四半期報告書-第107期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)においては、当第1四半期に見られた、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響からの医療需要の回復傾向が継続して見られ、概ね当社グループの販売は好調に推移しました。一方で、全産業・全地域で見られているサプライチェーンの混乱と製造費のインフレ、工場の操業度低下等の問題は、当社グループにおいても顕在化し、第4四半期から次期にかけて、引き続きその安定・確保に対応を必要とすると見られます。
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
<売上収益>売上収益は、前年同期比16.7%増の5,235億円となりました。
日本では、ホスピタルカンパニーのアライアンス事業、ホスピタルシステム事業の輸液ポンプやシリンジポンプの好調に加え、心臓血管カンパニーのTIS(カテーテル)事業、ニューロバスキュラー事業において需要が着実に回復し、前年同期比4.5%の増収となりました。
海外では、心臓血管カンパニーのTIS事業とニューロバスキュラー事業、血液・細胞テクノロジーカンパニーにおいて需要が顕著な回復を示し、前年同期比22.7%の増収となりました。
<売上総利益>売上総利益は、売上収益の増加により、前年同期比15.6%増の2,788億円となりました。
<調整後営業利益>調整後営業利益は、売上総利益の増加が販売費及び一般管理費の増加を上回り、前年同期比21.1%増の1,072億円となりました。
なお、調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益です。また、調整後営業利益は、セグメント利益と一致しており、当社グループの業績管理指標として用いています。
<営業利益>営業利益は、調整後営業利益の増加により、前年同期比25.5%増の945億円となりました。
<税引前四半期利益>税引前四半期利益は、営業利益の増加により、前年同期比24.2%増の930億円となりました。
<親会社の所有者に帰属する四半期利益>親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増加により、前年同期比22.3%増の717億円となりました。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
<心臓血管カンパニー>日本では、TIS事業やニューロバスキュラー事業の需要が回復し、増収となりました。海外では、北米・欧州においてTIS事業とニューロバスキュラー事業の需要が顕著な回復を示し、グローバルの売上収益は前年同期比23.5%増の2,944億円となりました。
<ホスピタルカンパニー>ホスピタルシステム事業においては、日本・海外ともに、医療需要の回復やさらなる医療体制の充実に伴い、輸液ポンプやシリンジポンプの販売が好調に推移しました。また、アライアンス事業も引き続き拡大しています。グローバルの売上収益は前年同期比7.5%増の1,387億円となりました。
<血液・細胞テクノロジーカンパニー>日本では、血液センター向け製品を中心に、わずかに減収となりました。海外では、全血採血やアフェレシス治療、細胞処理製品の需要が回復した結果、グローバルの売上収益は前年同期比11.3%増の902億円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、503億円増加して1兆4,015億円となりました。これは主に、生産設備等への投資により有形固定資産が157億円増加、為替相場が円安に推移した影響及び新ITシステムへの投資等によりのれん及び無形資産が149億円増加したことによるものです。
負債合計は、289億円減少して4,656億円となりました。これは主に、設備関係の支払等により営業債務及びその他の債務が117億円減少、社債の償還等により社債及び借入金が77億円減少したことによるものです。
資本合計は、792億円増加して9,359億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により717億円増加、上記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により303億円増加した一方で、剰余金の配当により234億円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、984億円(前年同期は735億円の取得)となりました。税引前四半期利益930億円、減価償却費及び償却費433億円、法人所得税の支払額275億円が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、593億円(前年同期は630億円の使用)となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出408億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出154億円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、393億円(前年同期は57億円の使用)となりました。社債の償還による支出100億円、配当金の支払額234億円が主な要因です。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より41億円増加して2,049億円となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、375億円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)においては、当第1四半期に見られた、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響からの医療需要の回復傾向が継続して見られ、概ね当社グループの販売は好調に推移しました。一方で、全産業・全地域で見られているサプライチェーンの混乱と製造費のインフレ、工場の操業度低下等の問題は、当社グループにおいても顕在化し、第4四半期から次期にかけて、引き続きその安定・確保に対応を必要とすると見られます。
当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) | |
| 売上収益 | 448,628 | 523,482 | 16.7 | 11.9 |
| 売上総利益 | 241,268 | 278,841 | 15.6 | 10.2 |
| 調整後営業利益 | 88,489 | 107,157 | 21.1 | 13.3 |
| 営業利益 | 75,272 | 94,455 | 25.5 | 16.9 |
| 税引前四半期利益 | 74,928 | 93,044 | 24.2 | - |
| 四半期利益 | 58,502 | 71,696 | 22.6 | - |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 58,601 | 71,696 | 22.3 | - |
