四半期報告書-第94期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、引き続き政府の各種政策効果により雇用・所得環境の改善が期待されますが、通商問題を巡る緊張、中国経済の先行き等の海外経済の影響に加え、消費税率引き上げ後の消費マインドの動向等に留意する必要があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは引き続き売上高拡大に向け営業強化、既存顧客への更なる深耕、新規顧客の開拓を図るとともに、新技術・新製品の開発強化、工程改善や生産効率の向上及び原価低減に積極的に取り組んでまいりました。
また、当社は2019年8月20日開催の取締役会において、タキロンシーアイ株式会社に対し第三者割当による自己株式の処分を実施することを決議し、2019年9月5日に自己株式処分が完了いたしました。
なお、2018年6月29日に行われた天昇アメリカコーポレーションとの企業結合について、前連結会計年度末において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は137億28百万円(前年同四半期比4.8%増)となりました。損益面におきましては、生産設備の改善・更新による生産性の向上、徹底した工程改善、効率化、省力化等の原価低減を継続し、営業利益は8億71百万円(前年同四半期比15.3%増)となりました。営業外費用に支払利息、為替差損を計上したこと等により経常利益は8億62百万円(前年同四半期比9.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億77百万円(前年同四半期比23.5%増)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
日本成形関連事業
日本成形関連事業では、引き続き自動車関連部品の売上が好調に推移いたしました。この結果、売上高は119億1百万円(前年同四半期比0.9%増)、セグメント利益につきましては、製造経費の減少等により5億70百万円(前年同四半期比10.6%増)となりました。
中国成形関連事業
中国成形関連事業では、物流産業資材及び機構品部品を中心とした売上拡大に向け注力した結果、売上高は3億23百万円(前年同四半期比10.6%増)となりました。工場経費を中心とした徹底的な原価削減を進め、セグメント利益は34百万円(前年同四半期比39.1%増)となりました。
アメリカ成形関連事業
アメリカ成形関連事業では、受注拡大に向け営業活動に注力した結果、テレビ部品、玩具、家具等に加え、医療機器関連の部品も好調に推移し、売上高は12億86百万円(前年同四半期比63.0%増)、セグメント利益は98百万円(前年同四半期比149.2%増)となりました。
不動産関連事業
不動産関連事業では、相模原市、伊那市の賃貸建物及び二本松市所在の土地から構成されております。売上高は2億17百万円(前年同四半期比4.3%減)、セグメント利益は1億69百万円(前年同四半期4.1%減)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、168億70百万円(前連結会計年度末比7億93百万円増)となりました。
流動資産は、現金及び預金31億54百万円(前連結会計年度末比1億80百万円増)、受取手形及び売掛金が25億64百万円(前連結会計年度末比2億6百万円減)、電子記録債権10億71百万円(前連結会計年度末比2億66百万円減)等により80億95百万円(前連結会計年度末比3億44百万円減)となりました。
固定資産は、有形固定資産81億66百万円(前連結会計年度末比11億52百万円増)、投資その他の資産4億75百万円(前連結会計年度末比8百万円減)等により87億75百万円(前連結会計年度末比11億37百万円増)となりました。
②負債
負債合計は、98億78百万円(前連結会計年度末比1億6百万円増)となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金18億93百万円(前連結会計年度末比33百万円減)、電子記録債務25億80百万円(前連結会計年度末比77百万円減)、営業外電子記録債務3億42百万円(前連結会計年度末比1億55百万円増)等により71億98百万円(前連結会計年度末比1百万円増)となりました。
固定負債は、長期借入金20億61百万円(前連結会計年度末比2億74百万円増)等により、26億79百万円(前連結会計年度末比1億5百万円増)となりました。
③純資産
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、為替換算調整勘定の変動、自己株式の処分を実施したこと等により、69億92百万円(前連結会計年度末比6億86百万円増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、11百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。