四半期報告書-第62期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較及び前年度期末比較は基準の異なる算出方法に基づいた数値を用いております。収益認識に関する会計基準等の適用の詳細については「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
(1)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は69,559百万円(前連結会計年度末比5,028百万円増)となりました。流動資産合計は39,553百万円(同3,060百万円増)となりました。主な変動項目は現金及び預金(同1,342百万円増)、棚卸資産(同1,231百万円増)およびその他(同315百万円増)であります。
固定資産合計は30,006百万円(同1,968百万円増)となっております。このうち、有形固定資産合計は22,736百万円(同563百万円増)となっております。主な変動項目は、機械装置及び運搬具(純額)(同239百万円増)および建設仮勘定(同187百万円増)であります。投資その他の資産合計は7,199百万円(同1,404百万円増)となっております。主な変動項目は、投資有価証券(同1,163百万円増)およびその他(同246百万円増)であります。
負債合計は6,194百万円(同724百万円増)となりました。流動負債合計は5,352百万円(同788百万円増)となりました。主な変動項目は支払手形及び買掛金(同102百万円増)および賞与引当金(同336百万円増)であります。固定負債合計は841百万円(同64百万円減)となりました。主な変動項目はその他(同46百万円減)によるものであります。
純資産合計は63,365百万円(同4,304百万円増)となりました。株主資本合計が57,765百万円(同1,868百万円増)、その他の包括利益累計額合計が5,599百万円(同2,435百万円増)となっております。主な変動項目は、為替換算調整勘定(同2,287百万円増)であります。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、半導体不足による自動車の減産、中国での新型コロナウイルス感染症対策による都市封鎖に加え、ウクライナ情勢の長期化や原材料価格およびエネルギー価格の高騰など、先行きの不確実性が高まりました。当社グループに関連深い電子機器業界では、半導体パッケージ関連製品の世界的需要拡大の状況が続きました。当社グループにおいても高付加価値製品の需要増加の状況が続き、生産設備の自社開発を活かした生産体制およびグループ間の連携強化による効率改善によりこれに対応したことで、売上総利益段階から収益力を改善しております。主要取引通貨の円安の影響もあり、当期間の売上高は15,326百万円(前年同期比15.4%増)と大幅な増収となっております。この期間の利益は、営業利益は3,521百万円(同54.1%増)、経常利益は3,653百万円(同54.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,606百万円(同47.9%増)といずれも大幅な増益になりました。
次にセグメント別の状況ですが、日本地区では、高性能半導体関連向けの旺盛な需要により、高い利益率を確保することができました。この地区での売上高(セグメント間取引消去額を含む。以下同じ。)は10,753百万円(前年同期比14.1%増)、セグメント利益(営業利益)は2,616百万円(同52.4%増)となっております。
日本を除くアジア地区でも日本と同じ動きが見られ、中国上海地区での都市封鎖はあったものの、当社グループが得意とする高付加価値工具への需要が拡大しております。この地区での売上高は7,416百万円(同15.1%増)となり、セグメント利益は728百万円(同9.4%増)となっております。
その他、北米地区の売上高は855百万円(同35.7%増)、セグメント利益は71百万円(同187.7%増)となり、欧州地区の売上高は1,263百万円(同34.5%増)、セグメント利益は111百万円(同68.0%増)となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,337百万円増加し18,577百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは3,531百万円の収入(前年同期は2,770百万円の収入)となっております。主なキャッシュ・イン項目は、税金等調整前四半期純利益3,540百万円と減価償却費1,323百万円であり、主なキャッシュ・アウト項目は、棚卸資産の増減額542百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは2,061百万円の支出(前年同期は1,541百万円の支出)となっております。主なキャッシュ・アウト項目は、有形固定資産の取得による支出1,070百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは755百万円の支出(前年同期は729百万円の支出)となっております。主なキャッシュ・アウト項目は配当金の支払額691百万円であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結会計期間の研究開発費の総額は866百万円であります。なお、同期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較及び前年度期末比較は基準の異なる算出方法に基づいた数値を用いております。収益認識に関する会計基準等の適用の詳細については「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
