有価証券報告書-第56期(平成27年3月16日-平成28年3月15日)

【提出】
2016/06/03 14:32
【資料】
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【項目】
115項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。この連結財務諸表作成にあたって、見積りが必要となる事項については合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
(2) 財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度比0.7%減の11,447百万円(前連結会計年度は、11,530百万円)、となり前連結会計年度末に比べ82百万円減少しました。
この主な要因は、流動資産では、商品及び製品の減少410百万円、前渡金の減少164百万円、現金及び預金の増加106百万円、受取手形及び売掛金の増加337百万円であり、固定資産では、投資有価証券の減少65百万円及び有形固定資産の増加121百万円であります。
② 負債
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度比12.5%減の3,639百万円(前連結会計年度は、4,158百万円)となり前連結会計年度末に比べ518百万円減少しました。
この主な要因は、流動負債では、短期借入金の減少480百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少116百万円、未払法人税等の増加162百万円及び未払金の増加119百万円、固定負債では、長期借入金の減少123百万円及び再評価に係る繰延税金負債の減少112百万円であります。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度比5.9%増の7,808百万円(前連結会計年度は、7,372百万円)となり前連結会計年度末に比べ436百万円増加しました。
この主な要因は、利益剰余金の増加347百万円、土地再評価差額金の増加112百万円及び繰延ヘッジ損益の減少22百万円であります。
(3) 経営成績の分析
セグメントごとの状況につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
(4) 資本の財源及び資金の流動性の分析
① キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,544百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
② 資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、当社製品製造のための材料及び部品の購入費、その他の製造費用、販売費及び一般管理費、連結子会社が環境関連商品を仕入れるための購入費等の営業費用によるものであります。