千3百万円となりました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ7.3%増加し、562億1千1百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ0.5%減少し、1,476億7千7百万円となりました。これは、主として配当の支払により利益剰余金が3億7千6百万円減少したことによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度に比べ38億8千万円増加し、783億1千3百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、当第2四半期連結累計期間において得られた資金は、34億1千4百万円(前年同期実績38億9千5百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、売上債権の減少額31億6千1百万円、減価償却費17億1千3百万円、支出の主な内訳は、法人税等の支払額16億4千9百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、当第2四半期連結累計期間において使用した資金は、34億7千9百万円(前年同期実績22億3千7百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、固定資産の取得34億8千9百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、当第2四半期連結累計期間において得られた資金は、39億9千4百万円(前年同期実績47億6千5百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の増加額52億7千3百万円、支出の主な内訳は、長期借入金の返済15億6千万円であります。
(3) 研究開発活動
当期は新商品開発、製造プロセス改善、圧延生産性向上、ビレット及び製品品質向上をテーマに上げ、技術開発・操業改善に取り組んでおります。
なお、当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費はありません。

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