有価証券報告書-第120期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/23 14:03
【資料】
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【項目】
131項目
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当連結会計年度
(2017年3月31日)
繰延税金資産
減損損失5,980百万円5,151百万円
退職給付に係る負債4,849 〃5,118 〃
繰越欠損金892 〃1,675 〃
貸倒引当金1,216 〃1,328 〃
研究開発費553 〃525 〃
有価証券評価損505 〃372 〃
その他引当金4,440 〃3,757 〃
その他4,461 〃4,547 〃
繰延税金資産小計22,900百万円22,476百万円
評価性引当額△10,747 〃△10,622 〃
繰延税金資産合計12,152百万円11,853百万円
繰延税金負債
土地評価差額△1,321百万円△1,321百万円
投資有価証券△700 〃△700 〃
圧縮記帳積立金△477 〃△464 〃
無形固定資産評価差額△447 〃△346 〃
その他有価証券評価差額金△139 〃△84 〃
買換資産積立金△87 〃△84 〃
その他△810 〃△792 〃
繰延税金負債合計△3,984百万円△3,794百万円
繰延税金資産の純額8,168百万円8,059百万円

(注)前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれている。
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当連結会計年度
(2017年3月31日)
流動資産-繰延税金資産5,872百万円6,095百万円
固定資産-繰延税金資産3,095 〃2,905 〃
流動負債-その他△9 〃△23 〃
固定負債-繰延税金負債△789 〃△917 〃

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当連結会計年度
(2017年3月31日)
法定実効税率33.0%30.8%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目2.9〃2.1〃
受取配当金等永久に益金に算入されない項目△6.5〃△6.4〃
評価性引当額の増減△1.6〃△1.9〃
受取配当金の連結消去6.2〃7.0〃
税額控除△6.3〃△4.9〃
その他△3.7〃7.7〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率24.0〃34.4〃

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律」(平成28年法律第85号)及び「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律」(平成28年法律第86号)が2016年11月18日に国会で成立し、消費税率の10%への引上げ時期が2017年4月1日から2019年10月1日に延期された。これに伴い、地方法人特別税の廃止及びそれに伴う法人事業税の復元、地方法人税の税率改正、法人住民税法人税割の税率改正の実施時期も2017年4月1日以後に開始する連結会計年度から2019年10月1日以後に開始する連結会計年度に延期された。
繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率に変更はないが、国税と地方税の間で税率の組替えが発生する結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は140百万円減少し、法人税等調整額は同額増加している。