四半期報告書-第19期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
(1) 経営成績の分析
(売上高・営業利益)
当社グループの当第3四半期連結累計期間において、航空機器、鉄道車両用機器は、新型コロナウイルスによる世界的な移動制限の影響が継続したため需要が減少しました。一方、産業用ロボット向け精密減速機は、自動車向けを中心とした設備投資の拡大を背景に高い需要が継続しました。また、建設機械向け油圧機器は、海外での需要を中心に堅調に推移しました。その結果、売上高は、前年同期比14,316百万円(7.2%)増加し214,117百万円となり、営業利益は、同1,970百万円(10.5%)増加し20,808百万円となりました。売上高営業利益率は9.7%となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
① コンポーネントソリューション事業
コンポーネントソリューション事業の売上高は、前年同期比22,615百万円(29.2%)増加し100,198百万円、営業利益は、同4,836百万円(40.7%)増加し16,703百万円となりました。
精密減速機は、自動車産業を中心とした世界的な設備投資が旺盛であり、産業用ロボット向けで高い需要が継続しました。また、一般産業向けも需要が拡大し、売上高は前年同期比で増加となりました。
建設機械向け油圧機器は、中国での第1四半期の高い需要に加え、欧米・東南アジア市場が引き続き好調に推移したことにより、売上高は前年同期比で増加となりました。
② トランスポートソリューション事業
トランスポートソリューション事業の売上高は、前年同期比9,437百万円(△16.5%)減少し47,869百万円、営業利益は、同992百万円(△21.0%)減少し3,728百万円となりました。
鉄道車両用機器は、新型コロナウイルスの影響により、海外向け案件の入札遅れや、国内の新車案件及びMRO(Maintenance, Repair, Overhaul)の需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少となりました。
航空機器は、民間航空機の大幅な減産の影響に加え、防衛装備品調達計画の谷間により需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少となりました。
商用車用機器は、国内外における需要が堅調に推移し、売上高は前年同期並みとなりました。
舶用機器は、国内外においてMROが堅調に推移し、売上高は前年同期比で増加となりました。
③ アクセシビリティソリューション事業
アクセシビリティソリューション事業の売上高は、前年同期比133百万円(△0.3%)減少し52,913百万円、営業利益は、同280百万円(5.7%)増加し5,193百万円となりました。
自動ドア事業は、プラットホームドアにおいて国内鉄道事業者の投資先送りの影響を受けたものの、国内外の建物用ドア需要が堅調に推移し、売上高は前年同期並みとなりました。
④ その他
その他の売上高は、前年同期比1,271百万円(10.7%)増加し13,137百万円、営業利益は、同653百万円(56.8%)増加し1,801百万円となりました。
包装機は、外食産業不振の影響により国内で需要は伸び悩む一方、海外の需要増加により、売上高は前年同期比で増加となりました。
⑤ 全社又は消去
前年同期には非事業用不動産(投資不動産)の売却益1,575百万円を計上していたことに加え、当第3四半期連結累計期間では増益に伴う外形標準課税の増加もあり、全社又は消去の営業利益は前年同期比2,807百万円減少し△6,617百万円となりました。
(税引前四半期利益)
金融収益は、主にハーモニック社の持分法適用除外に伴う評価益125,107百万円等により126,622百万円となりました。金融費用は、主に当第3四半期連結会計期間末の株価に基づく同社株式の評価損44,519百万円、及び過年度に計上した同社の新株予約権にかかる評価益の取崩2,546百万円等により47,187百万円となりました。持分法による投資利益は1,500百万円となりました。その結果、税引前四半期利益は101,743百万円と前年同期比81,004百万円(390.6%)の増益となりました。
(親会社の所有者に帰属する四半期利益)
以上の結果、法人所得税費用36,308百万円及び非支配持分に帰属する四半期利益2,357百万円を差引いた親会社の所有者に帰属する四半期利益は、63,078百万円と前年同期比50,056百万円(384.4%)の増益となりました。
また、基本的1株当たり四半期利益は前年同期比413.81円増加し、518.71円となりました。
(2) 財政状態の分析
(単位:百万円)
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は288,419百万円、非流動資産は194,558百万円であり、その結果、資産合計は482,978百万円と前連結会計年度末比131,254百万円の増加となりました。主な増加要因は、ハーモニック社の持分法適用除外に伴う株式の再評価、及び同社株式の一部売却にかかる代金を受領したことによる資産の増加158,450百万円(現金及び現金同等物 77,862百万円、売却目的で保有する資産 49,465百万円、その他の金融資産 49,465百万円、持分法で会計処理されている投資 △18,341百万円)によるものです。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は194,744百万円、非流動負債は39,661百万円であり、その結果、負債合計は234,405百万円と前連結会計年度末比94,323百万円の増加となりました。主な増加要因は、上記ハーモニック社株式の一部売却について、当第3四半期連結会計期間末においては売却先へのリスクと経済価値の移転が実質的には完了していないため、受領した代金77,862百万円をその他の金融負債として計上したこと、及び未払法人所得税の増加11,077百万円によるものです。主な減少要因は、社債及び借入金の減少13,158百万円です。
