四半期報告書-第108期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)においては、前年度に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響を受けて減少していた医療需要が回復し、当社グループの販売は概ね好調に推移しました。一方で営業利益については、製造費へのインフレ影響や、コロナ禍で停滞していた販売促進活動の再開など、前年同期と異なる環境・状況を受けて減益となりました。
当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
<売上収益>売上収益は、前年同期比14.9%増の1,973億円となりました。
日本では、医療需要の回復は依然緩やかながら、メディカルケアソリューションズカンパニーのファーマシューティカルソリューション、心臓血管カンパニーのTIS(カテーテル)、血管などの事業において増産や新製品効果があり、前年同期比1.4%の増収となりました。
海外では、心臓血管カンパニーのTIS事業とニューロバスキュラー事業、血液・細胞テクノロジーカンパニーにおいて需要が顕著な回復を示し、前年同期比20.3%の増収となりました。
<利益>売上総利益は、インフレ影響によるコスト増加があったものの、増収により前年同期比7.8%増の1,016億円となりました。
一方で、前年度には新型コロナウイルス感染症拡大により抑制されていた販売促進活動がほぼ平常化したことにより、調整後営業利益は、前年同期比10.7%減の359億円となりました。
同様に、営業利益、税引前四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、いずれも減益となりました。
なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。
調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
なお、前連結会計年度より、従来の「ホスピタルカンパニー」のセグメント名称を「メディカルケアソリューションズカンパニー」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。これに伴い、前第1四半期連結累計期間につきましても、変更後の名称で記載しております。
<心臓血管カンパニー>日本では、医療需要の回復は依然緩やかながら、TIS事業や血管事業において新製品効果を含む販売増があり、増収となりました。海外では、北米・アジアにおいてTIS事業とニューロバスキュラー事業の需要が顕著な回復を示し、グローバルの売上収益は前年同期比17.3%増の1,168億円となりました。
<メディカルケアソリューションズカンパニー>日本では、ファーマシューティカルソリューション事業が需要増により販売を伸ばしました。海外では、北米で選択的に投入している、ホスピタルケアソリューション事業の獣医市場向け製品が好調でした。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比5.0%増の460億円となりました。
<血液・細胞テクノロジーカンパニー>日本では、アフェレシス治療関連製品を中心に増収となりました。海外では、アジア・北米を中心に血液センター向け製品の需要が回復した結果、グローバルの売上収益は前年同期比21.8%増の345億円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、1,097億円増加して1兆5,834億円となりました。これは主に、為替相場が円安に推移した影響及び生産設備や新ITシステムへの投資等により有形固定資産が198億円増加、のれん及び無形資産が488億円増加したことによるものです。
負債合計は、55億円増加して4,669億円となりました。これは主に、上記同様の為替の影響等により社債及び借入金が95億円増加した一方、設備関係の支払等により営業債務及びその他の債務が42億円減少したことによるものです。
資本合計は、1,042億円増加して1兆1,165億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により224億円増加、上記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により953億円増加した一方で、剰余金の配当により136億円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、234億円(前年同期は299億円の取得)となりました。税引前四半期利益297億円、減価償却費及び償却費166億円、法人所得税の支払額99億円が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、161億円(前年同期は210億円の使用)となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出115億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出42億円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、148億円(前年同期は231億円の使用)となりました。配当金の支払額134億円が主な要因です。
また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により119億円増加した結果、現金及び現金同等物の当第1四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より43億円増加して2,096億円となりました。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、141億円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)においては、前年度に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響を受けて減少していた医療需要が回復し、当社グループの販売は概ね好調に推移しました。一方で営業利益については、製造費へのインフレ影響や、コロナ禍で停滞していた販売促進活動の再開など、前年同期と異なる環境・状況を受けて減益となりました。
当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) | |
| 売上収益 | 171,716 | 197,340 | 14.9 | 5.0 |
| 売上総利益 | 94,259 | 101,637 | 7.8 | 1.8 |
| 調整後営業利益 | 40,203 | 35,893 | △10.7 | △11.4 |
| 営業利益 | 36,233 | 30,427 | △16.0 | △14.4 |
| 税引前四半期利益 | 36,020 | 29,667 | △17.6 | - |
| 四半期利益 | 27,895 | 22,398 | △19.7 | - |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 27,895 | 22,398 | △19.7 | - |
