四半期報告書-第90期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 15:05
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、輸出の大幅な減少や企業収益が急速に悪化するなど、極めて厳しい状況となりました。景気の先行きについても、経済活動の正常化に向けた動きの広がりが期待されるものの、感染症が内外経済を下振れさせるリスクを注視する必要があり、不透明感の長期化が懸念される状況にあります。
当社グループの事業については、金属チタン事業において航空機業界の生産活動大幅低下によりスポンジチタンの需要が急減するなど、厳しい経営環境に面しております。
こうした中、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高79億73百万円(前年同期比23.6%減)、営業利益3億38百万円(同57.1%減)となりました。経常損益は、昨年10月にスポンジチタンの生産を開始したサウジアラビアの合弁会社に係る持分法投資損失の計上等により2億98百万円の損失(前年同期は6億70百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損益は4億2百万円の損失(前年同期は4億60百万円の利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
① 金属チタン事業
当第1四半期連結累計期間における金属チタン事業の販売については、半導体用途向けは堅調であったものの、新型コロナウイルス感染症の影響等により航空機向けが落ち込み、一般工業向けも低調であったことから、全体としては前年同期を大きく下回る水準で推移しました。
スポンジチタンの生産に関しては、需要の減少を受け国内拠点において2020年5月より減産する操業体制としました。
また、原料となるチタン鉱石価格は高止まりが継続しております。
こうした状況のもと、同期間の金属チタン事業は、売上高は40億25百万円(前年同期比44.2%減)、営業利益は29百万円(同94.7%減)となりました。
② 触媒事業
当第1四半期連結累計期間の触媒事業の販売については、主要製品であるプロピレン重合用触媒の市場において、自動車用途向けポリプロピレンの需要に弱さが見られたものの医療用途向けが好調に推移したことのほか、前年同期において販売が一部第2四半期にずれ込んでいたこともあり、前年同期に対し増販となりました。
こうした状況のもと、同期間の触媒事業は、売上高は15億58百万円(前年同期比21.6%増)、営業利益は5億43百万円(同42.7%増)となりました。
③ 化学品事業
当第1四半期連結累計期間の化学品事業の販売については、主要製品である超微粉ニッケルに関して、車載向け等の需要減速の影響はありましたが、スマートフォン販売不振により需要が減退した前年同期との比較では増販となりました。
こうした状況のもと、同期間の化学品事業は、売上高は23億90百万円(前年同期比23.4%増)、営業利益は5億24百万円(同13.5%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、売掛金等の減少はありましたが、たな卸資産、固定資産の増加等により、前連結会計年度末比22億10百万円増の893億29百万円となりました。
負債の部は、短期借入金等の増加により、前連結会計年度末比30億21百万円増の418億77百万円となりました。
純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上や配当金の支払い等により、前連結会計年度末比8億11百万円減の474億51百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の55.2%から53.0%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億98百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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