四半期報告書-第93期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、政府の経済政策や米国経済の好景気などを背景に引き続き企業収益や雇用情勢の改善が続き穏やかな回復基調で推移いたしました。
一方、米中貿易摩擦が長期化する中、中国経済の減速等もあらわれはじめ世界経済は先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは引き続き売上高拡大に向け営業強化を図るとともに、既存顧客への更なる深耕、新規顧客の開拓、新製品の販売強化を図ってまいりました。
なお、第1四半期末におきまして、持分法適用会社でありました天昇アメリカコーポレーションの株式を追加取得し同社及びその子会社である天昇メキシココーポレーション、TMCロサリートを連結子会社としております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は131億3百万円(前年同四半期比13.5%増)となりました。損益面におきましては、生産設備の改善・更新による生産性の向上、徹底した工程改善、効率化等の原価低減を継続する中、自動車関連部品の売上が好調となりましたが、第1四半期連結累計期間に計上した天昇アメリカコーポレーション子会社化に伴うのれんの一括償却、新型自動車の量産開始に伴う先行経費の計上等もあり営業利益は7億9百万円(前年同四半期比26.3%減)となりました。営業外収益に為替差益、営業外費用に支払利息を計上したこと等により経常利益は7億40百万円(前年同四半期比21.1%減)、特別利益に国庫補助金、特別損失に固定資産圧縮損、子会社株式の段階取得に係る差損を計上したこと等により親会社株主に帰属する四半期純利益は4億31百万円(前年同四半期比31.8%減)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
日本成形関連事業
日本成形関連事業では、新型自動車の量産開始に伴い自動車関連部品の売上が好調に推移いたしました。自社商品群の雨水貯留浸透槽製品や医療廃棄物容器の売上は堅調に推移いたしました。この結果、売上高は117億95百万円(前年同四半期比7.1%増)、セグメント利益は自動車関連部品の売上は好調であったものの、多量の新型自動車の量産開始に伴う先行経費の計上等により、5億15百万円(前年同四半期比29.6%減)となりました。
中国成形関連事業
中国成形関連事業では、物流産業資材及び機構品部品を中心とした売上拡大に向け注力した結果、売上高は回復基調に推移し2億92百万円(前年同四半期比21.9%増)となりました。工場経費を中心とした徹底的な原価削減を進め、セグメント利益は24百万円(前年同四半期比194.5%増)となりました。
アメリカ成形関連事業
アメリカ成形関連事業では、機構品部品の売上が好調に推移し売上高は7億89百万円となりました。第1四半期連結会計期間において子会社化に伴うのれんを一括償却した結果、セグメント損失は6百万円となりました。
不動産関連事業
不動産関連事業では、相模原市、伊賀市、伊那市所在の賃貸建物及び二本松市所在の土地から構成されております。売上高は2億27百万円(前年同四半期比20.7%減)、セグメント利益は1億76百万円(前年同四半期比20.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、162億69百万円(前連結会計年度末比9億8百万円増)となりました。
流動資産は、現金及び預金28億72百万円(前連結会計年度末比2億8百万円減)、受取手形及び売掛金が27億75百万円(前連結会計年度末比7百万円増)等により84億26百万円(前連結会計年度末比4億11百万円増)となりました。
固定資産は、有形固定資産73億35百万円(前連結会計年度末比12億58百万円増)、投資その他の資産4億43百万円(前連結会計年度末比7億46百万円減)等により78億43百万円(前連結会計年度末比4億97百万円増)となりました。
②負債
負債合計は、101億58百万円(前連結会計年度末比1億16百万円増)となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金20億35百万円(前連結会計年度末比85百万円増)、電子記録債務27億54百万円(前連結会計年度末比4億92百万円増)、短期借入金2億円(前連結会計年度末比4億円減)等により71億64百万円(前連結会計年度末比17百万円減)となりました。
固定負債は、長期借入金21億22百万円(前連結会計年度末比2億4百万円増)等により29億93百万円(前連結会計年度末比1億34百万円増)となりました。
③純資産
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及びその他有価証券評価差額金等の変動、非支配株主持分の計上等により61億11百万円(前連結会計年度末比7億92百万円増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、14百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。