当第1四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||||
| 地域 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) |
| 日本 | 49,175 | 49,869 | 1.4 | 1.4 |
| 欧州 | 34,501 | 38,574 | 11.8 | 5.6 |
| 米州 | 54,397 | 66,244 | 21.8 | 3.3 |
| 中国 | 15,473 | 19,369 | 25.2 | 7.8 |
| アジア他 | 18,169 | 23,282 | 28.1 | 15.9 |
| 海外計 | 122,541 | 147,470 | 20.3 | 6.4 |
| 合計 | 171,716 | 197,340 | 14.9 | 5.0 |
<売上収益>売上収益は、前年同期比14.9%増の1,973億円となりました。
日本では、医療需要の回復は依然緩やかながら、メディカルケアソリューションズカンパニーのファーマシューティカルソリューション、心臓血管カンパニーのTIS(カテーテル)、血管などの事業において増産や新製品効果があり、前年同期比1.4%の増収となりました。
海外では、心臓血管カンパニーのTIS事業とニューロバスキュラー事業、血液・細胞テクノロジーカンパニーにおいて需要が顕著な回復を示し、前年同期比20.3%の増収となりました。
<利益>売上総利益は、インフレ影響によるコスト増加があったものの、増収により前年同期比7.8%増の1,016億円となりました。
一方で、前年度には新型コロナウイルス感染症拡大により抑制されていた販売促進活動がほぼ平常化したことにより、調整後営業利益は、前年同期比10.7%減の359億円となりました。
同様に、営業利益、税引前四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、いずれも減益となりました。
なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。
調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
なお、前連結会計年度より、従来の「ホスピタルカンパニー」のセグメント名称を「メディカルケアソリューションズカンパニー」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。これに伴い、前第1四半期連結累計期間につきましても、変更後の名称で記載しております。
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメントの名称 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) | |
| 心臓血管カンパニー | 売上収益 | 99,568 | 116,825 | 17.3 | 5.0 |
| (日本) | 12,698 | 12,853 | 1.2 | 1.2 | |
| (海外) | 86,869 | 103,972 | 19.7 | 5.5 | |
| メディカルケアソリューションズ カンパニー | 売上収益 | 43,783 | 45,992 | 5.0 | 2.2 |
| (日本) | 33,996 | 34,512 | 1.5 | 1.5 | |
| (海外) | 9,786 | 11,480 | 17.3 | 4.6 | |
| 血液・細胞テクノロジー カンパニー | 売上収益 | 28,301 | 34,459 | 21.8 | 9.1 |
| (日本) | 2,416 | 2,441 | 1.1 | 1.1 | |
| (海外) | 25,884 | 32,018 | 23.7 | 9.9 | |
<心臓血管カンパニー>日本では、医療需要の回復は依然緩やかながら、TIS事業や血管事業において新製品効果を含む販売増があり、増収となりました。海外では、北米・アジアにおいてTIS事業とニューロバスキュラー事業の需要が顕著な回復を示し、グローバルの売上収益は前年同期比17.3%増の1,168億円となりました。
<メディカルケアソリューションズカンパニー>日本では、ファーマシューティカルソリューション事業が需要増により販売を伸ばしました。海外では、北米で選択的に投入している、ホスピタルケアソリューション事業の獣医市場向け製品が好調でした。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比5.0%増の460億円となりました。
<血液・細胞テクノロジーカンパニー>日本では、アフェレシス治療関連製品を中心に増収となりました。海外では、アジア・北米を中心に血液センター向け製品の需要が回復した結果、グローバルの売上収益は前年同期比21.8%増の345億円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、1,097億円増加して1兆5,834億円となりました。これは主に、為替相場が円安に推移した影響及び生産設備や新ITシステムへの投資等により有形固定資産が198億円増加、のれん及び無形資産が488億円増加したことによるものです。
負債合計は、55億円増加して4,669億円となりました。これは主に、上記同様の為替の影響等により社債及び借入金が95億円増加した一方、設備関係の支払等により営業債務及びその他の債務が42億円減少したことによるものです。
資本合計は、1,042億円増加して1兆1,165億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により224億円増加、上記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により953億円増加した一方で、剰余金の配当により136億円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、234億円(前年同期は299億円の取得)となりました。税引前四半期利益297億円、減価償却費及び償却費166億円、法人所得税の支払額99億円が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、161億円(前年同期は210億円の使用)となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出115億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出42億円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、148億円(前年同期は231億円の使用)となりました。配当金の支払額134億円が主な要因です。
また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により119億円増加した結果、現金及び現金同等物の当第1四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より43億円増加して2,096億円となりました。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、141億円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。