四半期報告書-第91期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間においては、世界的な半導体の供給不足に加え、東南アジアでの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社がお取引先から調達している部品の供給制約が継続し、米国及び国内の生産拠点において生産調整や操業の一時停止を余儀なくされました。これらの影響により、売上収益は2兆75億円と前年同期比673億円(3.2%)の減収となりました。
利益面についても、販売奨励金の抑制を行ったほか為替変動による増益効果等があったものの、自動車売上台数の減少や原材料価格の高騰等により、営業利益は772億円と前年同期比211億円(21.4%)の減益、税引前四半期利益は913億円と前年同期比144億円(13.7%)の減益となりました。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益も629億円と前年同期比113億円(15.3%)の減益となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの状況は以下のとおりです。
① 自動車事業部門
当社がお取引先から調達している部品の供給制約が継続し、米国及び国内の生産拠点において生産調整や操業の一時停止を行ったこと等から、当第3四半期連結累計期間の売上台数は、海外は48.2万台と前年同期比7.9万台(14.2%)の減少、国内は6.6万台と前年同期比0.4万台(5.1%)の減少となりました。
以上の結果、海外と国内の売上台数の合計は54.8万台と前年同期比8.3万台(13.1%)の減少となり、売上収益は1兆9,573億円と前年同期比442億円(2.2%)の減収となりました。また、セグメント利益は、750億円と前年同期比255億円(25.4%)の減益となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の地域別の売上台数は以下のとおりです。
② 航空宇宙事業部門
民間向けの航空機需要が前期に引き続き停滞していることに加え、防衛省向けの哨戒機「P-1」及び輸送機「C-2」の生産が減少したこと等により、売上収益は466億円と前年同期比229億円(32.9%)の減収となりました。セグメント損失は、25億円と前年同期比34億円(57.8%)改善しました。
③ その他事業部門
売上収益は36億円と前年同期比2億円(5.6%)の減収となりました。セグメント利益は、46億円と前年同期比11億円(30.6%)の増益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、3兆3,938億円と前期末に比べ179億円の減少となりました。主な要因は、配当及び保証修理費の支払い等により「現金及び現金同等物」が928億円減少したこと、部品及び原材料在庫が増加したこと等により「棚卸資産」が496億円増加したこと、「その他の金融資産」が205億円増加したこと等です。
負債は、1兆5,486億円と前期末に比べ767億円の減少となりました。主な要因は、製品保証を中心とした「引当金」が779億円減少したこと、調達部品の供給制約を受けた自動車生産台数の減少により「営業債務及びその他の債務」が197億円減少したこと、社債の発行等により「資金調達に係る債務」が110億円増加したこと等です。
資本は、1兆8,452億円と前期末に比べ588億円の増加となりました。主な要因は、有価証券評価差額金等により「その他の資本の構成要素」が380億円増加したこと、四半期利益の計上及び配当金の支払いにより「利益剰余金」が199億円増加したこと等です。
(百万円)
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、8,146億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は859億円(前年同四半期連結累計期間は1,806億円の増加)となりました。主な要因は、減価償却費及び償却費1,682億円、税引前四半期利益913億円、棚卸資産の増加429億円、引当金及び従業員給付に係る負債の減少757億円、その他の減少271億円、法人所得税の支払額223億円等です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は1,269億円(前年同四半期連結累計期間は2,197億円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出(売却による収入との純額)792億円、無形資産の取得及び内部開発に関わる支出576億円等です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は746億円(前年同四半期連結累計期間は249億円の増加)となりました。主な要因は、親会社の所有者への配当金の支払額428億円、リース負債の返済による支出426億円等です。
(百万円)
(4) 経営方針、経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針、経営戦略等の内容について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体での研究開発支出は869億円、要約四半期連結損益計算書に計上されている研究開発費は777億円です。
(7) 生産の実績