③ 資本
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は248,572百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分合計は234,718百万円と前連結会計年度末比36,687百万円の増加となりました。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益63,078百万円に伴う利益剰余金の増加です。主な減少要因は、自己株式の消却による利益剰余金の減少18,394百万円、及び配当による利益剰余金の減少8,800百万円です。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。) は、営業活動により獲得した資金29,753百万円、及びハーモニック社株式の一部売却にかかる資金の増加等を、主に借入金の返済、自己株式の取得、及び配当金の支払に充てた結果、115,335百万円と前連結会計年度末比50,669百万円の増加となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは29,753百万円の資金の増加となりました。主な増加要因は、四半期利益、減価償却費及び償却費、営業債権の減少です。一方、主な減少要因は、棚卸資産の増加、及び法人所得税の支払によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは67,514百万円の資金の増加となりました。主に、ハーモニック社株式の一部売却にかかる収入及び支出(投資有価証券の売却による収入、敷金及び保証金の差入による支出、敷金及び保証金の回収による収入)によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは48,038百万円の資金の減少となりました。主な減少要因は、借入金の返済、自己株式の取得、及び配当金の支払です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7,088百万円です。
(売上高・営業利益)
当社グループの当第3四半期連結累計期間において、航空機器、鉄道車両用機器は、新型コロナウイルスによる世界的な移動制限の影響が継続したため需要が減少しました。一方、産業用ロボット向け精密減速機は、自動車向けを中心とした設備投資の拡大を背景に高い需要が継続しました。また、建設機械向け油圧機器は、海外での需要を中心に堅調に推移しました。その結果、売上高は、前年同期比14,316百万円(7.2%)増加し214,117百万円となり、営業利益は、同1,970百万円(10.5%)増加し20,808百万円となりました。売上高営業利益率は9.7%となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
① コンポーネントソリューション事業
コンポーネントソリューション事業の売上高は、前年同期比22,615百万円(29.2%)増加し100,198百万円、営業利益は、同4,836百万円(40.7%)増加し16,703百万円となりました。
精密減速機は、自動車産業を中心とした世界的な設備投資が旺盛であり、産業用ロボット向けで高い需要が継続しました。また、一般産業向けも需要が拡大し、売上高は前年同期比で増加となりました。
建設機械向け油圧機器は、中国での第1四半期の高い需要に加え、欧米・東南アジア市場が引き続き好調に推移したことにより、売上高は前年同期比で増加となりました。
② トランスポートソリューション事業
トランスポートソリューション事業の売上高は、前年同期比9,437百万円(△16.5%)減少し47,869百万円、営業利益は、同992百万円(△21.0%)減少し3,728百万円となりました。
鉄道車両用機器は、新型コロナウイルスの影響により、海外向け案件の入札遅れや、国内の新車案件及びMRO(Maintenance, Repair, Overhaul)の需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少となりました。
航空機器は、民間航空機の大幅な減産の影響に加え、防衛装備品調達計画の谷間により需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少となりました。
商用車用機器は、国内外における需要が堅調に推移し、売上高は前年同期並みとなりました。
舶用機器は、国内外においてMROが堅調に推移し、売上高は前年同期比で増加となりました。
③ アクセシビリティソリューション事業
アクセシビリティソリューション事業の売上高は、前年同期比133百万円(△0.3%)減少し52,913百万円、営業利益は、同280百万円(5.7%)増加し5,193百万円となりました。
自動ドア事業は、プラットホームドアにおいて国内鉄道事業者の投資先送りの影響を受けたものの、国内外の建物用ドア需要が堅調に推移し、売上高は前年同期並みとなりました。
④ その他
その他の売上高は、前年同期比1,271百万円(10.7%)増加し13,137百万円、営業利益は、同653百万円(56.8%)増加し1,801百万円となりました。
包装機は、外食産業不振の影響により国内で需要は伸び悩む一方、海外の需要増加により、売上高は前年同期比で増加となりました。
⑤ 全社又は消去
前年同期には非事業用不動産(投資不動産)の売却益1,575百万円を計上していたことに加え、当第3四半期連結累計期間では増益に伴う外形標準課税の増加もあり、全社又は消去の営業利益は前年同期比2,807百万円減少し△6,617百万円となりました。
(税引前四半期利益)
