四半期報告書-第78期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/07 10:12
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、雇用や所得環境の改善が継続し緩やかに拡大しましたが、海外経済の減速や自然災害の影響などから主に製造業の景況感が悪化しました。
当社グループの主要市場である産業用機械や中国スマートフォン市況は、米中貿易摩擦などによる中国経済の落ち込みや世界的な半導体メーカーの設備投資抑制が影響し低迷が継続しました。通信機器市場は、新規格無線LAN用新製品の本格量産が始まったものの、米国における放送視聴者のニーズが従来の衛星放送からインターネット配信サービスへ移行したことにより、当社グループの製品を搭載した通信機器需要が減少したほか、移動体通信基地局向け製品では在庫調整が長期化し低調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高66億50百万円(前年同期比13.8%減少)、営業損失3億53百万円(前年同期は1億76百万円の利益)、経常損失3億52百万円(前年同期は2億14百万円の利益)となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純損失は、経常損失に加え、主に米国におけるフィルムコンデンサの取引価格に関する訴訟対応費用1億17百万円を特別損失に計上し、繰延税金資産の取り崩しの影響1億81百万円を法人税等調整額に計上した結果、6億94百万円(前年同期は18百万円の利益)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりです。なお、第1四半期連結会計期間より、各製品の事業戦略をより明確にし、その事業戦略を達成するため当社グループ内の組織再編を行い、報告セグメントの区分方法を変更しています。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりです。前第3四半期連結累計期間と当第3四半期連結累計期間との比較分析は、変更後の区分に基づいています。
[パワーエレクトロニクス事業]
当セグメントの売上高は、29億73百万円(前年同期比18.4%減少)となりました。
電磁波ノイズ対策事業の中のノイズ測定事業は、他社とのアライアンスによる業務範囲の拡大などにより増加しましたが、半導体メーカーの設備投資抑制や中国経済の落ち込みなどにより、産業用機械、装置に使用されるノイズフィルタやコンデンサが減少し、セグメント全体では売上高が減少しました。
営業損失は、売上高の減少により1億70百万円(前年同期は56百万円の利益)となりました。
[情報通信事業]
当セグメントの売上高は、37億59百万円(前年同期比11.1%減少)となりました。
自動車や通信端末などに使用される厚膜印刷基板は、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大により自動車用は増加しましたが、通信端末用は中国経済の落ち込みなどにより減少しました。通信機器に使用される積層誘電体フィルタは、主に米国衛星放送と移動体通信基地局用途が減少、またマイカコンデンサは半導体市況の低迷や大型案件の減少により減少し、セグメント全体では売上高が減少しました。
営業損失は、売上高の減少により1億94百万円(前年同期は1億20百万円の利益)となりました。

財政状態につきましては、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前期末に比べ8億51百万円減少し、120億29百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少等により、前期末に比べ7億49百万円減少し60億36百万円となりました。固定資産は、設備の償却が進んだこと等により、前期末に比べ1億2百万円減少し59億92百万円となりました。
負債は、繰延税金資産の取り崩しにより繰延税金資産と相殺表示していた繰延税金負債が増加しましたが、賞与引当金の減少等により、前期末に比べ20百万円減少し25億95百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上および配当金の支払等により、前期末に比べ8億31百万円減少し94億33百万円となりました。
これらの結果、自己資本比率は、前期末から1.3ポイント低下の78.4%となり、1株当たり純資産額は、前期末に比べ53円28銭減少し604円77銭となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は4億58百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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