当第3四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||||
| 地域 | 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) |
| 日本 | 148,349 | 155,034 | 4.5 | 4.5 |
| 欧州 | 87,547 | 103,997 | 18.8 | 11.2 |
| 米州 | 131,132 | 161,219 | 22.9 | 17.2 |
| アジア他 | 81,598 | 103,231 | 26.5 | 17.6 |
| 海外計 | 300,279 | 368,447 | 22.7 | 15.5 |
| 合計 | 448,628 | 523,482 | 16.7 | 11.9 |
<売上収益>売上収益は、前年同期比16.7%増の5,235億円となりました。
日本では、ホスピタルカンパニーのアライアンス事業、ホスピタルシステム事業の輸液ポンプやシリンジポンプの好調に加え、心臓血管カンパニーのTIS(カテーテル)事業、ニューロバスキュラー事業において需要が着実に回復し、前年同期比4.5%の増収となりました。
海外では、心臓血管カンパニーのTIS事業とニューロバスキュラー事業、血液・細胞テクノロジーカンパニーにおいて需要が顕著な回復を示し、前年同期比22.7%の増収となりました。
<売上総利益>売上総利益は、売上収益の増加により、前年同期比15.6%増の2,788億円となりました。
<調整後営業利益>調整後営業利益は、売上総利益の増加が販売費及び一般管理費の増加を上回り、前年同期比21.1%増の1,072億円となりました。
なお、調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益です。また、調整後営業利益は、セグメント利益と一致しており、当社グループの業績管理指標として用いています。
<営業利益>営業利益は、調整後営業利益の増加により、前年同期比25.5%増の945億円となりました。
<税引前四半期利益>税引前四半期利益は、営業利益の増加により、前年同期比24.2%増の930億円となりました。
<親会社の所有者に帰属する四半期利益>親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増加により、前年同期比22.3%増の717億円となりました。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメントの名称 | 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) | |
| 心臓血管カンパニー | 売上収益 | 238,405 | 294,403 | 23.5 | 17.1 |
| (日本) | 36,608 | 38,478 | 5.1 | 5.1 | |
| (海外) | 201,796 | 255,924 | 26.8 | 19.2 | |
| ホスピタルカンパニー | 売上収益 | 129,023 | 138,733 | 7.5 | 6.1 |
| (日本) | 102,594 | 107,664 | 4.9 | 4.9 | |
| (海外) | 26,429 | 31,069 | 17.6 | 10.8 | |
| 血液・細胞テクノロジー カンパニー | 売上収益 | 81,007 | 90,154 | 11.3 | 5.9 |
| (日本) | 8,954 | 8,700 | △2.8 | △2.8 | |
| (海外) | 72,053 | 81,453 | 13.0 | 6.9 | |
<心臓血管カンパニー>日本では、TIS事業やニューロバスキュラー事業の需要が回復し、増収となりました。海外では、北米・欧州においてTIS事業とニューロバスキュラー事業の需要が顕著な回復を示し、グローバルの売上収益は前年同期比23.5%増の2,944億円となりました。
<ホスピタルカンパニー>ホスピタルシステム事業においては、日本・海外ともに、医療需要の回復やさらなる医療体制の充実に伴い、輸液ポンプやシリンジポンプの販売が好調に推移しました。また、アライアンス事業も引き続き拡大しています。グローバルの売上収益は前年同期比7.5%増の1,387億円となりました。
<血液・細胞テクノロジーカンパニー>日本では、血液センター向け製品を中心に、わずかに減収となりました。海外では、全血採血やアフェレシス治療、細胞処理製品の需要が回復した結果、グローバルの売上収益は前年同期比11.3%増の902億円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、503億円増加して1兆4,015億円となりました。これは主に、生産設備等への投資により有形固定資産が157億円増加、為替相場が円安に推移した影響及び新ITシステムへの投資等によりのれん及び無形資産が149億円増加したことによるものです。
負債合計は、289億円減少して4,656億円となりました。これは主に、設備関係の支払等により営業債務及びその他の債務が117億円減少、社債の償還等により社債及び借入金が77億円減少したことによるものです。
資本合計は、792億円増加して9,359億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により717億円増加、上記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により303億円増加した一方で、剰余金の配当により234億円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、984億円(前年同期は735億円の取得)となりました。税引前四半期利益930億円、減価償却費及び償却費433億円、法人所得税の支払額275億円が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、593億円(前年同期は630億円の使用)となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出408億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出154億円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、393億円(前年同期は57億円の使用)となりました。社債の償還による支出100億円、配当金の支払額234億円が主な要因です。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より41億円増加して2,049億円となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、375億円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。