四半期報告書-第20期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

【提出】
2022/11/14 16:00
【資料】
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【項目】
40項目
(1) 経営成績の分析
(売上高・営業利益)
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、建設機械向け油圧機器において中国市場の需要低迷が継続したものの、精密減速機において産業用ロボット向けの高い需要により、売上高は218,932百万円となりました。営業利益については、主にコンポーネントソリューション事業における原材料価格及び物流費高騰等の影響、油圧機器での中国市場における売上減少による減益に加え、アクセシビリティソリューション事業では、コロナ影響により海外プラットホームドア案件において工期延長等によるコスト増加が発生し、11,484百万円となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
① コンポーネントソリューション事業
コンポーネントソリューション事業の売上高は、前年同期比1,322百万円(1.3%)増加し101,520百万円、営業利益は、同5,413百万円(△32.4%)減少し11,290百万円となりました。
精密減速機は、産業用ロボット向けで高い需要が継続したことに加え、半導体製造装置向けやEV製造設備関連でも高い需要があったことから、売上高は前年同期比で増加となりました。
建設機械向け油圧機器は、中国市場の需要低迷が継続したことに加え、第2四半期において上海市の都市封鎖(ロックダウン)により中国子会社の操業が一時停止したことにより、売上高は前年同期比で減少となりました。
② トランスポートソリューション事業
トランスポートソリューション事業の売上高は、前年同期比492百万円(1.0%)増加し48,360百万円、営業利益は、同94百万円(2.5%)増加し3,823百万円となりました。
鉄道車両用機器は、MRO(Maintenance, Repair, Overhaul)は堅調に推移したものの、国内及び海外市場において新車向け需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少となりました。
航空機器は、防衛省向けでの調達品納入遅延等の影響があったものの、民間航空機向けで需要が緩やかに回復し、売上高は前年同期並みとなりました。
商用車用機器は、顧客の生産調整による減産の影響を受けたものの、東南アジア市場の回復により、売上高は前年同期並みとなりました。
舶用機器は、造船・海運市場が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比で増加となりました。
③ アクセシビリティソリューション事業
アクセシビリティソリューション事業の売上高は、前年同期比4,246百万円(8.0%)増加し57,159百万円、営業利益は、同3,057百万円(△58.9%)減少し2,136百万円となりました。
自動ドア事業は、国内・海外ともに堅調に推移したことに加え、円安効果もあり、売上高は前年同期比で増加となりました。
④ その他
その他の売上高は、前年同期比1,245百万円(△9.5%)減少し11,892百万円、営業利益は、同1,235百万円(△68.6%)減少し565百万円となりました。
包装機は、製品売上・MROともに電子部品等の調達品遅れが継続したことにより、売上高は前年同期比で減少となりました。

(税引前四半期利益)
金融収益は、主に株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ(以下、「ハーモニック社」という。)株式の評価益1,437百万円(一部売却完了に伴う評価益4,872百万円、引続き保有する同社株式について当第3四半期連結会計期間末の株価で評価したことに伴う金融収益の減少△3,435百万円)、及び為替差益の発生等により3,369百万円となりました。金融費用は、157百万円となりました。持分法による投資利益は2,195百万円となりました。
その結果、税引前四半期利益は16,892百万円と前年同期比84,852百万円(△83.4%)の減益となりました。また、前年同期比減益となった主な要因は前年同期においてハーモニック社の持分法適用除外に伴う評価益(金融収益)125,107百万円を計上していたこと、及び同社の株価変動に伴う評価損(金融費用)が前年同期比44,519百万円減少したことによります。
(親会社の所有者に帰属する四半期利益)
以上の結果、法人所得税費用4,889百万円及び非支配持分に帰属する四半期利益1,381百万円を差引いた親会社の所有者に帰属する四半期利益は、10,622百万円と前年同期比52,456百万円(△83.2%)の減益となりました。
また、基本的1株当たり四半期利益は前年同期比430.19円減少し、88.52円となりました。
(2) 財政状態の分析
(単位:百万円)
前連結会計年度末 (2021年12月31日)当第3四半期
連結会計期間末
(2022年9月30日)
増減額
資産481,718414,545△67,173
負債226,723147,856△78,868
資本254,995266,69011,695

① 資産
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は210,906百万円、非流動資産は203,639百万円であり、その結果、資産合計は414,545百万円と前連結会計年度末比67,173百万円の減少となりました。主な増加要因は、棚卸資産の増加12,875百万円です。主な減少要因は、ハーモニック社株式の一部売却完了に伴う資産の減少72,990百万円(現金及び現金同等物 21,972百万円、売却目的で保有する資産44,519百万円、その他の金融資産(流動)6,499百万円)です。その他の減少要因は、営業債権の減少9,128百万円です。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は112,266百万円、非流動負債は35,590百万円であり、その結果、負債合計は147,856百万円と前連結会計年度末比78,868百万円の減少となりました。主な増加要因は、その他の債務の増加6,092百万円です。主な減少要因は、ハーモニック社株式の一部売却完了に伴うその他の金融負債の減少77,862百万円、及び未払法人所得税の減少18,381百万円です。
③ 資本
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は266,690百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分合計は251,950百万円と前連結会計年度末比12,039百万円の増加となりました。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益10,622百万円による利益剰余金の増加、及び在外営業活動体の換算差額等によるその他の資本の構成要素の増加10,402百万円です。主な減少要因は、配当9,385百万円等による利益剰余金の減少です。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
(単位:百万円)
前第3四半期
連結累計期間
自 2021年1月1日至 2021年9月30日
当第3四半期
連結累計期間
自 2022年1月1日至 2022年9月30日
営業活動によるキャッシュ・フロー29,7534,367
投資活動によるキャッシュ・フロー67,514△29,878
フリーキャッシュ・フロー97,267△25,511
財務活動によるキャッシュ・フロー△48,038△13,737

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。) は、主に設備投資、ハーモニック社株式の一部売却にかかる収入及び支出、及び配当金の支払により、78,432百万円と前連結会計年度末比34,339百万円の減少となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは4,367百万円の資金の増加となりました。主な増加要因は、四半期利益、減価償却費及び償却費等の非資金損益項目、及び営業債権の減少によるものです。一方、主な減少要因は、棚卸資産の増加、及び法人所得税の支払によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは29,878百万円の資金の減少となりました。主に、ハーモニック社株式の一部売却にかかる収入及び支出(敷金及び保証金の回収による収入、投資有価証券の売却価格の精算による支出)、及び有形固定資産の取得による支出によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは13,737百万円の資金の減少となりました。主な減少要因は、配当金の支払です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8,194百万円です。

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