金融収益は、主にハーモニック社の持分法適用除外に伴う評価益125,107百万円等により126,622百万円となりました。金融費用は、主に当第3四半期連結会計期間末の株価に基づく同社株式の評価損44,519百万円、及び過年度に計上した同社の新株予約権にかかる評価益の取崩2,546百万円等により47,187百万円となりました。持分法による投資利益は1,500百万円となりました。その結果、税引前四半期利益は101,743百万円と前年同期比81,004百万円(390.6%)の増益となりました。
(親会社の所有者に帰属する四半期利益)
以上の結果、法人所得税費用36,308百万円及び非支配持分に帰属する四半期利益2,357百万円を差引いた親会社の所有者に帰属する四半期利益は、63,078百万円と前年同期比50,056百万円(384.4%)の増益となりました。
また、基本的1株当たり四半期利益は前年同期比413.81円増加し、518.71円となりました。
(2) 財政状態の分析
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 (2020年12月31日) | 当第3四半期 連結会計期間末 (2021年9月30日) | 増減額 | |
| 資産 | 351,723 | 482,978 | 131,254 |
| 負債 | 140,083 | 234,405 | 94,323 |
| 資本 | 211,641 | 248,572 | 36,932 |
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は288,419百万円、非流動資産は194,558百万円であり、その結果、資産合計は482,978百万円と前連結会計年度末比131,254百万円の増加となりました。主な増加要因は、ハーモニック社の持分法適用除外に伴う株式の再評価、及び同社株式の一部売却にかかる代金を受領したことによる資産の増加158,450百万円(現金及び現金同等物 77,862百万円、売却目的で保有する資産 49,465百万円、その他の金融資産 49,465百万円、持分法で会計処理されている投資 △18,341百万円)によるものです。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は194,744百万円、非流動負債は39,661百万円であり、その結果、負債合計は234,405百万円と前連結会計年度末比94,323百万円の増加となりました。主な増加要因は、上記ハーモニック社株式の一部売却について、当第3四半期連結会計期間末においては売却先へのリスクと経済価値の移転が実質的には完了していないため、受領した代金77,862百万円をその他の金融負債として計上したこと、及び未払法人所得税の増加11,077百万円によるものです。主な減少要因は、社債及び借入金の減少13,158百万円です。
③ 資本
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は248,572百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分合計は234,718百万円と前連結会計年度末比36,687百万円の増加となりました。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益63,078百万円に伴う利益剰余金の増加です。主な減少要因は、自己株式の消却による利益剰余金の減少18,394百万円、及び配当による利益剰余金の減少8,800百万円です。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
(単位:百万円)
| 前第3四半期 連結累計期間 自 2020年1月1日至 2020年9月30日 | 当第3四半期 連結累計期間 自 2021年1月1日至 2021年9月30日 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 24,936 | 29,753 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △11,387 | 67,514 |
| フリーキャッシュ・フロー | 13,549 | 97,267 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △16,206 | △48,038 |
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。) は、営業活動により獲得した資金29,753百万円、及びハーモニック社株式の一部売却にかかる資金の増加等を、主に借入金の返済、自己株式の取得、及び配当金の支払に充てた結果、115,335百万円と前連結会計年度末比50,669百万円の増加となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは29,753百万円の資金の増加となりました。主な増加要因は、四半期利益、減価償却費及び償却費、営業債権の減少です。一方、主な減少要因は、棚卸資産の増加、及び法人所得税の支払によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは67,514百万円の資金の増加となりました。主に、ハーモニック社株式の一部売却にかかる収入及び支出(投資有価証券の売却による収入、敷金及び保証金の差入による支出、敷金及び保証金の回収による収入)によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは48,038百万円の資金の減少となりました。主な減少要因は、借入金の返済、自己株式の取得、及び配当金の支払です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7,088百万円です。