四半期報告書-第82期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が継続する中、行動制限により世界経済は低迷し、国内においても一部では個人消費や輸出等に持ち直しの動きが見られるものの、本格的な経済活動の再開には至らず、飲食業・宿泊業を筆頭に深刻な状況が続きました。
当社グループの主な事業分野である建設・土木業界におきましては、公共工事は堅調に推移しましたが、新設住宅着工戸数は減少しており、また、民間非住宅建設投資における鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建造物の着工は低位に留まり、企業による設備投資の縮小延期や住宅建築投資は慎重であることから、当社グループを取り巻く市場環境も厳しい状況が続いております。
このような環境において、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①経営成績
当社グループは、建築施工関連商品や獣害対策用の防御柵が売上に寄与したものの、主力製品であるワイヤーメッシュ及びせん断補強筋の出荷低減により、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、58億3百万円(前年同四半期比 7.4%減)となりました。
損益面におきましては、原材料価格が比較的安定して推移し、販売価格の維持とともに生産効率化及びコスト削減を引き続き進めた結果、営業利益は1億36百万円(前年同四半期比 217.6%増)となりました。また、為替差益等の寄与もあり、経常利益は1億57百万円(前年同四半期比 104.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は99百万円(前年同四半期比 129.9%増)となりました。
②財政状態
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が146億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億75百万円減少しました。主な要因としましては、原材料及び貯蔵品が1億45百万円、建設仮勘定が1億21百万円、投資有価証券が1億11百万円それぞれ増加しましたが、現金及び預金が3億円、受取手形及び売掛金が5億26百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、39億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億70百万円減少しました。主な要因としましては、支払手形及び買掛金が1億36百万円、短期借入金が2億29百万円、その他流動負債が2億3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、106億89百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円増加しました。これにより、自己資本比率は73.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、25億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、2億31百万円の獲得(前年同四半期は65百万円の獲得)となりました。主な要因としましては、税金等調整前四半期純利益1億56百万円、減価償却費83百万円を計上し、たな卸資産が2億15百万円増加し、売上債権が5億80百万円、仕入債務が1億36百万円、その他が2億15百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、2億46百万円の支出(前年同四半期は1億82百万円の支出)となりました。主な要因としましては、有形固定資産の取得による支出1億72百万円、投資有価証券の取得による支出72百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、2億83百万円の支出(前年同四半期は85百万円の支出)となりました。主な要因としましては、短期借入金の純減少額2億29百万円、配当金の支払額46百万円によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が継続する中、行動制限により世界経済は低迷し、国内においても一部では個人消費や輸出等に持ち直しの動きが見られるものの、本格的な経済活動の再開には至らず、飲食業・宿泊業を筆頭に深刻な状況が続きました。
当社グループの主な事業分野である建設・土木業界におきましては、公共工事は堅調に推移しましたが、新設住宅着工戸数は減少しており、また、民間非住宅建設投資における鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建造物の着工は低位に留まり、企業による設備投資の縮小延期や住宅建築投資は慎重であることから、当社グループを取り巻く市場環境も厳しい状況が続いております。
このような環境において、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①経営成績
当社グループは、建築施工関連商品や獣害対策用の防御柵が売上に寄与したものの、主力製品であるワイヤーメッシュ及びせん断補強筋の出荷低減により、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、58億3百万円(前年同四半期比 7.4%減)となりました。
損益面におきましては、原材料価格が比較的安定して推移し、販売価格の維持とともに生産効率化及びコスト削減を引き続き進めた結果、営業利益は1億36百万円(前年同四半期比 217.6%増)となりました。また、為替差益等の寄与もあり、経常利益は1億57百万円(前年同四半期比 104.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は99百万円(前年同四半期比 129.9%増)となりました。
②財政状態
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が146億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億75百万円減少しました。主な要因としましては、原材料及び貯蔵品が1億45百万円、建設仮勘定が1億21百万円、投資有価証券が1億11百万円それぞれ増加しましたが、現金及び預金が3億円、受取手形及び売掛金が5億26百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、39億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億70百万円減少しました。主な要因としましては、支払手形及び買掛金が1億36百万円、短期借入金が2億29百万円、その他流動負債が2億3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、106億89百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円増加しました。これにより、自己資本比率は73.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、25億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、2億31百万円の獲得(前年同四半期は65百万円の獲得)となりました。主な要因としましては、税金等調整前四半期純利益1億56百万円、減価償却費83百万円を計上し、たな卸資産が2億15百万円増加し、売上債権が5億80百万円、仕入債務が1億36百万円、その他が2億15百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、2億46百万円の支出(前年同四半期は1億82百万円の支出)となりました。主な要因としましては、有形固定資産の取得による支出1億72百万円、投資有価証券の取得による支出72百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、2億83百万円の支出(前年同四半期は85百万円の支出)となりました。主な要因としましては、短期借入金の純減少額2億29百万円、配当金の支払額46百万円によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。