四半期報告書-第108期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)においては、前年度に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響を受けて減少していた医療需要が回復、為替も寄与し、当社グループの販売は概ね好調に推移しました。営業利益については、インフレの影響により製造費が上昇しており、減益となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
<売上収益>売上収益は、前年同期比17.0%増の4,033億円となりました。
日本は、COVID-19の第7波の影響を受けて医療需要の回復が遅れており、前年同期比1.1%の減収となりました。
海外は、医療需要の回復が進み、3つのカンパニーがそろって二桁以上伸長し、前年同期比24.7%の増収となりました。為替影響を除く伸長率で見ても、アジア他の14.3%を筆頭に全地域で伸び、海外計で7.8%となりました。
<利益>売上総利益は、増収効果により前年同期比11.1%増の2,070億円となりました。但し、インフレの影響を受けてコストは増加したため、売上伸長を下回る伸び率となりました。
また、前年度にはCOVID-19の影響により抑制されていた販売促進活動がほぼ平常化したことにより、調整後営業利益は、前年同期比5.0%減の704億円となりました。
同様に、営業利益、税引前四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、いずれも減益となりました。
なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。
調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
なお、前連結会計年度より、従来の「ホスピタルカンパニー」のセグメント名称を「メディカルケアソリューションズカンパニー」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。これに伴い、前第2四半期連結累計期間につきましても、変更後の名称で記載しております。
<心臓血管カンパニー>日本は、COVID-19の第7波の影響により医療需要の回復が遅れており、前年同期比で若干の減収となりました。その中において、血管事業は新製品の効果により売上収益が大きく増えました。海外は、医療需要の回復・成長とともに、新製品が寄与した血管事業をはじめ、全事業が好調で、売上収益は前年同期比24.3%増となりました。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比21.1%増の2,354億円となりました。
<メディカルケアソリューションズカンパニー>日本は、ホスピタルケアソリューション事業の医薬品や癒着防止材、さらにファーマシューティカルソリューション事業が伸びましたが、医療需要の回復遅れが影響して、微減となりました。海外は、13.9%の増収と堅調でした。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比2.0%増の938億円となりました。
<血液・細胞テクノロジーカンパニー>日本は、医療需要の回復遅れが響いて減収となりました。海外は、アジア他等における輸血需要の回復、欧米のアフェレシス治療の好調な需要等が牽引して、前年同期比30.2%増の大幅な増収となりました。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比27.1%増の740億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間に、米国において原料血漿採取システムの販売を開始しました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、1,852億円増加して1兆6,589億円となりました。これは主に、為替相場が円安に推移した影響及び生産設備や新ITシステムへの投資等により有形固定資産が345億円増加、のれん及び無形資産が681億円増加したことによるものです。
負債合計は、264億円増加して4,878億円となりました。これは主に、上記同様の為替の影響等により社債及び借入金が137億円増加、その他の流動負債が68億円増加したことによるものです。
資本合計は、1,588億円増加して1兆1,711億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により403億円増加、上記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により1,463億円増加した一方で、自己株式の取得により144億円減少、剰余金の配当により136億円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、603億円(前年同期は667億円の取得)となりました。税引前四半期利益546億円、減価償却費及び償却費344億円、法人所得税の支払額140億円が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、316億円(前年同期は405億円の使用)となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出246億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出99億円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、379億円(前年同期は251億円の使用)となりました。自己株式の取得による支出144億円、配当金の支払額136億円が主な要因です。
また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により165億円増加した結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より73億円増加して2,126億円となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、297億円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)においては、前年度に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響を受けて減少していた医療需要が回復、為替も寄与し、当社グループの販売は概ね好調に推移しました。営業利益については、インフレの影響により製造費が上昇しており、減益となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) | |
| 売上収益 | 344,637 | 403,316 | 17.0 | 5.1 |
| 売上総利益 | 186,244 | 206,992 | 11.1 | 2.0 |
| 調整後営業利益 | 74,137 | 70,429 | △5.0 | △9.6 |
| 営業利益 | 65,857 | 55,977 | △15.0 | △16.3 |
| 税引前四半期利益 | 65,282 | 54,624 | △16.3 | - |
| 四半期利益 | 49,988 | 40,321 | △19.3 | - |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 49,988 | 40,321 | △19.3 | - |
当第2四半期連結累計期間の地域別売上収益は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||||