(1)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は69,559百万円(前連結会計年度末比5,028百万円増)となりました。流動資産合計は39,553百万円(同3,060百万円増)となりました。主な変動項目は現金及び預金(同1,342百万円増)、棚卸資産(同1,231百万円増)およびその他(同315百万円増)であります。
固定資産合計は30,006百万円(同1,968百万円増)となっております。このうち、有形固定資産合計は22,736百万円(同563百万円増)となっております。主な変動項目は、機械装置及び運搬具(純額)(同239百万円増)および建設仮勘定(同187百万円増)であります。投資その他の資産合計は7,199百万円(同1,404百万円増)となっております。主な変動項目は、投資有価証券(同1,163百万円増)およびその他(同246百万円増)であります。
負債合計は6,194百万円(同724百万円増)となりました。流動負債合計は5,352百万円(同788百万円増)となりました。主な変動項目は支払手形及び買掛金(同102百万円増)および賞与引当金(同336百万円増)であります。固定負債合計は841百万円(同64百万円減)となりました。主な変動項目はその他(同46百万円減)によるものであります。
純資産合計は63,365百万円(同4,304百万円増)となりました。株主資本合計が57,765百万円(同1,868百万円増)、その他の包括利益累計額合計が5,599百万円(同2,435百万円増)となっております。主な変動項目は、為替換算調整勘定(同2,287百万円増)であります。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、半導体不足による自動車の減産、中国での新型コロナウイルス感染症対策による都市封鎖に加え、ウクライナ情勢の長期化や原材料価格およびエネルギー価格の高騰など、先行きの不確実性が高まりました。当社グループに関連深い電子機器業界では、半導体パッケージ関連製品の世界的需要拡大の状況が続きました。当社グループにおいても高付加価値製品の需要増加の状況が続き、生産設備の自社開発を活かした生産体制およびグループ間の連携強化による効率改善によりこれに対応したことで、売上総利益段階から収益力を改善しております。主要取引通貨の円安の影響もあり、当期間の売上高は15,326百万円(前年同期比15.4%増)と大幅な増収となっております。この期間の利益は、営業利益は3,521百万円(同54.1%増)、経常利益は3,653百万円(同54.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,606百万円(同47.9%増)といずれも大幅な増益になりました。
次にセグメント別の状況ですが、日本地区では、高性能半導体関連向けの旺盛な需要により、高い利益率を確保することができました。この地区での売上高(セグメント間取引消去額を含む。以下同じ。)は10,753百万円(前年同期比14.1%増)、セグメント利益(営業利益)は2,616百万円(同52.4%増)となっております。
日本を除くアジア地区でも日本と同じ動きが見られ、中国上海地区での都市封鎖はあったものの、当社グループが得意とする高付加価値工具への需要が拡大しております。この地区での売上高は7,416百万円(同15.1%増)となり、セグメント利益は728百万円(同9.4%増)となっております。
その他、北米地区の売上高は855百万円(同35.7%増)、セグメント利益は71百万円(同187.7%増)となり、欧州地区の売上高は1,263百万円(同34.5%増)、セグメント利益は111百万円(同68.0%増)となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,337百万円増加し18,577百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは3,531百万円の収入(前年同期は2,770百万円の収入)となっております。主なキャッシュ・イン項目は、税金等調整前四半期純利益3,540百万円と減価償却費1,323百万円であり、主なキャッシュ・アウト項目は、棚卸資産の増減額542百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは2,061百万円の支出(前年同期は1,541百万円の支出)となっております。主なキャッシュ・アウト項目は、有形固定資産の取得による支出1,070百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは755百万円の支出(前年同期は729百万円の支出)となっております。主なキャッシュ・アウト項目は配当金の支払額691百万円であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結会計期間の研究開発費の総額は866百万円であります。なお、同期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。