世界的な半導体の供給不足及び東南アジアでの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社がお取引先から調達している部品の供給制約が継続し、米国及び国内の生産拠点において生産調整や操業の一時停止を行いました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における自動車セグメントの海外と国内の生産台数の合計は54.9万台と前年同期比10.6%の減少となりました。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間においては、世界的な半導体の供給不足に加え、東南アジアでの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社がお取引先から調達している部品の供給制約が継続し、米国及び国内の生産拠点において生産調整や操業の一時停止を余儀なくされました。これらの影響により、売上収益は2兆75億円と前年同期比673億円(3.2%)の減収となりました。
利益面についても、販売奨励金の抑制を行ったほか為替変動による増益効果等があったものの、自動車売上台数の減少や原材料価格の高騰等により、営業利益は772億円と前年同期比211億円(21.4%)の減益、税引前四半期利益は913億円と前年同期比144億円(13.7%)の減益となりました。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益も629億円と前年同期比113億円(15.3%)の減益となりました。
| (単位 金額:百万円、比率:%) | |||||
| 売上収益 | 税引前 四半期利益 | 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 為替レート | ||
| 営業利益 | |||||
| (利益率) | (利益率) | (利益率) | |||
| 2022年3月期第3四半期 | 2,007,514 | 77,186 | 91,250 | 62,868 | 111円/米ドル |
| (3.8) | (4.5) | (3.1) | 131円/ユーロ | ||
| 2021年3月期第3四半期 | 2,074,829 | 98,254 | 105,686 | 74,205 | 106円/米ドル |
| (4.7) | (5.1) | (3.6) | 122円/ユーロ | ||
| 増減 | △67,315 | △21,068 | △14,436 | △11,337 | |
| 増減率 | △3.2 | △21.4 | △13.7 | △15.3 | |
当第3四半期連結累計期間のセグメントの状況は以下のとおりです。
| (単位 金額:百万円、比率:%) | ||||||||
| 売上収益 | セグメント利益 | |||||||
| 2021年3月期 | 2022年3月期 | 増減 | 増減率 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 増減 | 増減率 | |
| 第3四半期 | 第3四半期 | 第3四半期 | 第3四半期 | |||||
| 自動車 | 2,001,564 | 1,957,335 | △44,229 | △2.2 | 100,541 | 75,009 | △25,532 | △25.4 |
| 航空宇宙 | 69,491 | 46,616 | △22,875 | △32.9 | △5,883 | △2,481 | 3,402 | 57.8 |
| その他 | 3,774 | 3,563 | △211 | △5.6 | 3,488 | 4,555 | 1,067 | 30.6 |
| 調整額 | - | - | - | - | 108 | 103 | △5 | △4.6 |
| 合計 | 2,074,829 | 2,007,514 | △67,315 | △3.2 | 98,254 | 77,186 | △21,068 | △21.4 |
| (注)1.売上収益は、外部顧客への売上収益です。 | ||||||||
| 2.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去です。 | ||||||||
① 自動車事業部門
当社がお取引先から調達している部品の供給制約が継続し、米国及び国内の生産拠点において生産調整や操業の一時停止を行ったこと等から、当第3四半期連結累計期間の売上台数は、海外は48.2万台と前年同期比7.9万台(14.2%)の減少、国内は6.6万台と前年同期比0.4万台(5.1%)の減少となりました。
以上の結果、海外と国内の売上台数の合計は54.8万台と前年同期比8.3万台(13.1%)の減少となり、売上収益は1兆9,573億円と前年同期比442億円(2.2%)の減収となりました。また、セグメント利益は、750億円と前年同期比255億円(25.4%)の減益となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の地域別の売上台数は以下のとおりです。
| (単位 台数:万台、比率:%) | |||||
| 2021年3月期 | 2022年3月期 | 増減 | 増減率 | ||
| 第3四半期 | 第3四半期 | ||||
| 国内合計 | 7.0 | 6.6 | △0.4 | △5.1 | |
| 登録車 | 5.5 | 5.4 | △0.1 | △1.5 | |
| 軽自動車 | 1.5 | 1.2 | △0.3 | △18.4 | |
| 海外合計 | 56.1 | 48.2 | △7.9 | △14.2 | |
| 北米 | 49.5 | 41.1 | △8.4 | △17.0 | |
| 欧州・ロシア | 1.2 | 1.5 | 0.3 | 25.1 | |
| 豪州 | 2.1 | 2.7 | 0.6 | 27.9 | |
| 中国 | 2.0 | 1.1 | △0.9 | △45.7 | |