| 地域 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) |
| 日本 | 102,412 | 101,235 | △1.1 | △1.1 |
| 欧州 | 68,307 | 77,181 | 13.0 | 5.2 |
| 米州 | 106,343 | 138,096 | 29.9 | 7.1 |
| 中国 | 30,124 | 38,371 | 27.4 | 8.0 |
| アジア他 | 37,449 | 48,430 | 29.3 | 14.3 |
| 海外計 | 242,225 | 302,080 | 24.7 | 7.8 |
| 合計 | 344,637 | 403,316 | 17.0 | 5.1 |
<売上収益>売上収益は、前年同期比17.0%増の4,033億円となりました。
日本は、COVID-19の第7波の影響を受けて医療需要の回復が遅れており、前年同期比1.1%の減収となりました。
海外は、医療需要の回復が進み、3つのカンパニーがそろって二桁以上伸長し、前年同期比24.7%の増収となりました。為替影響を除く伸長率で見ても、アジア他の14.3%を筆頭に全地域で伸び、海外計で7.8%となりました。
<利益>売上総利益は、増収効果により前年同期比11.1%増の2,070億円となりました。但し、インフレの影響を受けてコストは増加したため、売上伸長を下回る伸び率となりました。
また、前年度にはCOVID-19の影響により抑制されていた販売促進活動がほぼ平常化したことにより、調整後営業利益は、前年同期比5.0%減の704億円となりました。
同様に、営業利益、税引前四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、いずれも減益となりました。
なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。
調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
なお、前連結会計年度より、従来の「ホスピタルカンパニー」のセグメント名称を「メディカルケアソリューションズカンパニー」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。これに伴い、前第2四半期連結累計期間につきましても、変更後の名称で記載しております。
| (単位:百万円) | |||||
| 報告セグメントの名称 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 伸長率 (%) | 為替影響除く 伸長率(%) | |
| 心臓血管カンパニー | 売上収益 | 194,341 | 235,405 | 21.1 | 6.1 |
| (日本) | 25,005 | 24,917 | △0.4 | △0.4 | |
| (海外) | 169,335 | 210,487 | 24.3 | 7.1 | |
| メディカルケアソリューションズ カンパニー | 売上収益 | 91,961 | 93,805 | 2.0 | △1.1 |
| (日本) | 71,726 | 70,749 | △1.4 | △1.4 | |
| (海外) | 20,234 | 23,056 | 13.9 | △0.1 | |
| 血液・細胞テクノロジー カンパニー | 売上収益 | 58,210 | 73,980 | 27.1 | 11.6 |
| (日本) | 5,555 | 5,444 | △2.0 | △2.0 | |
| (海外) | 52,655 | 68,536 | 30.2 | 13.1 | |
<心臓血管カンパニー>日本は、COVID-19の第7波の影響により医療需要の回復が遅れており、前年同期比で若干の減収となりました。その中において、血管事業は新製品の効果により売上収益が大きく増えました。海外は、医療需要の回復・成長とともに、新製品が寄与した血管事業をはじめ、全事業が好調で、売上収益は前年同期比24.3%増となりました。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比21.1%増の2,354億円となりました。
<メディカルケアソリューションズカンパニー>日本は、ホスピタルケアソリューション事業の医薬品や癒着防止材、さらにファーマシューティカルソリューション事業が伸びましたが、医療需要の回復遅れが影響して、微減となりました。海外は、13.9%の増収と堅調でした。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比2.0%増の938億円となりました。
<血液・細胞テクノロジーカンパニー>日本は、医療需要の回復遅れが響いて減収となりました。海外は、アジア他等における輸血需要の回復、欧米のアフェレシス治療の好調な需要等が牽引して、前年同期比30.2%増の大幅な増収となりました。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比27.1%増の740億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間に、米国において原料血漿採取システムの販売を開始しました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は、1,852億円増加して1兆6,589億円となりました。これは主に、為替相場が円安に推移した影響及び生産設備や新ITシステムへの投資等により有形固定資産が345億円増加、のれん及び無形資産が681億円増加したことによるものです。
負債合計は、264億円増加して4,878億円となりました。これは主に、上記同様の為替の影響等により社債及び借入金が137億円増加、その他の流動負債が68億円増加したことによるものです。
資本合計は、1,588億円増加して1兆1,711億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により403億円増加、上記同様の為替の影響等に伴うその他の包括利益の計上により1,463億円増加した一方で、自己株式の取得により144億円減少、剰余金の配当により136億円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、603億円(前年同期は667億円の取得)となりました。税引前四半期利益546億円、減価償却費及び償却費344億円、法人所得税の支払額140億円が主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、316億円(前年同期は405億円の使用)となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出246億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出99億円が主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、379億円(前年同期は251億円の使用)となりました。自己株式の取得による支出144億円、配当金の支払額136億円が主な要因です。
また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により165億円増加した結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より73億円増加して2,126億円となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、297億円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。