| その他地域 | 1.3 | 1.9 | 0.5 | 40.6 | |
| 総合計 | 63.1 | 54.8 | △8.3 | △13.1 | |
② 航空宇宙事業部門
民間向けの航空機需要が前期に引き続き停滞していることに加え、防衛省向けの哨戒機「P-1」及び輸送機「C-2」の生産が減少したこと等により、売上収益は466億円と前年同期比229億円(32.9%)の減収となりました。セグメント損失は、25億円と前年同期比34億円(57.8%)改善しました。
③ その他事業部門
売上収益は36億円と前年同期比2億円(5.6%)の減収となりました。セグメント利益は、46億円と前年同期比11億円(30.6%)の増益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、3兆3,938億円と前期末に比べ179億円の減少となりました。主な要因は、配当及び保証修理費の支払い等により「現金及び現金同等物」が928億円減少したこと、部品及び原材料在庫が増加したこと等により「棚卸資産」が496億円増加したこと、「その他の金融資産」が205億円増加したこと等です。
負債は、1兆5,486億円と前期末に比べ767億円の減少となりました。主な要因は、製品保証を中心とした「引当金」が779億円減少したこと、調達部品の供給制約を受けた自動車生産台数の減少により「営業債務及びその他の債務」が197億円減少したこと、社債の発行等により「資金調達に係る債務」が110億円増加したこと等です。
資本は、1兆8,452億円と前期末に比べ588億円の増加となりました。主な要因は、有価証券評価差額金等により「その他の資本の構成要素」が380億円増加したこと、四半期利益の計上及び配当金の支払いにより「利益剰余金」が199億円増加したこと等です。
(百万円)
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2021年12月31日) | 増減 | |
| 資産合計 | 3,411,712 | 3,393,766 | △17,946 |
| 負債合計 | 1,625,329 | 1,548,581 | △76,748 |
| 資本合計 | 1,786,383 | 1,845,185 | 58,802 |
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、8,146億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は859億円(前年同四半期連結累計期間は1,806億円の増加)となりました。主な要因は、減価償却費及び償却費1,682億円、税引前四半期利益913億円、棚卸資産の増加429億円、引当金及び従業員給付に係る負債の減少757億円、その他の減少271億円、法人所得税の支払額223億円等です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は1,269億円(前年同四半期連結累計期間は2,197億円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出(売却による収入との純額)792億円、無形資産の取得及び内部開発に関わる支出576億円等です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は746億円(前年同四半期連結累計期間は249億円の増加)となりました。主な要因は、親会社の所有者への配当金の支払額428億円、リース負債の返済による支出426億円等です。
(百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) | 増減 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 180,578 | 85,944 | △94,634 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △219,734 | △126,916 | 92,818 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 24,869 | △74,574 | △99,443 |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 824,744 | 814,573 | △10,171 |
(4) 経営方針、経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針、経営戦略等の内容について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体での研究開発支出は869億円、要約四半期連結損益計算書に計上されている研究開発費は777億円です。
(7) 生産の実績
世界的な半導体の供給不足及び東南アジアでの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社がお取引先から調達している部品の供給制約が継続し、米国及び国内の生産拠点において生産調整や操業の一時停止を行いました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における自動車セグメントの海外と国内の生産台数の合計は54.9万台と前年同期比10.6%の減少となりました。
| セグメントの名称 | 当第3四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) | 前年同期比 |
| 自動車 小型・普通自動車(万台) | 54.9 | △10.6% |